旅と歴史

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大猷院霊廟拝殿

2021年11月29日 | 旅 歴史

 栃木県日光市山内に輪王寺大猷院があります。
 大猷院霊廟は德川3代將軍家光の廟で、慶安4年(1651)の遺命により造営されました。拝殿は承応2年(1653)に建てられています。間口8間、奥行3間、入母屋造りで、軒唐破風の正面には大きな千鳥破風が付き、千鳥破風のある1間の向拝があります。本殿、相の間(石の間)と一体となる権現造りとなっています。
 日光東照宮が権現造りを中心とした神仏習合なのに対し、大猷院廟は、日光東照宮の権現造りを踏襲しながら仏殿造りの純仏教形式となっています。拝殿は全体にわたり黒漆を塗り、さらにその上に金箔を押し、極彩色に彩っているので、別名「金閣殿」とも呼ばれています。
 拝殿の内部は金箔で覆われています。大羽目には唐獅子と狛犬が描かれています。障壁画は狩野探幽と狩野安信の手によるものだそうです。天井には格子毎に竜が描かれて140匹もあるそうです。大猷院拝殿は昭和27年(1952)に国宝に指定されています。

下記のサイトにもお立ち寄りください!
http://www.ueda.ne.jp/~ogino/japan/


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