旅と歴史

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東寺御影堂

2018年07月21日 | 旅 歴史

 京都府京都市南区九条町に東寺(教王護国寺)があります。
 東寺の御影堂は東寺境内の北西部にあります。「西院」(さいいん)と呼ばれる一画に建つ住宅風の仏堂で、前堂、後堂、中門の3つから成り立っています。弘法大師の住房を仏堂としたもので、はじめ不動明王像を祀っていましたが、天福元年(1233)以来、大師像も祀ったところから御影堂とか大師堂と呼ばれるようになったそうです。
 御影堂は康暦元年(1379)の火災で焼失しました。その翌年の康暦2年に後堂部分が再建され、10年後の明徳元年(1390)、弘法大師像を安置するために北側に前堂、その西側に中門が増築されました。後堂には空海の念持仏とされる国宝の不動明王坐像を安置しています。
 前堂には運慶の4男康勝が造ったという国宝の弘法大師坐像が安置されています。 御影堂の後堂は間口7間、奥行4間、単層、入母屋造り、向拝があり、前堂は間口4間、奥行5間、単層、入母屋造り、中門は間口2間、奥行1間、単層、西面切妻造りで、すべて檜皮葺きです。昭和33年(1958)に教王護国寺大師堂として国宝に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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