欧介兄さん、術後復帰戦です。
課題の脚側行進もいつもどおり遅れて、
良いとこ無しのように見えますが、o-mama的には、やっとこさ光が見えた
気がしました。
JKC秋季訓練競技会 (欧介)
結果、92.2点
でも、これが今のo-mamaの実力です。
欧介の実力でないところが不憫です。
今回、たくさんの訓練士さんに質問してみました。
Q.競技会にあたって未だ緊張はしますか?
答えは、ほぼ皆さん、緊張はしないようにしているそうです。
緊張するということは、良く見せよう、うまくやろう、という人の気負いだそうで、
それは必ず犬に伝わる。
リンクの中では、どんな犬もハンドラーも練習の良いところを出せず、
ちょっと落ちるそうです。
気負えば気負うほど、犬に実力以上のものを期待するのだそうで、
それは犬にとっては可哀想だと言ってました。
つまりは、リンクの中で犬を信じ、認めてやると言うことなんですね。
では、何故、o-mamaにそれが出来ないのか?
ビデオの中の欧介を見て解るように、とっても良くやっています。
毎回、「何で、こんなに良くやってるのに、競技中不安なんだろう」って、
思って反省しては、次に望むのです。その繰り返し。。。
今回、蒼太と出て、初めて、「犬から与えられるものがある」
という感覚を知りました。
今まで、欧介と2人3脚で、この安心感を得るために、
練習を重ね経験を積んできましたが、どうしても不安を克服できずにいました。
きっと、蒼太の「ぼく、やります」ビームは強力で、
o-mamaにストレートに伝わったのだと思いますが、
欧介のビームは弱弱しく、欧介なりに一生懸命発しているのに、
o-mamaが受け止められずに来ちゃってたのかもしれません。
欧介に対しては、もっともっと認めてやる気持が必要だったのかも知れない。
いつも心のどこかに、「今日はやってくれるかな?」という不安があり、
ある訓練士さんに愚痴をこぼしたら、
「あぁ、(私は)そんなこと思わないかもね~」
その自信は、たぶん犬から与えられるものを知っているからなんだろうなぁ。
それがたとえ弱くても受け取ることができるところの違いなんだろうなぁ。
練習や経験はこちらが与えてきた要素だけど、与えるだけじゃダメなんだ。
受け止めて初めて2人3脚が成り立つのかもね。
まだまだ、奥が深い。
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