欧介兄さんがウチに来たとき、まさか、訓練やアジリティーをするとは、
思ってもみませんでした。
ジャックラッセルテリアのことも良く分からず、
家族として迎えることになったのでした。
とにかく、悪戯で、o-mamaに「白い悪魔」と言われるほど、
どうしょーもなかった欧介兄さん。
訓練は6か月から通って、結局訓練されたのは、o-mamaでした。
アジリティーもこの元気パワーをどこかで発散させられたらって、
思って、訓練士のO先生がやってくれるとばかり思って、
お願いしたら、o-mamaがやるんだった。
でも、元気なだけで、脱走を繰り返し、最初のうちはコース検分よりも、
リンクの外にお菓子食ってる人がいないか?
女の子のワンコがお尻向けてないか?とか、
そっちの検分が忙しかったよ。。。
だから、最初の育て方が悪かったから?とか、
おやつ以外にボールとかおもちゃに執着させることができなかったのが、
一緒に何かしようとしない原因かも?とか、
後悔ばかりして、一緒に歩んできた気がします。
たぶん、1頭目のワンコには、みんな少なからずそんな風に
上手く出来なかった事を後悔することがあるんだと思う。
でも、最近、欧介を見ていると、失敗も後悔も克服しようと思えば、
改善できるんじゃないかって思います。
その代り、相当の努力や時間が必要です。
失敗したのも、後悔するようなことをしたのも、
すべて飼い主の過ちであり、責任なんですから。
競技をする上で、最初の小さな躓きは、後々、大きな問題になったりします。
その躓きが原因で、持っている力を十分に引き出してやれなかったり、
やる気を引き出せなかったり、変な癖がついたりと、
躓かないに越したことはないのですが、
人も犬も完ぺきではないのです。
しかし、素晴らしい順応性を持って生まれてきているのだから、
お互い力を合わせれば、問題は解決できるはず。
欧介には、たくさんのことを教えてもらい、
たくさんの感動とたくさんの喜びを与えてもらっている。
1頭目だからこそ味わえる、失敗と後悔の上になる大きな熟した果実。
そのほろ苦い果実を味わうごとに、欧介との絆も深まるのだ。
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