救助犬適性試験、4回目の挑戦で、
初めて遭難者を見つけることができました。
適性試験みごとに合格です。
そして、最短の捜索時間で遭難者発見でした。
ビデオを見ていただければわかりますが、
最初右の方向に欧介が走って行きますが、ココは捜索範囲外の場所です。
欧介兄さん、まずはチッチをして気持ちを落ち着けたのか?
捜索現場に戻ってきて探し始めます。
o-mamaが呼ぶ声も虚しく、全く聞いてません(T_T)
って、いうか、言うことを聞かないので、呼びたくなかったのですが、
審査員の通訳の方が、「そちらは捜索範囲外ですよ~!!」って、
シツコク言うので、ちょっと呼んでみたんですが、だめでした(*_*;
アジリティーなどでは、排尿排便は失格ですが、
救助犬の場合は失格にはなりません。
ただ、普通は排尿とともに捜索意欲が減退するのが普通のようです。
欧介の場合は、あまり変わらないので許しています。
山の斜面の途中で鼻を使って匂いを取っています。
この時点で、欧介は遭難者の位置をほぼ確認したようで、
尻尾が若干振れています。
その後、四角いコンクリートの向こう側の瓦礫に移動して、
集中的に匂いを嗅いで、尻尾を動かしているのがわかります。
発見はしたものの、自信が無いために、一度瓦礫の左側に降りて、
もう一度鼻を使って匂いを確認しています。
再び遭難者のもとへ戻り、いつもより小さい声で吠えはじめました。
ココでo-mamaが手をあげて、審査員に救助に向かうことを知らせます。
欧介の「ママ、早く来てよ」と言っているような表情がうかがえます。
審査員の講評では、最初に発見現場に到達していながら、
吠えずにウロウロしたところが残念と言われました。
しかしながら、捜索意欲、鼻を使った的確な作業は、とっても評価が高い。
吠えて教える段階で、ちょっと自信がなさげなので、
「もう少ししっかり吠えるように訓練して行くと良いでしょう」と
91点をいただくことができました。
アジリティーの引退を考え始めたころに、
O先生に提案してもらった救助犬の道でしたが、
欧介にとっては捜索が、今までにない最高のご褒美だったようです。
いつの間にか第二の犬生を運動を兼ねたゲートボールぐらいの感覚で
はじめた救助犬でしたが、欧介にとって天職といえるくらい
熱中できるものになりました。
家庭犬として過ごす犬にとって、このような無二の物を
見つけてあげることができたことは、
欧介にとっても、飼い主であるo-mamaにとっても、
幸せなことだと思います。
今後も年齢が年齢なので、無理なくこの才能を伸ばしてあげられたらと
思っています。
救助犬欧介をこれからも見守ってくださいね。
「Atelier sucre sale」に「羊毛とドライフラワーのリース」を
UPしました。のぞいてみてね。
悪天候だと、色々な匂いがあがってきたりして難しくなってしまったりするんではないのかしら?!
警察犬のように、災害救助犬の資格取得をしたら、お家にそういったステッカーを貼ったりするのかしら?!
凄いなぁ~欧ちゃん!
悪天候の中o-mamaさんも頑張りましたね~!
救助犬適正試験のブログを今読んだので、昨日お会いした時は「おめでとう」も言わなくて失礼いたしました。
欧介は、集中を欠くことなく探し続けられるので、o-mamaは天性のものだと思ってるの。
探している間も楽しそうだし、まじめだし、
見ているだけで、ワクワクしちゃうんですよ。
ステッカーは無いけど、o-mamaの心の中には、
キラキラな金メダルが輝いています。
TT2お互いに受かって良かったね。
今度はアジリティーに挑戦ですね。
救助犬試験の当日は、とっても寒くて、
雨も降っていたので、o-mamaはブルーな気分でした。
o-papaが、「受かっちゃったら、つまんないよ。」
なんて、変な励ましをするものだから、
気楽にできたのが良かったのかも。