救助犬ってどんなことするの?って、聞かれることがあります。
o-mamaもまだ始めたばかりなので、詳しくは語れませんが、
簡単に今の欧介の状況をご紹介しますね。
写真で欧介が覗いている小屋に仮想遭難者が隠れています。
今は、まだ練習の段階なので、欧介兄さんの大好物のおやつを
タッパーに入れて、持って、隠れています。
ボールが好きな子は、ボールでします。
欧介は、だいぶ鼻を使って探すことができるので、
小屋に隠れる状況を見せないようにしておいて、「捜せ」の合図で
自ら鼻を使って、匂いを取りながら探します。
「告知」と言って、遭難者を探し出したとき、
吠えて指導手に教えなければなりません。
小屋の周りには全体的に臭気が漏れているはずなんですが、
欧介は、遭難者のより近くまで行こうとします。
背伸びをしてまで、小窓から遭難者を見ようとしています。
こちらの瓦礫の中にも仮想遭難者が隠れています。
錆びたトタンの向こう側にいて、欧介にはわかっているようですが、
近くまで行ってないので、吠えません。
瓦礫の向こう側に回り込んで、なんとか近くに行ける道を探しているようです。
そこで、欧介兄さん、訓練士さんも予想がつかないような行動に出ました。
実は、この瓦礫の下に隙間というか、穴があり、そこに潜り込んで、
遭難者の元まで、たどり着いたのです。
小型犬には出来るけど、大型犬には出来ない技なんだそうです。
瓦礫の上に上ることが、どうも苦手な欧介兄さんなんですが、
瓦礫の中に入るのは、怖くないようです。
ジャックラッセルテリアの特性を生かした作業ですね。
欧介兄さん、救助犬の何が楽しいって、
たぶん自主的に動きまわることができて、自分の意思で捜索することが、
喜びを大きくしているのかなって、思います。
アジやオビは、指導手の思うように動いてもらわないと出来ないことだから、
救助犬は自立犬の欧介にとって、自分の力を発揮できる
絶好の場なんだろうね。
そんな欧介兄さん、今月末に箱根で救助犬適正試験を受験します。
「Atelier sucre sale」に、鎌倉へを
UPしました。覗いてみてね