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to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

とまどいの意味

2016年05月24日 | Health

16日(月)の受診の時に、S先生から確認するように

「これから先(症状が悪くなった時に)入院を希望しますか?」

とあらためて聞かれた。

 

 

以前から家で看取る覚悟をしていた私にとって、このタイミングで?

なんで?そんなこと聞くの?と思った。

 

後になって、その意味がわかった。

 

動けなくなり、何をどうしても苦しそうな状態が続いた時。。。

看ていることがどうしようもなく辛い。。。

なにもしてやれない無力感。。。

 

何かできることがあるとすれば、病院に連れて行くことぐらい。

 

それさえも辛い思いをさせてしまうかも。。。

または連れていく途中で最悪の事態が起こってしまうかも。。。

 

あの時は想像できなかった現実が、今は目の前にあった。

 

看てることがつらくて 病院で看取ることも間違いではないと思った。

 

これが犬を迎え、命に責任を持つということなんだと思った。

苦しみをとってやることも、替わってやることもできない。

 

でも私の役目は、最期の時まで欧介を看てやることだと思った。

 

あくまでも私の選択だ。

何を選択しても間違いではないし、責められることでもないと知った。

 

リンパ腫に限らず、ガンや病気は飼い主にとってもツライ。

 

以前欧介が、肥満細胞腫になった時に、

「服従訓練なんてストレスをかけるから 」

と、言った犬のトレーナーがいた。

老犬になったときに復讐で噛むようになると言ったトレーナーもいた。

 

リンパ腫になった本当の原因はわからないが、

今は責めるような言葉や人を不安に貶めるようなことを言うこと自体が

間違ってるとハッキリ言える。

 

心無い言葉や不安になるようなことを

平然と言えることが間違っているのだと思う。

 

誰もガンにしたいと思わないし、

少なくとも私は常に欧介のことを大切に思ってきたのだから。

 

正解は自分の中にある。

人には理解できないこともあるということだ。 

 

 

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