フィールドノート

連続した日々の一つ一つに明確な輪郭を与えるために

1月10日(金) 晴れ

2025-01-11 10:30:23 | Weblog

8時45分、起床。

チーズトースト、サラダ、牛乳、紅茶の朝食。

インフルエンザの感染が拡大していることは学生からの欠席の連絡からもわかる。

「ポスト石破 8人動く」という見出しの記事。総理を目指すこと、大臣を目指すこと、次の選挙で当選すること、彼らの主要な関心はまずそこにあり、政治記者の関心も党内の情勢にあるように思える。しかし、「政治」というものは本来そういうものなのではないはずである。

お出かけする妻を私とチャイで玄関でお見送り。

昨日のブログを書く。

11時半頃、家を出る。

大学は月曜日から始まっているが、私にとっては今日が新年最初の授業である。

授業の前に腹ごしらえ。たいてい金曜日の昼食はコンビニおにぎり(鮭とおにぎり)である。この習慣はずっと前からのものでいまの朝ドラ『おむすび』の影響ではない。

教員ロビーのレターボックスに卒業生からのクリスマスカード&年賀状が届いていた。

3限は演習「現代人と孤独」。今日の発表は4人グループの「一人旅」。4人で一緒に一人旅をしたわけではなく(それではグループ旅行である)、4人それぞれが「初めての一人旅」をしてその経験をグループで考察したものである。旅行のフィールドワークとして面白く聞いたが、一つ私からすると奇妙だったのことは、「美味しい物を食べたときその美味しさを誰かと共有できないことが一人旅のデメリット」として述べられていたことだ。私はそういう感覚をもったことが一度もない。『孤独のグルメ』の井之頭五郎もそうだろうと思う(そうでなかったら、『孤独のグルメ』という作品はそもそも成り立たないであろう)。これらは彼女らにとって、日常の生活の中で、「美味しい物を食べる」という行為が基本的に社交的なシーンにおけるものであるからだろうか。そういうことではなくて、美味しいものに限らず、美しい風景、面白い映画、そういう感動的なものと出会ったときに、それを誰かと一緒に(その場で)共有したいという本能的といってもいい欲求がいつもあるということなのだろうか。

4限はゼミ。ゼミ論の「修正版」の提出とその校正を全員で行う。2週間後、「最終版」を提出してもらう。それを印刷・製本業者に渡してゼミ論集となる。

ゼミの後、ゼミ生のM君に手伝ってもらって、棚の上の重い資料類を下におろす。これでちょっとすっきりした。

夕食は「ごんべえ」で食べる。

久しぶりの忍者うどん(加薬ごはんは抜きで)。ビジュアルが忍者に見える(オーナーの小さなお子さんの目に)ことからの命名であると聞いたことがる。

ずっと昔の話だから、「忍者ハットリ君」だろうか。

 

食後の珈琲は「カフェゴトー」でとちらっと考えたのだが、寒くなって来たので、早く帰ることにした。帰宅して、珈琲とお菓子。

教員ロビーに届いていたクリスマスカード&年賀状への返信をメールで出す。

レビューシートのチェック。

風呂から出て、今日の日記を付ける。

1時半、就寝。