to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

いつでもどこでも

2010年11月18日 | Obedience

o-mamaは、訓練競技会に犬と挑戦したり、

アジリティーで犬と一緒に走ったりと、犬と呼吸を合わせて

何かに取り組むことを楽しんでいます。

 

以前は公園で訓練まがいのことをしていると、好奇の目で見られ、

「そんな小さい犬にかわいそうだよ」とか、

「お勉強ばかりでかわいそう。。。」とか

批判やお叱りの言葉を受けました(*_*;

 

それなのに何故続けてきたのか?

 

どうしたら、イヤイヤじゃなく楽しく、だけど超ビシっとした態度で

「いつでもどこでも」飼い主に注目できるそんな犬に育てられるのだろうと、

思ったからかもしれない。

しつけが、o-mamaとワン達をつないでくれ、より深くわかりあえる

有効な手段なんじゃないかと、思ったからかもしれない。

 

それには、たとえ簡単に見える「お座り」でも

「いつでもどこでも」期待の目を持って座れるということが目標になり、

たかが座ってるということを教えるのに、

期待して座れば、モジモジと動いてしまったり、

次の指示を狙ってしまったりと、

いろいろな問題がでてくるわけです。

まぁ、ココが問題と思えるかどうか?で犬の気持ちが違ってくるんだけど、

 犬が落ち着いて、しかも無駄な興奮じゃなくて、

良い集中をして座ってられると、より良い関係が築ける。

でも、犬が無駄に興奮したり、先走ったりしても、

それを意欲的だと間違った評価してしまうと

犬の方が飼い主の先回りをして、飼い主が操られてしまうのです。

このことに気づかずにいると、ある時点から犬との関係が

微妙にずれて、言うことを聞いてるようで聞いていないという

変な関係になっていくのです。

ただ、しつけとなると競技じゃないから、そんなに厳密に考えなくても。。。

と思われがちですが、

それは違うと思うのです。

 

先ほど書いた、「いつでもどこでも」というキーワードを

普通の生活に置き換えてみましょう。

犬にとって、外は刺激的なところです。

たとえば、他の犬を見て大興奮をする子だったとします。

飼い主のスワレというコマンドでいつでもどこでもどんな状況でも

座ってこちらによい集中をできるとしたら、

他の犬なんて目に入らないはず。。。

 

以前、競技会に出る犬の訓練と、家庭犬のしつけは違うと

ある犬のトレーナーに言われたことがあります。

家庭犬だから、「スワレ」は厳密でなくても適当にできればOKなんでしょうか?

しつけは、犬と飼い主をつなぐ保険のようなものです。

穴だらけの保険を愛犬にかけたいと思うのか思わないのか?

少なくともo-mamaは欧介と蒼太を守るため、

いつでもどこでもどんな場面でも有効な保険をかけたいと思います。

そのためのしつけだと考えます。

 

しつけに関する考え方はいろいろだけど、

基本は、「お座り」「マテ」「フセ」。

10年間、犬のトレーニングをしてきて、

いまだに追及する余地と向上する可能性が秘められている

基本にしては奥がふか~い言葉なんです。

一つ余地を埋めると、ワン達とまた1歩絆が深まったなぁと実感できるんです。

これからも基本を追及し続けるんだろうな。。。

 

ポチッとお願いします。→

Atelier sucre sale」に「フェルトのメビウスマフラー」を

UPしました。のぞいてみてね