フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月6日(月) 曇りのち雨

2025-01-07 12:01:50 | Weblog

8時半、起床。

バタートースト(+林檎ジャム)、目玉焼き、サラダ、牛乳、珈琲の朝食。

大学の事務所は今日が仕事始め。学位申請論文の公開審査会の情報を送る。

昨日のブログを書く。

今日の空は雲が多い。午後から雨になるそうだ。

予約している近所の歯科医院へ行く。だいたい2カ月に一度、床屋と同じくらいの頻度で定期健診を受けている。「馴染みの店」の一種であり、医師、歯科衛生士さん、受付の方とよくおしゃべりをする。「おしゃべりカフェ」ならぬ「おしゃべりクリニック」である。

おしゃべりをけっこうしていたせいで私が最後の客(患者)になってしまった。外に出ると雨がパラつき始めていた。

急いで帰宅してベランダの洗濯物を取り込む。

妻がジムから帰って来て、チャイに「お父さんは洗濯物をちゃんと取り組んでくれたかな」と聞いた。

「もちろんです」とチャイは妻にキスをして答えた。

えらいぞ、チャイ。私が教えた通りの対応だ。

2時半頃、昼食を食べに出る。久しぶりの雨らしい雨の中(たしか12月は雨が降らなかった)、池上の「ハナコーヒー」まで歩く。

「ハナコーヒー」は今年は元日から店を開いていて(文字通りハナから始める)、今日から通常営業である。

マダム、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

先客は一人だけ。お気に入りの席に座って、トマトとチーズのオイル焼き(ドリンクはアメリカン)を注文する。

最近、一番お気に入りのメニューだ。熱々をいただく。

デザートに「台湾カステラ」改め「池上ハナカステラ」を注文。私はホイップクリーム抜きが好み。カステラ自体の甘さを味わいたい。

先客が出ていき、客は私だけになった。正月休みが終わり、雨ということもあり、私は本日7人目の客だそうである(少ないですね)。

どうも後続の客は入って来そうにないので、私は本を読むのをやめ、アールグレーを注文し、マダムとおしゃべりをすることにした。

あれこれの話題でおしゃべりをした。好きな街はどこですかという私の質問に、「池上です」と即答された。住んでいる街が大好きというのはいいですね。

私の写真も撮っていただいた。

店内に置かれている映画『スティング』(1974)のLP(サウンドトラック)はマダムが中古レコード屋で見つけて買われたそうだ。彼女はどんでん返しのストーリーがお気に入りなのだが、二人の主人公の俳優の名前は憶えていなかった。ジャケットの写真のどちらが好みのタイプですかと聞いたら、左側(ロバート・レッドフォード)と答えた。若い方ということだろうか。もし神様からどちらかにしてやると言われたら、私は右側(ポール・ニューマン)と応えますけどね。私が『スティング』を観たのは大学2年生のときだった。あの頃はよく映画館で映画を観たが、それは『シティーロード』というタウン誌の懸賞で映画のチケットがよく当たったからである。

店には1時間半ほど滞在した。店を出たのは午後5時。閉店時間までまだ1時間ほどあるが、私が最後の客になりそうな気配である。

帰りも雨の中を歩いた。往復するとちょうど大学に出た日と同じくらいの歩数(6千歩台)になる。

帰宅すると年賀状が届いていたので、返信を2枚書いてポストに出しに行く。今日の最後の集配に間に合うかな。

夕刊の一面にアメリカのTVドラマ『SHOUGUN将軍』がゴールデン・グローブ賞の作品賞を受賞したという記事。主演男優賞は同作のプロデュー―も務めた真田広之、主演女優賞は澤井安奈、助演男優賞は浅野忠信がそれぞれ受賞した。9月のエミ―賞独占に続いての快挙である。

夕食は真鯛のソテー(付け合わせはちじみほうれん草)、味噌汁、ごはん。

食事をしながら『大追跡グローバルヒストリー 幕末イギリス密航!謎の侍チームを追う』をリアルタイムで観る。まだ冬ドラマは始まっていないので、何気なく観たのだが、面白かった。

正月用に買った蜜柑は残りこれだけになった。

風呂から出て、山下達郎(ゲストは宮地淳一)の『サンデー・ソングブック』をタイムフリーで聴きながら、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。