台風が来るので、いつ雨が降るかと空をながめていたけど、
結局、朝も夕方も普通にお散歩に行くことができました。
最近の欧介兄さんは、お外でチッチをあまりしません。
何故かと言うと、おウチでチッチした方が、オヤツをたくさんもらえることを学習しました。
このままでは、チッチ太りをしそうな勢いです。
どんなに教えてもおウチでチッチはしませんっ!!って子だったのにね~。
欧介兄さんにとって、オヤツは命です。
オヤツと言っても、いつも食べてるフードなんですが、本犬にとっては特別なようです。
時々、しつけについて相談されるときに、「オヤツを使うのはイイんですか?」と聞かれます。
私は、犬と何かしたい、楽しみたいと思うのでしたら、
その子が大好きなものを作ることが大事だと思っています。
オヤツが好きなら、それをめちゃくちゃ好きにする。
以前にも記事にしましたが、オヤツを使うとオヤツをいつか抜かなくてはいけない、
オヤツが無くても言うことを聞けるようにならないといけないと言われていますが、
オヤツを抜く時期が一般的に行われてるしつけは早いような気がしています。
たいして欲しくないけど、オスワリしたからもらえた、じゃなくて、
オヤツを使うなら、それが何をおいても好きにする、それを見ただけで大興奮するまでにする。
オスワリはその後でもいいんです。
欧介は、アレルギーがあるので、フードしか食べられません。
このフードをいかに特別なものにするか。。。
欧介は、軍手の中にフードを入れて、それを咬んで自分の物にできるようにしたり、
引っ張って遊んだりしました。
フードだけだと少し誘惑が弱いので、匂いの強いレバーなどを入れて、
実際に軍手から取りだしてあげるときには、フードだけをあげるようにしました。
とにかく、引っ張ったり咬んだり振り回したりすることで、興奮させる!
そして、オヤツをあげるときにはそれがいかにも特別なもののように演技をする。
何が何でも欲しいと思わせるのだ。
犬が興奮することがしつけの妨げになると思う人も多いようですが、
私は、何かしようと思う時はほとんどの場合ワクワクドキドキしています。
ワクワクドキドキすることで、もっと知りたい、やりたいと思う原動力になるのです。
犬だって同じだと思うのです。
ママが言ってることを理解できればワクワクドキドキできるご褒美が待っている。
その期待こそが一緒に何かをする楽しみを強調してくれるのだと思います。
欧介は常にオヤツのことを考えています。
蒼太は常にボールなどのオモチャで遊ぶことを考えています。
それを見せたり、動かしたりすることで、更なる興奮を呼びます。
興奮しすぎて収集つかなくなることもありますが、問題ありません。
そこまで執着させることで、一緒に何かをするときの助けになるのです。
興奮や執着は一見問題のように思われ、冷静にさせてしつけよう、教えようとしますが、
案外犬がつまらなそうだったり、やる気の無さに悩んだりと言う結果に
陥ってしまうケースが多いです。
とことんまで好きにさせる、それを見ただけで犬が興奮し抑えられなくなるくらいまで
好きにさせてみる。
ただ、無条件にクリック音でオヤツを与えて古典的条件付けをしたところで、
犬が太るだけ(笑)。。。なので、
物を動かす追わせる咬ませることによって興奮させ、興奮による集中を褒める。
その結果ご褒美が自分の物になる、楽しい~♪から、
集中する=楽しい~♪を作っていく。
そうすれば、飼い主に注目すれば楽しいことが起こると犬自身が気がつくのだ。
興奮は決して悪いものではありません。
無駄に興奮させる必要はなくて、飼い主と遊ぶことで興奮できる材料を探し、
興奮のスイッチを飼い主が知っておく、または作っておくことが必要なのです。
ボール遊びやオヤツは、一人遊びやお留守番のためのものであってはもったいないと
私は思います。
興奮のない平穏な毎日なんて私にとっては、つまらない。。。
いつもワクワクするようなエキサイティングな日々をワン達と送りたいっ!!そう思ってます。