旅と歴史

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清水寺本堂

2019年04月07日 | 旅 歴史


 京都府京都市東山区清水に清水寺があります。
 国宝に指定されている清水寺の本堂は寛永10年(1633)に三代将軍徳川家光によって再建された建物です。間口9間(約36m)、奥行7間(約30m)高さ18mの堂々たる檜皮葺きの仏殿で、優美な起り反り曲線を見せる寄棟造りで、正面(南面)左右に入母屋造りの翼廊が突き出しています。
 建物の前半部分は懸造り(かけづくり)で、山の斜面にせり出すようにして建てられています。大きな139本のケヤキの柱が「舞台」と呼ばれるせり出し部分を支えています。堂内は巨大な丸柱の列によって外陣(礼堂)と内陣と内々陣に分けられています。外陣内奥の正面欄間に本尊と両脇侍の懸仏(御正体)を掲げ、最奥の内々陣に本尊を祀っています。 
 本尊は十一面千手観音で33年に1度、開帳されます。本尊の厨子前には、お前立ちが安置され、左右の厨子には将軍地蔵、勝敵毘沙門天、厨子の両側には二十八部衆と風神・雷神が祀られています。清水寺の本堂は明治30年(1897)に国の重要文化財に指定され、昭和27年(1952)に国宝に指定されています。


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