オクテック ガレージ ブログ OKU-TEC garage

大した人生ではないけれど,それでも読み返せば思い出されるあのときのこと.消えないように,そして生きた証になるように

大地震で被災された方にお見舞い申し上げます

2011-03-13 02:48:46 | 日記
大地震で被災された方に心よりお見舞い申し上げるとともに,亡くなられた方のご冥福を
お祈りいたします.



テレビで昨年夏,東北を旅したときに訪れた八戸の町に大津波が押し寄せる映像がありました.


見たことのある港の風景.

お世話になったプロペラスクリューの修理屋さんの「ペラ屋のKOOL」さんの会社はその港のすぐ
近くでした.


旅先で出逢った見ず知らずの私たちに笑顔で食事と寝床を提供してくださり,ペラ屋の仕事まで
見学させて下さった上にプロペラまで贈って下さいました.


KOOLさんとはその夜何とか連絡がつき,無事避難されていたことが確認できました.

会社は浸水した模様ですが幸いにもご家族とお住まいは無事とのことで,声を聞いたとき私の方が
逆にこみ上げてくるものがありました.

掛ける言葉も見つからず「頑張って下さい」と言った私に,「はい,頑張ります!」と力強い返事が
返ってきたことが印象的でした.






船乗りさんが多く利用すると言っていた港近くのコインランドリー.




この街並みがどうなってしまったのかが気になります.








命からがら避難出来た方は安堵する間もなく行方不明になった家族,知人の安否に心痛まれ,
二重三重の苦しみに見舞われていることだと思います.



災害地から遠く離れ,電気も水も不自由ない地でブログを書くことに申し訳なさを感じますが
ただただ生き延びられた方に思いを綴りたく書きました.


先の見えない避難生活.繰り返し起こる地震.
残された人は本当に辛いと思いますが負けずに頑張ってこの苦難を乗り越えていってください.

復興をお祈りいたします.



追伸
原発の問題について,政府の発表と原発保安院の言葉にトーンの違いを感じます.
また原発保安院が圧力の単位の「MPa」(メガパスカル)と「Kgf/cm2」を取り違えて説明し
あたふたしている姿を見たとき,こんな人達に任せて大丈夫なのかと憤りを感じました.
現場を知らない広報担当なのかもしれないですが,これでは現場で被爆や爆発の危険の中,
復旧作業に取り組む作業者の方の苦労が薄れていってしまう気がします.



原発の放射能漏れに対する避難のあり方にだけは疑問を感じます.
被災された方の更なる罹災がないことを願うばかりです.


被災地へのルートがない今,ヘリコプターが命の源を届ける手段だと思います.
より多くのヘリコプターを導入し,救援捜索ルートを切り開く重機を早く現地入りさせて,現地で
活動している自衛隊,消防,警察の支援をしてあげて欲しいです.