to be with my dogs

犬と私と羊...合言葉は「自然体」

地震の時

2011年03月13日 | 救助犬

地震があった金曜日、o-mamaと欧介と蒼太は、訓練所にいました。

丁度、訓練をはじめようとした時に、揺れを感じました。

欧介をグランドの端の救助犬練習用のやぐらの下につないでいたので、

急いでリードを外して、グランドの中央へ移動しました。

遠くに見える建設用のクレーンがつり竿のようにしなって、大きく揺れているのを見ました。

訓練所の建物はかなりボロボロなので、倒れるのでは?と心配になりましたが、

倒れることはありませんでした。

かなり大きな地震だと言うことはわかりましたが、外の広い場所に立っていたので、

屋内にいるよりは、恐怖を感じませんでした。

欧介も蒼太もあまり感じていない様子でした。

その直後、にわかに訓練所内があわただしく動きだしました。

ここは、災害救助犬の「RDTA」の本部です。

情報の収集と出動の準備が始まりました。

o-mamaは、何も役にはたてませんが、O先生や出動なさった方々、犬たちが

最大限の力を発揮して人命救助にあたれることを祈っています。

そして、一人でも多くの命を見つけてください。

 

家に帰る途中、たまたまお休みを取っていたo-papaに連絡を取ろうと思っても、

i-phone全く繋がりません。

メールも送れているようですが、返信はありません。

この状態は、次の日の朝まで続きました。

唯一、ツイッターだけが自分の存在を主張し、ローカルな情報を得る手段でした。

 

家に帰ってくると、庭の燈篭が倒れ、置物が割れてました。

o-papaが珍しく動揺している様子で、o-mamaとワン達を出迎えてくれました。

2階のテレビがキャスターを止めてなかったので、30センチほど前へ移動し、

重い本棚が10㎝ほど前へ動いていました。

テレビの映像を見て、津波の被害の恐ろしさと被害の大きさを知りました。

o-papaが動揺していた意味がわかりました。

とっても心配したのでしょうね。ありがとう♪

結果的には、訓練所にいたことで、ワン達はそれほど恐怖を味合わずにすみました。

2階の状態から想像すると、この中にワン達が居たらと思うと、ゾッとします。

地震対策、真剣に考えないとダメですね。

この地震は、いろんな事を考え直すきっかけになりました。

 



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