フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月25日(土) 曇りのち晴れ

2025-01-26 17:52:04 | Weblog

8時15分、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

昨日、ゼミ生からいただいた花束をとりあえず食卓の上に飾っている。一番目にする頻度が高い場所なので。

「わたしゃ花より団子ですけどね」

大森の「ベイクマン」に電話して食パンの取り置きをお願いしてから、1時半頃、家を出る。

朝は少し雨がパラついていたが、しだいに曇りから晴れへと移って来た。

「ベイクマン」で食パン二斤(6枚切り)を購入。毎朝一枚食べるので、12日に一度のペースでやって来る。もし7枚切りであれば、14日つまりちょうど2週間に一度のペースになり同じ曜日に来ることになるのだが、6枚切りなので曜日は毎回違う。

ジャーマン通りにあるラーメン屋「誠屋」。以前食べた葱ラーメンが美味しかったので、また食べようと思ったが、満席だった。

以前から一度入ってみたいと思っていたイタリア料理店「トラットリア・カワナベ」。

ランチのラストオーダーぎりぎりで入ることができた。

時間が限られているし、スイーツはこの後「本の庭」で食べるつもりなので、ランチセットの中で一番シンプルなパスタセット(パスタ+サラダ+フォカッチャ+ドリンク)を注文する。

サラダは新鮮で、ドレッシングも美味しい。フォカッチャをちぎって、ドレッシングを付けて食べた。

パスタは本日のパスタ、ドリンクはカモミールティーをチョイス(料理と一緒に出してくれるようにお願いする)。

本日のパスタは鶏挽肉と菜の花の塩味。塩味の加減が私にはストライクだった。

これで1400円とリーズナブルである。壁のボードに書かれた一品料理を眺めたが、どれもリーズナブルな値段だった。これなら予約をして夕食を食べに来てもいいなと思った。

難点というわけではないが、スタッフさんはキビキビしているのだが、口調が早口で、もう少しゆったり話してくれると寛げるのにと思ったしだい。

「本の庭」に顔を出す。

先客は一人だった。

キャロットケーキとフレンチブレンドを注文する。

リーディンググラスをかけて読書。自家製レモネードを追加で注文する。だんだん客が増えてきて、ついに満席となり、入口で引き返す客もちらほら。そろそろ席を立とう。

スタッフのKさんから、元日に南馬込に開店した「空時(そらとき)」という古民家カフェの話を聞く。Kさん自身はまだ行ったことがないのだが、相当、美意識の高いカフェのようである。しかし、珈琲1500円、柚子茶2000円と聞いて、普段使いの出来るタイプのカフェではないのだと知る。Kさんは「近々訪れてみよう思います」と言った。ぜひ感想をお聞かせください。

花屋の店先に水仙の原種(モノフィラス)だという花が置かれていた。珍しくはないのかもしれないが、私は初めて知った(意識して眺めたのは初めて)。水中でみたらクラゲだと思うだろう。

「カワバタ」の隣の町中華「千成飯店」。ここも気になっている店である。Kさんに聞いたら、美味しいのだが、店主が高齢なので、営業時間がどんどん短くなっているそうだ。

たしかに。平日の夜のみの営業なのだろうか。

ただいま。

今日は王将戦第二局の一日目。盤面は後手の永瀬が長考の末、1四歩と突いたところ。苦しいとみて自分んからは動かず、手待ちの一手のように見える。ここで藤井も長考に沈み、封じ手となった。AIの形勢判断は先手(藤井)が指しやすい。

対局中継がアメバで無料で見られなくなってから、どうも物足りない。でも、有料会員になろうとしないのは、いま、忙しいからだう。

夕食は鶏肉とピーマンの味噌煮込み、春雨サラダ、茄子の味噌汁、ごはん。

食事をしながら『クジャクのダンス、誰が見た?』初回(録画)を観る。初回で主人公(広瀬すず)の父親(リリーフランキー)が死んでしまうことは『リリーフランキーのスナックラジオ』の中で彼が話していたから知っていた。弁護士役の松山ケンイチが『虎に翼』で彼が演じた検事役と重なって、しかし、キャラは全然違うので、乱視的な映像を生む。容疑者役の成田凌も『降り積もれ孤独な死よ』で彼が演じた刑事役と重なるが、こちらはキャラが似ている印象である。

月曜日の博士学位申請論文公開審査会のための準備。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。


1月24日(金) 晴れ

2025-01-25 12:52:19 | Weblog

8時45分、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

食事をしながら『あさイチ』(ゲストは三谷幸喜)を観る。それが終わると『みんなの体操』が始まる。タイミングが合うと(今日は合った)私もテレビの前でやってみる。たった5分間の体操なのだが、前足を出して上体をゆっくり沈める動作などはけっこうきつかったりする。自分が老人になったことを感じる瞬間である。まだ立ってやる方(椅子に座ってする方ではなく)を選択するので、前期高齢者なのだと思う。

昨日のブログを書く。

授業の準備。今日は最後の授業だ。

昼前に家を出て、大学へ。

昼食は研究室でコンビニのサンドウィッチ(ハムカツとミックス)。

3限は演習「現代人と孤独」。先週で全員の発表が終わったので、最終回は「孤独」をめぐる総括的なディスカッションをする。事前にフォーラムにディスカッションテーマ(問い)を各自に書き込んでおいてもらい、それを参照しながら、グループディスカッション、そしてそこで出て来た論点を全体に報告してもらう。学生たちはレポートを書くことや、それを教室で発表することはまずまずなのだが、ディスカッションは苦手である。「いいね」というレベルにとどまり、「やりあう」というレベルまでいかない。おそらく現代の若者文化を反映しているのであろう。「やりあう」ことに消極的なのは、「やりあえる」ほど深く考えていないからということもあろうが、人を傷つけたくない、自分が傷つきたくないというのが大きいのであろう。しかし、「やりあう」ことは喧嘩ではなく(相手を打ちのめすことではなく)、対話を楽しむこと、一緒に「もりあげる」ことである。そのためには社交的精神が必要なのである。

4限・5限はゼミ。ゼミ論集のための最終稿の提出とチェック。

菓子と飲み物を準備しておてもらった。チェック作業をしながら飲食する。

作業は2時間ほどで終了。私の大学教員としての最後の授業が終わった。

学生たちが花束を用意してくれていた。

たたまた隣の教室で勉強していた学生に頼んで、集合写真を撮っていただいた。

その後、一人ずつ、私とのツーショット写真を撮る。たくさんのスマホのシャッター音。何かの記者会見のようである。「どんなポーズで撮りましょうか」と聞いてポーズをとる。パターンは大きく分けて2つ。1つはピース(V)サイン。(エビちゃんの場合)

もう1つはハートマーク(ハートマークにもいろいろなスタイルがあった)。(ミヤちゃんの場合)

14人中、10人がハートマーク、4人がⅤサイン(からの変形のWサインを含む)だった。

教室からの流れで研究室に来て本を物色する学生たち。

持って帰る本は決まりましたか。

以前、馬場下の交差点のところにあった蕎麦屋『三朝庵』はカツ丼の発祥の地といわれている(諸説あります)。

「やりたいこと」ではなく「やらなくていいこと」ね。学生時代もあと2カ月ほどですが(笑)。

『出社拒否』。いまから予防線を張っておこうというの?(なお、ラベルが貼ってあるのは図書館から借りている本ではない。ある時期、蔵書にラベルを貼ろうとして頓挫した名残である)。

言葉に関心があるのね。

知り合いに「ヤクザ」がいるそうです。

自己啓発本が多いね。

地方自治体に勤めることになったそうです。

7時半頃、大学を出る。あの木の横の32号館2階228教室がゼミ(演習も)の教室だった。

茶菓子の食べながらゼミをやっていたせいで、空腹感はなかったので、いつものように「ごんべえ」で夕食は食べずに、蒲田まで戻って来た。

「ちよだ鮨」で握りと鉄火巻をテイクアウト。

帰宅して、まだ観ていなかった昨日と今日の朝ドラを観ながら食べる。全品わさび抜きになったので、わさび醤油につけて食べる。鮨文化も変容してきている。なお、この四角の皿は近所にあった紅茶とパンの店「ティースプーン」が閉店するときに購入したものである。

ゼミ生からいただいたお菓子。

かわいいカヌレをいただく。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。


1月23日(木) 晴れ

2025-01-24 11:03:29 | Weblog

8時、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

棋士編入試験に挑んでいた西山朋佳女流三冠は2勝2敗で臨んだ第5戦に敗れ、将棋界初の女性の棋士の誕生はならなかった。無念であろう。「これからのことはいったん整理してから考えたい」と述べたそうだ。

昨日のブログを書いてから、チャイを抱っこして玄関先を散歩する(妻に撮ってもらう)。以前はリードを付けて犬の散歩のようにしていたこともあったが、いまは抱っこで。

午後から大学へ。

スロープのところに私の最終講義の立看も出た。「ライフストーリーとライフスタイル」。3月1日から31日までオンデマンドで。

昼食は蒲田駅で買ってきたまい泉のカツサンドを食べながら、成績付の作業(これはこれからしばらく続く)。

3時半頃、卒業生のエリナさん(二文、2006年卒)が来室。私は彼女が1年生のときに基礎演習を担当し、4年生のときに卒論を担当した。卒業後は一橋大学の大学院へ進み、修士を出た後はコンサルタント会社に勤めた。いまは家業を継がれ、経営者になっている。5歳のお子さんがいるが、ご両親はお子さんが誕生する前に60代の半ばで相次いで亡くなった。なかなか大変な30代であったと想像する。

会社の経営について語る。(そのまま日経ウーマンの記事になりそうである)

彼女が本棚から取り出したのは『社会学の基礎知識』(有斐閣)。当時の大学院受験生はみんなこの「赤本」で受験対策をしたものである。

研究室で2時間ほど四方山話をしてから、「すぎうら」に早めの夕食に行く。

付け出し。飲み物は二人ともウーロン茶を注文。

海鮮サラダ。

ブリのカルパッチョ。

天ぷら盛り合わせ。

豚の角煮。

吹き寄せ。

出汁巻玉子。(あれこれ注文しずきたかな)

〆は稲庭うどん(佐藤養助)。有名な稲庭うどんらしい(私は知らなかったが、エリナさんはご存知だった)。

エリナさんは、この後(7時半過ぎから)、大学の近くに止めている車の中でオンラインのミーティング。後から聞いたら3時間くらいかかったそうだ(わぉ)。それから帰宅されて、息子さんを添い寝で寝かしつけて、午前1時くらいに今日のお礼のLINEが送られてきた。会社の経営と子育て。フル回転ですね。どうぞ生活の中のゆとりを忘れずに頑張ってください。

私の方は帰宅して、彼女からお土産にいただいた「山田屋」の人形焼きを、妻と『プレバト』(録画)を見ながら食べた。

明日の授業(最後の授業だ)の準備。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

2時、就寝。


1月22日(水) 晴れ

2025-01-23 10:38:56 | Weblog

9時15分、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

トランプが就任初日にいきなり25本を越える大統領令に署名したそうだ。ただし、大統領令そのものは歴代の大統領もたくさん出している。

問題はその中身である。バイデンが進めて来た政策を反転させるものが多く含まれる。

「ガラガラポンですね」

昨日のブログを書く。

昼食は近所の蕎麦屋「吉岡家」へ食べに行く。12月30日に行ったのだが最後で、今年は初めて。なじみのカフェへの年始の挨拶で忙しかったのだ。

先客は一人だけ。

もり蕎麦と天丼のセット(それぞれ小サイズ)を注文。

店内のテレビでは「中井・フジテレビ問題」を他局のワイドショーがさかんに取り上げていた。「対岸の火事」というわけではあるまい。

食事を終えて、駅の方へ買物に行く。

「一二三堂」で『NHK俳句』2月号を購入。

 白梅や父に未完の日暮あり 櫂美未知子

 春来つつあり万感といふ言葉 清水径子

 みんな夢雪割草が咲いたのね 三橋鷹女

「白梅や」の句は、父は亡くなったのか、それとも引退したのか、やり遂げたかったことがあったのだろうと思う娘の気持ちを詠んで余韻のある句である。

「春来つつ」の句は、3月末で定年退職する私にはスッと入って来る句である。

「みんな夢」の句は、「邯鄲の夢」の現代女性版といったところか。さばさばしている。

「てんや」の前を通る。

早春海老天丼(味噌汁付きで税込み980円)。ワンコインランチの時代にはもう戻らない。いまはせめて「千円札一枚でお釣りが来る」という感覚に訴える時代になった。

線香を買おうと思って「きずなテラス」に来たが水曜は定休日だった。

腕時計の針が遅れ始めたので、電池交換に来たのだが、「山田時計店」も水曜が定休日だった。急ぐものでもないし(スマホが時計代わりになる)、昔からこの店で電池交換をしてもらっているので、明日また来よう。店主は私より5つほど年上で、相生小学校の先輩で、蒲田の街の昔のことをよくご存知なのだ。

帰宅して、教授会(オンライン)に途中から出席。今日は早め(5時頃)に終わる。

耳鳴りがするので少し横になる。

レビューシートのチェック。

夕食は蟹玉、豚肉とニンニクの茎のオイスターソース炒め、柚子大根、中華スープ、ごはん。

主菜が二皿ある感じ。

私がそう言うと、妻は「いいのよ。炒め物の方は量が少ないから」と言った。私としてはどちらか一皿+春雨サラダくらいでちょうどいいのだが。・・・結局、残さず食べる。

食事をしながら『ホットスポット』第2話(録画)を観る。これは継続視聴決定。

今日は「ライフストーリーの社会学」の最終回のレビューシートの提出の締切日。締切日にドッと提出されるというパターンは最後まで変わらなかった。やれやれと思いながらチェックしていると、「春と合わせて一年間受講させていただき、これが大久保先生に提出する最後のレビューになると思うと寂しいです。どうぞお元気で。ごきげんよう。」とか書いてあったりする。まぁ、いいか。

風呂から出て、提出されたレビューをすべてチェックする。通常なら次回の授業のパート1で紹介するレビューを選ぶところであるが、次回はない。惜しいので、1つだけここで紹介しておこう。

 「社会には人を分断する補助線が無数にあるが、そのわかる、わからないの間のグラデーションを生むのはわかりたいという意志と他人の経験に思いをはせる想像力であるという言葉に感銘を受けた。自分は中学の頃、周りと仲が悪く、高校大学では中学時代のほとんどの知り合いとは一切かかわらないようにしていた。しかし先日、成人式があり、同窓会は参加しないが成人式くらいは行こうと思い、数少ない友人とともに参加した。するとそこで再会した私が嫌っていた人と話してみると、案外打ち解けることができた。それだけでなく楽しくなってきて式が終わったらすぐ帰るつもりがその場に残りみんなと話し続けていた。中学時代あんなに嫌っていたのは何だったのだろうかと不思議に思っていたのだが、今回の授業を通じてそれは相手の価値観や経験などをわかろうとする気持ちがなかったからではないかと気づいた。当時下に見られていると感じた自分が彼らを見返す方法として手を付けたのが勉強だった。それ以来、彼らのような人間が存在しない世界に行くために勉強した。勉強など全くしない彼らを頭の悪い奴とひとくくりにして下に見ていた。その結果、今ここ早稲田大学という場所にいる。私は決してあれから必死に勉強した自分の行動が間違っていたとは思わないし、勉強した結果、あそこにとどまっていたら出会えなかったような人たちに出会えたという意味では無駄ではなかったと思う。しかし、勉強の一旦の最終到達地点である大学に入って学歴を求める勉強が終わり、少し落ち着いてから彼らとかかわってみると彼らも良き人間であることがわかり、彼らをわかろうともせず生活と思考から排除した自分を恥ずかしく感じた。きっと高校生のときに彼らと再会しても、まさに見返すための勉強をしていたのでこんな風な結論には至らなかっただろう。少し時間が経ち、成人式という彼らと再会した直後のタイミングだったからこそ、先生のお話が頭ですっと理解できたし、このような結論に至ることができたのだ。」

2時、就寝。


1月21日(火) 曇りのち晴れ

2025-01-22 12:49:54 | Weblog

8時、起床。

チーズトースト、目玉焼き、ソーセージ、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

トランプが大統領に(再)就任した。

「ふぅ」

ブログの更新をしてから11時前に家を出る。今日は修論の面接(口頭試験)と大学院の社会学コースの会議がある。どちらも対面だ。12時からの面接に余裕をもって家を出たのだが、電車の中で資料に目を通していたら、東京駅を乗り越して神田まで行ってしまい、大学に着いたのは12時ぎりぎりになってしまった。

面接を済ませ、コース会議が始まるまでに1時間ほどあるので、「タビビトの木」に昼食を食べに行く。

新年から価格が改定になり、これまでセットに含まれていたドリンクは+100円のオプションになった。つまり実質100円の値上げである。+100円というのはサービス価格で、他の店だったら+300円くらいとるのではないかしら。

カオソーイ(カレーラーメン)セット。麺は中華麺と米粉麺を選べるが、米粉麺にした。

オプションのドリンクはカフェラテ。

2時から大学院の社会学コース会議。2時間ほどで終了(この後、文学部の社会学コース会議が続くが、私はここで失礼)。

古い一陽来復のお守りを穴八幡に納めに行く。

境内に置かれた古札守納所(箱)。

参拝していく。三列の真ん中に多くの人が並んでいるのは、真ん中の列の方がご利益がありそうだからだろう。私は一番列の短い左側の列に並んだ。

4月の句会の予約をしに「カフェゴトー」に行く。ついでに一服していこうかと思ったが、店内は超満員。今週は秋学期最後の授業が多いから、その流れで混んでいるのだろうか。

蒲田に着いて、「きりん珈琲」に電話をして豆の焙煎をお願いする。1時間ほどかかりますというので、店まで行って、一服するのにちょうどいい時間である。

イチゴあんプリンとマンデリンを注文する。

綺麗である。

豆が焙煎されるのを待つ間、最終講義の構成を考える。「社会学との出会い」「ライフストーリー論」「ライフスタイル論」の三部構成でどうだろう。各コンテンツ30分くらいで、トータル100分(一回の授業時間)に収めよう。教室での講義ではないから(オンデマンド)、御用とお急ぎの方は倍速で視聴することも可能である。

きりん珈琲ブレンド豆の焙煎が終わった。焙煎したてよりも、一晩おいた方が飲み頃になる。

店には1時間ほど滞在した。今年もよろしくお願いします。

蒲田駅→「きりん珈琲」→自宅というコースはけっこうな歩数で、これで今日一日の歩数は一万歩を越えた。

夕食は白湯鶏鍋。

食事をしながら『アンサンブル』の初回(録画)を観る。川口春奈演じる主人公は離婚裁判が得意な弁護士という設定。クールだが、過去に突然恋人に去られたというトラウマを抱えている。ドラマの間で流れるCMに川口春奈が出ているのが4社もあったことにびっくり。彼女、いまやCM女王である。ただ、こういう状況は彼女の演技の幅を限定してしまう(好感度の高い主人公)ことになりはしないだろうか。既視感のある主人公のキャラクターにそんなことを考えた。

土曜日に卒業生のカオリさんからいただいたお菓子を食べる。

そのカオリさんから今日届いたメールで教えていただいたのだが、カオリさんやミナコさんたちの座談会の記事を書いたのは豊田里美さんというフリーランスのライターの方なのだが、実は、彼女も文学部の社会学専修の出身で(2005年卒)、私の卒論ゼミだったことが判明した。なんという偶然の重なり! 世間は狭いですね。

彼女の紹介記事は→こちら

いろは句会の主宰の紀本直美さんからお手元に保管してある過去の句会の資料が送られてくる。何回分か欠落があるが、私のブログの記録などと合わせれば(他の会員のお手元に残っている場合もあるだろう)、きちんと記録として残せるのではないか。博士論文公開審査会、学位委員会、秋学期の成績付、ゼミ論集の編集、そして最終講義の収録が終わったら、暇になるので(何しろ次年度の授業の準備はもうしなくてよいのだ)、そういう作業に取り組もう。4月の久しぶりのリアル句会に間に合わせよう。

ちなみに記念すべき第1回の句会(2013年10月24日)の特選句は私の作だった。

 頼もしや五つ並んだカキフライ たかじ

紀本さん曰く「たかじさんの代表作ですね」。たしかにいい句だと自分でも思うが、デビュー作が代表作ってどうなのと思う(笑)。卒論が代表作の学者みたいではないか。そういえば、私の卒論はどこに行ってしまったのだろう。研究室にも自宅の書庫・書斎にも見当たらないのである。まさか処分してしまったということはないと思うのだが。

その日は木曜日で、夕方の5時から私の研究室で5人の参加者(まだ俳号はなかった)で行われ、句会のあとに蕎麦屋「いろは」で食事をした。それが「いろは句会」の由来である(もちろん初心者の句会という意味を兼ねている)。その蕎麦屋「いろは」はいまはもうない。

風呂から出て、「サンデー・ソングブック」をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付け、明日のスケジュールを考える。

2時、就寝。