ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ロトイティ&マウント・マウンガヌイ旅行記終了、そして発見

2014-10-16 | 旅行
50時間の大停電を挟んで延々続けた
ロトイティ&マウント・マウンガヌイ旅行記
とうとう終了しましたぁ


リンクを貼っておきまーす!(自分の検索用に
ロトイティ&マウント・マウンガヌイ行:プタルル
ロトイティ&マウント・マウンガヌイ行:VR ロトルア・レイク・リゾート
ロトイティ&マウント・マウンガヌイ行:マウアオ
ロトイティ&マウント・マウンガヌイ行:マウント早歩き
ロトイティ&マウント・マウンガヌイ行:タウランガ港
ロトイティ&マウント・マウンガヌイ行:コテージカフェ



家の近所に新しい店ができているのを発見



ずっと空室になっていて「何が入居するのかなー」と思ってましたが、

パン屋
移住以来、
「近くにおいしいパン屋があったらなー」
と思いつづけて早10年


期待も高まるってもんじゃないですか

しかも、かーなーり好きなドイツパン
さっそくライ麦パンを買ってきました
小さい方は明日の朝用


ライ麦の方はチーズとちょこっと食べちゃいました。



んまっ


たくさん種類があったので、全品制覇を目指そうか
スイーツもフワフワベタベタ系ではない硬派な感じで
期待大



今週末は草月展

お天気になるといいですね


日本映画祭もとうとう実現
楽しみ~
公式サイト


なんだかんだと言いつつ、ここのところ旅行続きで停電もあり
仕事は巻き巻き
来週にかけて突っ走りまする~


ロトイティ&マウント・マウンガヌイ行:コテージカフェ

2014-10-15 | カフェ
今までの経験から、街が一定規模ありながら
ご飯難民になる確率ナンバーワン
ロトルア(笑)


街の大きさと店の多さに頼ってテキトーに選ぶと
これがまたことごとくテキトーな
ロトルア(笑)


次に来た時に
その店がなくなっている確率もナンバーワン
ロトルア(笑)


と、前回かなり正直に書いてますが
前回同様、今回も迷わずここへ。

ケーパーズ・エピキュリアン


ファミレス風だろうがなんだろうが

開いててよかった
の朝から夜までの長~い営業時間
(※NZでは重要ポイント


やや早めだったので迫り来る蒼い夕闇が美しい。



後にオールブラックス戦の再放送が控えていたこともあり

今回もカウンターフードからちゃちゃっとチョイス


これだけの充実度

メニューから選ばなくてもいろいろ楽しめます。


で、結果こんなに大盛りに

旅先でここまで野菜が摂れたら
大大大満足


サラダは1皿で3つ選べます。
クスクス・サラダ
いかにも地中海風なアルジェリアン・サラダ
手前のケール・ベーコン・カリフラワー・サラダ

ケールとカリフラワーって色味も味もこんなに合うんですね~
1人独占でもう1皿頼みたいぐらいおいしかったです。


前回迷って見送ったポーク

マンゴなどフィリングがぎっしり。
これも山盛りのサラダ付き


おいしかったものの、やはり私にはこの量のお肉はもうムリで
(※翌朝まで胃もたれしました)
次回はサラダ三昧にすることを心に誓いました。


写真は忘れましたが、これにチーズケーキ&コーヒー
ワインもしっかり(笑)
オールブラックス戦にもきっちり間に合いました。


アルジェリアン・サラダといい、クスクスのバリエといい、
地中海でもアフリカ側のかほり。そっち系のシェフがいるのか?
前回のサラダとは全く違っていて、何度も来なくちゃ



翌日はホテルをチェックアウトしたあと、まっすぐマウントへ
ブランチをどうするか


一応、事前にググり倒してみたものの、店の数は驚くほど多いのに
どーもこーもピンとくるものがない


観光地の宿命なのか、どうしても観光客向けの印象が目に付いて
「これぐらいこジャレてオサレなら十分だろー」的な?
受ける側としては、どうにもこうにもそそられず


消去法でいくつか候補を挙げておいたら、夫があっさり、
「ココにしよう

月刊NZ(フリーペーパー)の特集に出ていた店へ。
マウント・マウンガヌイを選んだこと自体、特集のおかげ。


そうと決まればレッツゴー

いきなり着いて
いきなりキッチンの
コテージカフェ


記事で紹介されていたとおり、ステキなガーデン

藤棚が満開でした。


多肉もありまくり(笑)



何年もかけて丹精してきたんでしょうね。



誰が描いたんだろう?

思わず笑顔になってしまいます。


奥には遊び場もあって、周りの緑も丁寧に手入れされています。



「ねぇねぇ、この記事見た?取材受けたでしょ?」
1人で店番をしていたオーナーのパットに声をかけると、
「えっもう出たの?見てないわ。」


その後はドドドドーっとおしゃべりに流れ、雑誌は進呈。
記事を訳してほしいと紙とペンを渡され、

マフィンとコーヒーを目の前にウンウンウンウンの私
真剣に老眼がほしいと思いましたよ(自爆)
夫は夫で仕事の連絡が入り、パソコン持ち込んで仕事開始


こんな緑の下でコーヒー飲み飲み、

けっきょくのところは、いい時間


偶然そこにあるものはなにひとつなく、

すべてパットが心を込めて形にし


手入れしたもの



押し付けがましくないさりげなさが

なんともなごみます。


花びらがびみょ~なことになってる

猫ちゃん


訳も終わり、パットに喜んでもらえました。

これも彼女作かな?


お礼に使っていたボールペンをもらってしまいました。



家に帰ってからよくよく見たら
コテージカフェ 創業20周年
1992年11月16日―2012年11月16日


とあります。それからまた2年、今年は創業22年なんですね


肝心のお店の写真を撮るのを忘れてしまい、ざ、残念
ガーデンは真似したいヒントがたくさんある、なごみ空間でした。
私もがんばろーっと


パットから帰り道に立ち寄るのにいい場所を教えてもらいながらも、
タウランガ港を出たあと余り時間もなく、寄れませんでした。
どちらもステキな場所で、
ぜひ次回にでも


街道沿いのカティカティという場所で閉店直前の

パン屋兼カフェに滑り込みセーフ


店内のプランター



その中にこんな小さいレモンの木(高さ30cmほど)があり

実もなっていたのでビックリ
肥料のなせる技なのか?


ここで一息ついてあとは一路オークランドへ
マウント・マウンガヌイから見た美しい景色を胸に



またいつか

(完)


ロトイティ&マウント・マウンガヌイ行:タウランガ港

2014-10-14 | 旅行
イケイケのビーチ、マウント・マウンガヌイではあまり
することがぬぁぁぁい
私たちですが、


ちょっとクルマで移動したこちらには

興味津々


こっ、これに



えぇ、これなんですよー



この材木で家でも建てる

と言うわけではもちろんなく、


タウランガ港

NZ第2位のコンテナ港


ここに来てみたかったんです。



道路脇に立っているだけで、次から次へと



大型車がやってきて



どんどんゲートに吸い込まれていきます。



従業員なのか自家用車もけっこうな数。



超大型コンテナ船の航行時間は潮の干満など諸条件もあるそうですが

見ている限りはひっきりなしの往来でした。


産業丸太を積んだログトラックが目に付きます。

これは三連結でした


この迫力、轟音、振動

(※音声を消してお送りしております)



ドライバーはですな


視界いっぱいリアルサイズの

動くトミカ


子どもたちが小さい頃に集めていたようなのが



そこいらじゅうを走り回ってます



あれから15年以上経って

ママが1人で


大・興・奮



キャタピラなど外車のせいか



さらに迫力あります



工事車や補修車も走ってます。

小さい男の子がいたら、こんなにいい場所そうそうない


どうも私は

連結車に弱い


運転したり、バックしたり、車庫入れしたりするドライバー

心から尊敬します


タウランガ港は攻めの経営で知られ

オークランド港はそのビジネスモデルを真似ようとして
港湾労働者の全面ストをくらい
失敗
設備拡張など問題山積のまま取扱量が増え続けています。


タウランガは人的、資金的経営資源も豊富なようで



まだまだ潜在性が高そうですねー

対中輸出の減速などをどう乗り切っていくのか
今後の経営方針にも興味が尽きません。


しかし、まぁ、なんちゅーか

男の世界ですな


労働者向けのランチバーはあってもカフェらしきものはなく
コーヒーブレイクは諦めて、とりあえず帰路へ。


(つづく)

春休み終了

2014-10-13 | 息子通信
昨日で春休みが終わり、今日から4学期
善(17歳)にとっては最後の学期。
これが終われば卒業です。


2週間の春休みは、しっかり旅行しました
親が


本人は学校の友だちと離島のワイヘキへ行ったり
カード仲間と出かけたり試合に出たり、
新聞配達のアルバイトをしたり、走ったりといつもどおり。


最後の週末2日間はマジック・ザ・ギャザリングのプロツアーがあり、
様子が実況中継されるため、この週末だけは
目覚ましを8時にセットして早起き
(※休み中は毎日、昼頃起きていたのに~)


朝からパソコンにかじりつきで見入っていました。
開催地ホノルルとNZとの時差は実に23時間!
(※あちらは前日ですが)


プロツアーは善がサンディエゴに招待されたように招待試合です。
招待されなけりゃ、見るっきゃありません
今回は善の仲間の1人が参加しています。


土曜日は、親は2人ともボランティアで不在。
4時近くに戻ったら、
朝からなにも食べていないというこの事実
どんだけオタクなの~


フレンチトーストを作ったらぺロリ
その3時間後の夕食もぺロリ
自分で用意しなくていいなら、なんでもいいようで


日曜日は、親は2人ともココ
昼近くに戻ったら、案の定
朝からなにも食べていないというこの事実


レンチンすれば食べられるように、あれこれ用意していったのに!
お土産のイタリアン・ドーナツを部屋に持ち込んで再びシーン
4時頃になって、キッチンでガサガサする音。
「やっと食べる気になったの?」


その後、夕食を作りにキッチンに行くとゴミ箱にあったのは・・・・




冷凍枝豆の空袋


どうやって食べたの?
レンチン?
自然解凍?
まさか、
そのまま?????


朝起きてから夕食までの食事が
ドーナツと枝豆って
どんだけオタクなの~


冷凍野菜はNZで手に入れるのが難しいレンコンとゴボウ以外
食べることがない家ですが、善だけは枝豆ご所望
袋が捨ててあるのを見かけてもどうやって食べているのかは
ナゾ


そんな不思議なティーンエイジャーとの日常も昨日で終わり、
また大人2人+猫2匹のいつもの生活に戻りました。


朝ランはきっちり5km
ちょっとカラダが重く感じたので、明日も走ろう会


ラン少々
家事少々
仕事少々
多肉少々

という1日でした。


アボカドの花が咲きました

初めて見た花


今までほとんど興味を持ったことがなかったのに



最近気になる



ハンギング・バスケット



簡単そうなゼラニウムで始めてみようかな~

@オトロハンガ


ボッテガ

2014-10-12 | 料理・食べ物・外食
今日はちょっとアウェイなエリアへ



古い建物がたくさんあって、アガります

このビルは築100年
これから取り掛かるんであろう耐震構造、ぜひがんばってー


そんなエリアとは・・・・




ちょっとバックがアレ?


ホントはこうなんですけどね



私の中でキングスランドと言えば

NZラグビーのメッカ
イーデンパーク


その目の前の

キングスランド駅


試合の前後に繰り広げられる、
壮大な飲み

このバーは特に大き~い


古風な門構えながら

中は完全な飲み空間


シチズンパーク・キングスランド

実はめちゃ新しく、2013年開業でした。


ビジネスアワーズ(営業時間)ではなく

トレーディング(商い)と言っちゃうところがオサレ


この大きさ

オールブラックスの試合の日とかは超盛り上がるんでしょうね。
(※平日はどうしているのか、というのは置いといて・・・・)


こちらのバーは通りからも、ガラス越しにイーデンパークが見えます。



これもスゴい

ヒストリカルビル(歴史的建造物)+飲み+この規模


今はキングスランダーというバーが入居してますが

元は1913‐1926年に建てられた食料雑貨店で、
一時はオークランド一の賑わいを誇っていたそうな
これも早くから鉄道があったおかげだったようです。


隣接する飼料専門店はネクターというバーになっていて

入り口のウォールガーデンが圧巻


ここもイーデンパークが見下ろせるらしいです。

飲み系はとんと行かないので全く知らず。


ヒストリカルビルを上手く使っている街



唯一目に止まった中華まで

古色蒼然


オールド&ニューが混在しているところが

プチ・ポンソンビーな感じ


ポンソンビーにありがちな

新しいアパート


飲みは飲みでもカフェカルチャーがあるのもポニーっぽい

ロースタリーの直営カフェ
かなり混み合ってました。


ここも有名ですよね?

フリッジ


でも今日のお目当てはこちら

ボッテガ


ボッテガと言えばヴェネタですが、オークランドでは

パン屋
(笑)


イタリアンがクロワッサンを作ると

こーなる


パン・オ・レザンも

こーなる
左はボロネーズタルト


イタリアンですから

コーヒーもまちがいなく


夫は追加でカスタードコロネ



どれもしっとり+しっかりなテクスチャーで
フレンチのサクサクとはちがった美味しさ


店内常時満席で写真はナシですが
満場一致で
再訪即決


持ち帰りと友人へのおみやげにアレコレ買いこみ、
なかなかの充実度。


この界隈は歩いているだけでも楽しいし



見飽きることのない古い建物も多いし



家具のレストレーションは見ているだけでもワクワク

(※右がビフォア、左がアフター)


この店は次回に要チェック



古いビルに似つかわしい由緒正しそうなテナント

正統派バーバーショップ


ぜひまた来ましょう



そもそもボッテガはグラブワンで2枚買いしたので

ホントに早々に再訪しますわ(笑)


ロトイティ&マウント・マウンガヌイ行:マウント早歩き

2014-10-11 | 旅行
過呼吸のまま



マウアオ下山



すぐ下にキャンプ場がありました。

私には一生縁がなさそうな場所


ここからはマウントと呼ばれる、マウント・マウンガヌイ早歩き
高層マンション?コンドミニアム?

NZの他の場所では見かけない建物
なんだか味気ない
と思ってしまうけれど、これがまさに一等地なんでしょうね。


こちらはホテル

ビーチの真正面。満室でした。




オンシーズンのときは営業しているらしいワゴン


今はただのディスプレーでした。



こちらは営業中のサーファー御用達っぽいカフェ

波型になっている懲りよう


お隣さんは休業中



そのまま

マウントの江ノ島


モトゥリキへ


野鳥が巣作りをしているので犬立ち入り禁止
どんなトリに会えるんだろう
と期待してたら・・・・・



会えたのは

ひときわ大きいトゥイだけでした。
ぐるっと回っても15分もかからない小さな島。


美しいビーチがあっても

泳がないしマリンスポーツもしない身には見るだけ。


商店街も大きいながら

買い物をしない身には見るだけ(というかクルマで通過


白浜のビーチよりも

地元の人のマイボートが置いてあるこんなビーチに心惹かれ


沖合いに停泊している舟を眺めたり。



イケイケのビーチより裏手の鄙びた方が性に合っていて

もっと言えば、
海より山


いつもそれなりに楽しむ

お宅拝見


大きい家ですが宿泊施設ではなく個人宅のよう。



こちらはもっとスゴい豪邸



ドアのステンドグラスもステキ



裏手の公園を挟んで

(※春休み中でチビッ子がいっぱい


この手の今ドキな家がビーチまでずっと続いていました。

住んでいるのか、別荘なのか?どっちもかな?


ここはクルマが泊まっているし、鉢植えも見えるから家かな?



この辺は日中からカーテンが閉まっていて別荘のよう。



2人で思わず

いいね
となった昔からずっと別荘だったらしい小さな家
まさにキウイバッチ
(=海辺の掘っ立て小屋転じて別荘の意)



ということで、私たちには

特にすることがぬぁぁぁい
ということを改めて認識したマウント・マウンガヌイ
(※それがわかっていたので移住以来、来てなかったのですが)


またいつか、ふと気が向いたら訪れることにしましょう。

CU


(つづく)

ロトイティ&マウント・マウンガヌイ行:マウアオ

2014-10-10 | 旅行
からりと晴れた2日目

ロトイティを後に向かった先は・・・・・


マウント・マウンガヌイ

有名な観光地なのにとんと足を運んでいませんでした。


先月の月刊NZ(フリーペーパー)の特集でした。

「最近、全然マウント・マウンガヌイ行ってないな~」
と特集を読みながら、つぶやく夫。




「・・・・・・・



最近って・・・



最後に行ったのは2001年。
移住前の観光で遊びに来たとき。
しかも、その1回きりなんですけど



確かに全然行ってないということで、

急きょやって来ました。


まずはマウント・マウンガヌイに登ろうじゃないの

えっ
マウント・マウンガヌイってマウアオって言うの?
マウンガヌイで十分マオリ名なのに、もっと上がありました。


12.5cm以上のアワビ 10個
ウニ 50個
マッスル(パーナ貝)25個

これって1人当たりの1日の漁獲制限


逆に言えば、
こんなに採れるんですかぁ
アワビ10個って4人家族なら毎日40個ですよぉ


とかなんとか、海を見下ろしつつ登っていくと、

キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!


はい、ここで過呼吸開始

悶絶のかわいさ


そしてこんなキラーショット

悶死
(という話はコチラで)


マウント・マウンガヌイはとにかく真平らで高い場所はここくらい。

津波の時の避難場所にもなっていました。
さもありなん。


この真っ白なのは?

貝殻


マオリの貝塚
こんなに食べたん

と思ったら地層に埋まっていたようで、火山爆発の時に隆起したのか?


さらに登ると眼下はコバルトブルーの海

白砂の上にはびっしりと植林
世にもまれなビーチの使われ方
他の先進国だったら99%はリゾート開発になっていたでしょう。


その前をタンカーが通過していくという

これまた稀有な眺め


でも、こここそが国内第2位のコンテナ港、タウランガ港の玄関口

美しすぎます~


この白浜は長い長ーい海岸線を持つ島、マタカナ島

全長20㎞、幅3㎞もないという細長い島
無人島なのかと思ったらマオリの部族が250人以上暮らしているそう。


その向こうはワイナリーかな?

これで望遠めいっぱいでした。


ため息のでる美しさ。

マオリのものだからこそのリゾート開発を逃れた美しさ。


植林という意味では開発し尽くされているわけですが、

建物で覆われるよりは遥かにいいのかも




地元の人らしき健脚な御仁発見


手ぶらだし、しょっちゅう登っている風情

「ウサギとカメでああいう人が早かったりして。」
という夫。
ワーワーキャーキャー&写真とりとりの私たちとは違う?


そこからはどこを眺めても青と緑の自然絵巻



花鳥風月でもある?

大大大好きなキングフィッシャー


とまっていたのはこんな場所



反対側に出たら

キタ━━━(゜∀゜)━━━!!!


湘南と江ノ島の関係にある陸路でつながる島は

モトゥリキ
「あれに神社があったらなー」(by夫)
「釜揚げシラスが食べられたらなー」(by私)
と言いたい放題


これぞ、マウント

な眺め
両側海という最強の立地
(※確かに津波には弱そうですが


どこまでも続く白浜のビーチ

夏のごった返しぶりが目に浮かぶよう。


なのに半島の反対側は白浜が消え

このコバルトブルー


深海ぶりが色でわかるというもの



こんな奇跡のような立地がビーチの真裏にコンテナ港という

信じられないようなコラボを可能にしてるんでしょうね。


オークランド港とはまた違う

天然の良港。
加えて果敢な攻めの経営で飛ぶ鳥を落とす勢いのタウランガ港
南島のティマル港の大株主でもあります。
地の利に頼り切っているオークランドの二、三歩先を行っています。


とまれ

頂上
とことこ登って30分ぐらいでした。
ワンツリーヒル(標高182m)を下から登るようなもの?
マウアオは標高232mなのでち、それよりちょっぴり高かったです。


帰りはこんなアーティスティックな階段を降りつつ



あーっという間に

再び過呼吸


海+なんて反則すぎ



こんなの絶対

笑ってますよね~


とワーワーやっている横を

かの御仁が静かに通過
さすがロコ。
ラムなんかにゃ、目もくれません
今晩のメインディッシュかも


13年前に来た時は登らなかったので
(※善なんかまだ4歳直前

登って正解


ふもとに海水のホットプールがあったんですね~
今回は水着も時間もなく入れませんでしたが、
ぜひ次回に


(つづく)



ロトイティ&マウント・マウンガヌイ行:VR ロトルア・レイク・リゾート

2014-10-09 | 旅行
春休み中の2回目の旅行だ、帰ってきたら大停電だで、
ずい分と間が空いてしまいましたが、1回目の旅行のつづきです


プタルルでブランチをした後はロトルア通過でロトイティへ


またまたこちらにチェックイン



アモラ・レイク・リゾート



と言いたいところながら、

なーんと
VR ロトルア・レイク・リゾート
に変わっていました


ロトイティを勧めてくれた近くに別荘を持つ友人から、
「あのホテルはしょっちゅうオーナーが変わるのよ。
今はなんていう名前なの?
と前回の宿泊後に聞かれましたが、あれから2ヶ月未満


私たちがチェックインする3日前に正式に名称変更になったそう。

前回泊まった日に着任した総支配人とそのご家族は
どっちのホテルの人だったのでしょう?


それ以外は何も変わらず

大きなバスタブと


そこからの眺めも相変わらず。



この日のお天気は降ったり止んだり。

ロトルア博物館をじっくり見るか
部屋で本を読むかの二択


結果、部屋で読書となりました。

こんな景色を見ながらベッドでゴロゴロ。
シアワセー


この本を丸々1冊読みました。

レイキ(ハンドヒーリング)は知れば知るほど奥深く、
日々助けられています。


前回は真冬でしたが今は春たけなわ。



湖をたくさんのボートが行き交っていました。



でも、湖畔の別荘らしき家はカーテンが閉まったままでした。



湖っていつも穏やかでいいですね~

(※友人曰く、けっこう波が立つ日もあるそうですが)


湖畔に面しているのでトリの数も種類もハンパなく



見ているだけでほっこり。



プールでは子ども連れの一家が雨の中ずっと泳いでいました。

スパもあるし、次回は水着を持ってこよう


夜はこの高ーいところにあるブラウン管テレビで

オールブラックスのアルゼンチン戦の再放送を観ました。
(※現地時間の試合が移動中でライブで観られませんでした)


2日目のお天気は打って変わって

晴天


空と緑にコロニアル調の白い建物が映えます。



幾重にもなった前庭の植え込みもキレイ



朝の陽を浴びてコンクリートとのコントラストが美しい



繊細な木のチョイスが最大の勝因かな



何度も訪れたい場所です。



また、いつか



すぐまた来たりして?(笑)



(つづく)

完全復活

2014-10-08 | 家族&夫婦
50時間の大停電から完全に復活し、生活も元に戻りました。
シャワーが浴びれる安心感を噛みしめつつ、朝から5kmラン


ちゃっちゃっとブランチをとり
後は延々5、6時間のガーデニング
今日はどかちん系で垣根の剪定を重点的にやりました
さすがに腕がパンパンで、これからゆっくりヨガしまーす。


来週からはガチで仕事なので、今のうちに家のことに邁進です。
なかなか旅行記の続きが書けず、思い出話になりそうですが、
鋭意努力します。


今日はたくさん陽を浴びてしまったので

庭のオレンジでビタミンC補給
大分少なくなってきたので、善(17歳)に梯子で取ってもらいました。


15個もあれば

3人でたっぷり飲めます。


今年はいつまでもつかな~



ガーデニングをしているとき、夫のライバルこと、
夫並みに洗濯魔のおばあさんの家に業者が



どうやら洗濯干しを新調しに来たよう。



今までのが壊れたんでしょうか?



大停電が終わった昨日はさっそく洗濯してましたが、

壊れてたの


「な、なんだってー
とライバルの強化を露骨に口惜しがる夫


2人の熱い闘いはコチラで。


ところで、皆既月食見えてますかぁ
夫が呼んでくれたのはいいものの、まさに100%隠れたところで


「あっ、NHKの方がよく見えるよ
と天然なフォーローで、福岡の月を見てます


暗闇の中の気づき

2014-10-07 | 移住生活
NZ在住の方ならおわかりのように、丸2日更新がなかったのは
オークランドの大停電のせいでした。
我が家はビンゴーで停電エリアに入ってしまい、
延々50時間の大停電


不便と言えば不便ですが、常に
与えられた環境の中に幸せをみつける
ことを目指しているので、それなりに非日常に取り組みました。


たまたま猫に起こされ、朝の3時台には停電に気づいていました。
南アフリカ時間にライブで観るはずのオールブラックス戦を断念。
「日曜日だから復旧が遅いだろうけど、なんとかなるだろう。」
と思って再び寝たら、












なんともなりませんでした



起きても停電中チーン
しかし、電車が走っているのが聞こえます。
電車ですよ、



な、なんで


とっととシティーに出かけていった善(17歳)からの携帯メールでは
「シティーは全然OK。スーパーで何か買って帰る?」
という余裕っぷり。


ネットも電話もつながらず、ノートパソコンのバッテリーもギリ。
新聞も来なくて、どうやら印刷ができなかったもよう。
コーヒーマシーンも使えず、ガスでお湯を沸かしてまずは紅茶を1杯。
パニーニメーカーも使えず、フライパンでホットサンド作り。


「とりあえず、何が起きたのか知りたい
とクルマで出かけると、店は軒並み閉まり、信号もついていません。


かーなーり遠出してやっと、

「あっ!あの店、人がいるー


「あっ!信号が点いてるー




こういう非常事態、絵的にはついていない信号を撮っておくべき。

しーかーし、あまりの感動に点いている信号を撮っちゃいました


そしてたどり着いた、

ちょっと困り顔のクマさん


夫のは

天使かメドゥーサか


こんなファンシーなラテアートをするのはまず100%

アジア人
ってことで、写りこんでしまったバリスタ氏


クマさんとほんのり甘いツイスト・パン・オ・ショコラに

ほっこりしながらスマホで情報収集(by夫)
私は脳内冷蔵庫整理


停電の原因は変電所の火災で、影響があるのは市内のはごく一部
せいぜい4万戸とか。
さいらん家、そこに入ってしまいました~
復旧は24~48時間ということで、その場で48時間覚悟


幸い我が家はオール電化のライフラインの脆弱さへの不安もあり
家を購入して早々にガス化していたたため、調理は問題なし。

(※ここのガラス瓶のランプシェードいいなぁ


料理ができれば冷蔵庫の中身をムダにせずに済みます。
ただし、シャワーなどお湯関係は点火が電気なので不可

(※店の名前が「小さなガラス瓶」)


なのでテーブルのマネーツリーも

ガラス瓶に。


状況もわかり、夫婦での対応も決まりました

美味しいコーヒーに慰められ、


おーしやるどー


冷蔵庫のドラムスティックと鶏の胸肉をヨーグルト漬けに。
(※2日目の夜用のチキンカレーの仕込み)
さらに残った胸肉は鶏蒸しに。豚挽きは甘辛に炒って肉類はOK。


牛乳はカスピ海ヨーグルトにして、ヨーグルトになるまで常温保存。
(※冷蔵するものが少なければ少ないほど冷蔵が続くはずなので)


レタス+ブロッコリー+キュウリはサラダに。
セロリ+ニンジン+蒸し胸肉+玉子とじでスープに。


いつも冷凍保存しているレモンの皮と庭のレモンで
大量のマーマレード作り

(※黒い点々はキウイです)


あとはガーデニング
シャワー必須になるいつもの造園系どかちんガーデニングではなく
汗をかかない程度のお手柔らかな行程を延々と・・・・


夫はクルマで走り回りながらスマホの充電+仕事の連絡
充電もできる場所を見つけてパソコン持込みで仕事+充電
停電で鳴り止まない家のアラームを天井裏に上がってスイッチオフ
とまぁ、八面六臂の大活躍



夜はレイキ(ハンドヒーリング)やヨガをして超早め就寝

2日晩とも月明かりがとても明るく、
「月って、夜って、こんなに明るかったんだー
と夫婦で感動。


「暗闇の中でも、いつでも希望の光ってあるんだなー」
と、心から納得できるような光景でした。


シティーの電気で西の空は一段と明るく。

「街の灯」を感じました。


停電だろうがなんだろが、動植物には関係なく

盛んにポフツカワの蜜を吸うスズメ


レモンもたわわでマーマレード作りも無事終了。



こちらは庭で「はっけよいのこった」の2ぴき

すでに伏せの体勢からして負けている、クロ


お相撲大会が終わったら

仲良くお昼寝
右往左往している人間をよそに、動植物強し


50時間の大停電を経験してみてつくづく思ったのは、
「断水じゃなくてよかった
ということ。圧倒的に
≫電気
なのを実感しました。


平常に戻った今日は大洗濯大会。
停電中ご飯はお鍋で炊いたものの、パンは焼けなかったので、

ブランチ@パンダ


家コーヒーもできたけれど、カフェの美味しいコーヒーで

お疲れさ~ん
@ブリック・バイ・ブリック


停電だった皆さま、お疲れさまでした~


帰ってきました

2014-10-04 | 旅行
旅行に行く前は

春爛漫
と言っていたのに、帰ってきたら
冬に逆戻りしたかのような寒さ


旅先も同様で

氷雨の中で固まる牛たち


座り込む2頭の周りに集まって

少しでも暖をとろうとしている様子


旅行中ずっと降ったり止んだりで

何度も雹(ひょう)が降りました。


でも、瑞々しい緑が美しかった




「いくら飛ばし屋が多いキウイでも、ここを時速100kmって



味噌漬け牛丼 紅ショウガ付き

13ドル也
(約1200円)
というナゾのメニュー
(※もちろん、遠慮しときましたが


寒さに震えても、今回も笑いの絶えない旅でした。
旅行記は前回のから順番にぼちぼち行きまーす。
まずは明日から、ガチで仕事します


引き続き良い週末を


走って歩いて楽しんで

2014-10-02 | 健康・美容
旅行から戻ったら急に暖かく感じられるオークランド。
もう10月だし、相変わらず暦どおり
(※日本のように「暦の上では」などとめんどーなことは言いません


庭でも次々に花が咲き

ポフツカワ


春爛漫

モモ


今や温(20歳)の記念樹と化した庭のサクラ

今年も咲き始めました。
(※2012年の話はコチラで)



旅行記が追いついていませんが

旅行中にマウント・マウンガヌイに登って来ました。
と言っても往復1時間ほどで、住んでいたらウォーキングコース
という距離でしたが、壊れかけた股関節の不調が続いた後だけに
全く痛みがなく、違和感も忘れるほどだったのはラッキ
貧乏ゆすりが効いてるのかな(笑)
(※他にもいろいろ試してます)


帰ってからは調子に乗って
一昨日 5km弱
昨日  10km超
と走ってみましたが、なかなか快走 


これからのNZは楽しまにゃソンソンな季節
股関節を労わりつつも柔軟に保つためにアレコレ手を尽くし、
攻めの体勢で、走って歩いて楽しんでいきまーす


ということで、また遠出
明日は更新お休みします。



香港

2014-10-01 | アジア・中華・香港
香港のことが気になって、なんとなく気もそぞろ。
ネットを見るたび、ついニュースをクリック。


どの辺で座り込んでいるんだろうか?

と写真をつぶさに見てしまったり。


10万人デモなどという話を聞くと耳を疑いそうながら、
1989年の天安門事件のときは、200万人デモも経験したので
桁の違いに香港の現実と大人たちの冷静さを垣間見るようです。

当時はこの通りが人で埋まり動けないほどでした。
沿道沿いの飲食店が大繁盛だったのも香港らしかったです


民主化を求めて座り込んでいる多くが学生のようで
天安門事件を知らない子どもたち。
または小さ過ぎて記憶がないであろう若い人たち。


どうかこの一件が第二の天安門事件になりませんように
と老婆心で祈らずにはいられません。


あの時も、
「まさか人民解放軍が学生に銃を向けるわけはない。
いくら中国でも、そこまではしないだろう。」
と、かなり直前まで思われていたのですから。


当時の香港はまさに電光石火で一丸となり
香港人らしく、整然とクールに大規模デモを成功させ
「このままゼネスト突入か?」
というところで、これまたクールに中止。


「これ以上中国を刺激したら、人民解放軍がやってくる!」
という懸念はこれまた電光石火の勢いで市民に共有され
一線を越えずに事態が収拾しました。


中国返還が決まっていても、まだイギリス統治下だったあの当時でさえ
「人民解放軍がやってくる!」
というのはリアルな実感でした。
だからこそ、ゼネストは幻で終わったのです。



香港在住の友人から
>不便ながら、ほとんどの人は普通の生活をしようとしています。
>(学生たちが)この行動の意味がどれだけわかっているかも疑問?
>ただただついていっているだけ。
というメールをもらいました。


地方から続々と物見遊山がてらの片道切符の学生が北京に集まり、
そのまま天安門で銃弾に倒れていった悲劇。


当時はネットどころか携帯電話もなく、天安門の学生と
次々と上京してくる学生の間に連絡はなかったも同然ですが、
今は情報を瞬時に世界中と分かち合える時代。


便利な反面、溢れる情報にほだされて
「ただただついていって」ないか?


可能性を信じないつまらない大人の見方と一蹴されるでしょうが
中国がこの手の動きに妥協したり話し合うはずはないでしょう。
ウイグル自治区だけでなく国内にも多数の同様の問題を抱え、
一国両制といえども「一国」の香港とて、例外ではないでしょう。


特に一国両制は香港に対し、
「国防と外交以外、高度の自治を認める」
制度なので、中国側の考えでは
「民主化デモは国防を脅かす」
という口実になるのでは?


「これ以上中国を刺激したら、人民解放軍がやってくる!」
問題がエスカレートすれば25年前に市民が共有したあの懸念は
今では現実となってしまうかもしれません。


どうかこれ以上のけが人が出ることなく



事態が早々に収束し



香港が持ち前の前向きさと明るさとガッツで

現実的に前へ前へと進んでいってくれますように