
京都府京都市右京区御室大内に仁和寺があります。
仁和寺の金堂は二王門、中門の北の正面奥に建てられています。慶長18年(1613)に建てられた御所の紫宸殿を寛永19年(1642)に移築した建物です。移築に際し、檜皮葺きの屋根を本瓦葺きに変え、西にあった庇を取り去っています。間口7間、奥行5間、単層、入母屋造り、本瓦葺きで、1間の向拝が付けられています。
外回りに蔀戸(しとみど)と板扉を用い、南の階の上に向拝をかけ、妻にある二重虹梁(こうりょう)などは紫宸殿そのままの姿です。内部は母屋回りを改め、北側の柱間にあった賢聖(けんじょう)障子をはずして板壁とし、南側の柱間に板扉を入れて、仏殿としての形式を整えています。金堂は近世における紫宸殿唯一の遺構として昭和28年(1953)に国宝に指定されました。
下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/

日本一周 ブログランキングへ

にほんブログ村

http://blog.fc2.com/