「ブレーキプレス」
車やバイクの制動装置の「ブレーキ」ではなく,鉄板などを曲げる機械の名称.
何でそんな名前かはよく知りません.
切る,削る,曲げる,くっ付ける.
こんなことを繰り返して工作する訳なんですが,力仕事と騒音が出る作業が一番楽しくなくて,
繊細な作業とは無縁です.
私が好きなアルミも金属では比較的軟らかい方ですが,分厚くなったり大きくなると曲げるのも大変.
このバイク用の犬小屋(通称:寅小屋)もアルミ製.
このくらいの大きいワークになると材料となるアルミ板もかなり大きなものが必要になります.
これの製作につかったアルミの板材がコレ.我が家で一番大きいアルミ板.
「箱」の形になるように曲げていくのですが,厚さが2mmの薄いアルミでもこの幅になると大変.
曲げる機械が無いので人力です.
トラ母に押さえてもらいながら当て木の上からハンマーで叩きます.
ただし,単に叩いてもアルミ板がバンバンと弾くばっかりで曲がってくれません.
曲げる側に押しながら叩くのがコツです.
うるさいし,しんどいですし,はっきり言ってつまらない作業です.
でも仕方が無いのでひたすら額に汗して曲げます.
こうして,こんな形にしていって溶接していきます.
溶接は下手ですが,それでもだんだんと形が出来てくるので楽しいです.
楽しい作業は楽しいです.(変な日本語?)
なので「曲げ加工」も楽しく出来ないかと常日頃から思い続けているわけなんですが,オークションには
いろんなものが出品されています.
ブレーキプレス用の「ダイ」と「パンチ」です.
工作に興味が無い人が見たら,何じゃこれって感じですし,「ダイ」と「パンチ」って名前も何となく
イマイチって感じですがこれが曲げる機械の要の部分です.
この写真だと分かりやすいかと思います.
V字した台の上に曲げたい板を置いて上のV字の刃(パンチ)を押し付けて曲げるわけです.
押し付ける力も相当な力が要るわけで,普通は油圧で押し下げます.
なので油圧ラムジャッキも探しました.
このラムジャッキで揚力が20トンです.
ダイとパンチは中古でラムジャッキは新品の古置き品.
こんなものまでオークションであるのは幸せなことです.
毎日毎日何か無いかとオークションを探す日々.
ブレーキプレスに仕上げるには頑丈なフレーム作りが必要ですが,完成したらニンマリしながら
曲げられると思うと,ちょっと楽しみになります.
ちなみにこのダイとパンチのV字の部分ですが,その幅(Vの厚み)は曲げる板厚の8倍が標準だそうです.
板厚が2mmだとVの幅は16mm.
私の買ったダイはVが2つある「2V」と呼ばれるモノで12mmと20mm幅.
工作マニアの間で愛用されている旧エイシンのブレーキプレス.
知人も何人か使われていますが軒並みハンドルが根っこで折れてます.
原因はこのダイの幅が狭いためではないかと思います.
V幅をフライス盤で広げてやれば,幅のあるアルミ板でももう少し楽に曲がるのではないかと
思います.
今日の寅次郎
車やバイクの制動装置の「ブレーキ」ではなく,鉄板などを曲げる機械の名称.
何でそんな名前かはよく知りません.
切る,削る,曲げる,くっ付ける.
こんなことを繰り返して工作する訳なんですが,力仕事と騒音が出る作業が一番楽しくなくて,
繊細な作業とは無縁です.
私が好きなアルミも金属では比較的軟らかい方ですが,分厚くなったり大きくなると曲げるのも大変.
このバイク用の犬小屋(通称:寅小屋)もアルミ製.
このくらいの大きいワークになると材料となるアルミ板もかなり大きなものが必要になります.
これの製作につかったアルミの板材がコレ.我が家で一番大きいアルミ板.
「箱」の形になるように曲げていくのですが,厚さが2mmの薄いアルミでもこの幅になると大変.
曲げる機械が無いので人力です.
トラ母に押さえてもらいながら当て木の上からハンマーで叩きます.
ただし,単に叩いてもアルミ板がバンバンと弾くばっかりで曲がってくれません.
曲げる側に押しながら叩くのがコツです.
うるさいし,しんどいですし,はっきり言ってつまらない作業です.
でも仕方が無いのでひたすら額に汗して曲げます.
こうして,こんな形にしていって溶接していきます.
溶接は下手ですが,それでもだんだんと形が出来てくるので楽しいです.
楽しい作業は楽しいです.(変な日本語?)
なので「曲げ加工」も楽しく出来ないかと常日頃から思い続けているわけなんですが,オークションには
いろんなものが出品されています.
ブレーキプレス用の「ダイ」と「パンチ」です.
工作に興味が無い人が見たら,何じゃこれって感じですし,「ダイ」と「パンチ」って名前も何となく
イマイチって感じですがこれが曲げる機械の要の部分です.
この写真だと分かりやすいかと思います.
V字した台の上に曲げたい板を置いて上のV字の刃(パンチ)を押し付けて曲げるわけです.
押し付ける力も相当な力が要るわけで,普通は油圧で押し下げます.
なので油圧ラムジャッキも探しました.
このラムジャッキで揚力が20トンです.
ダイとパンチは中古でラムジャッキは新品の古置き品.
こんなものまでオークションであるのは幸せなことです.
毎日毎日何か無いかとオークションを探す日々.
ブレーキプレスに仕上げるには頑丈なフレーム作りが必要ですが,完成したらニンマリしながら
曲げられると思うと,ちょっと楽しみになります.
ちなみにこのダイとパンチのV字の部分ですが,その幅(Vの厚み)は曲げる板厚の8倍が標準だそうです.
板厚が2mmだとVの幅は16mm.
私の買ったダイはVが2つある「2V」と呼ばれるモノで12mmと20mm幅.
工作マニアの間で愛用されている旧エイシンのブレーキプレス.
知人も何人か使われていますが軒並みハンドルが根っこで折れてます.
原因はこのダイの幅が狭いためではないかと思います.
V幅をフライス盤で広げてやれば,幅のあるアルミ板でももう少し楽に曲がるのではないかと
思います.
今日の寅次郎