通勤に使っているヴェクスター125.
毎日乗るのでリアタイヤは割と早く減ってしまいます.
タイヤ交換はビートを落したり,タイヤレバーでこじったりと力技が必要で,エレガント(と思っている)な
私はあまり好きではありません.
勢いで買ったタイヤチェンジャーですが,「きちんと直してから使おう」などと欲張ったことを
妄想したために,結果として手付かず状態で今まで来ました.
・・・愚かな自分です.
反省の意味も込めてこのタイヤ交換を機に復活させようと思って作業をしています.
さてオーバーホールですが,本体やモーターは鉄で出来ているので痛むといっても錆びるくらい.
長年使っていて傷みそうなのはエアー駆動に使われているゴム類.
分解してみるとシリンダーの摺動部はOリングが使われていました.
Oリングのサイズですが一般的に「内径」と「太さ」でサイズが決まります.
「内径」はシャフト(軸)径を計るとすぐにわかりますが,「太さ」は潰れてしまっているので
正確には測れませんが,何となく近いものがJISの規格を見れば出てきます.
正確なサイズを知りたければOリング溝を測って外径を出します.
Oリングはたいてい10~20%のつぶしシロとなっているのでそこからお目当てのサイズが分かると
おもいます.
エアシリンダーのOリングですが,軸径とは特殊なものではなく規格品だったので入手も容易でした.
日本製のモノを買って良かったと思う瞬間です.
安価な輸入品は規格品を使っていないと聞いたことがあるので,そのときは・・・・泣きましょう.
エアシリンダーを組み立てる際の合わせ面に使われるガスケットは単純なので手持ちのフッ素系の
ゴムシートを円状に切って作ります.
この円状にスカッと切れるのが難しいです.
最初はコンパスをつかって針で溝を少しずつ入れていったのですがなかなか美しく切れません.
今度はテレビ用の回転テーブルに載せて回しながらカッターで切ってみました.
コンパスよりは楽しいです.
楽しい作業は仕上がりに反映される気がします.
精度はいらないのでハサミでチョキチョキでも構わないのですが美しいのに越したことはありません.
エアーの取り入れ口の継ぎ手も一旦外して管用タップでネジ山をサラってあげます.
オーバーホールしたエアシリンダーはやはり気持ちが良いです.
大きい方がタイヤのビートを落すエアシリンダー,2個ある小さい方がホイールをチャッキングする
ためのエアシリンダーです.
タイヤ交換する際にプシュ~って音がしますが,そのときにバイク屋さんが足で踏んでいる
あの部分がこれです.
切り替えバルブです.
これも分解すると中にOリングがあります.
バルブの形状が溝になっているのでOリングも溝状に変形しています.
磨いてあげてOリングを換えてグリスを塗って・・・地味ですが楽しかったりします.
きれいにすると気持ちが良いです.
「トイレの神様」のように「部品の神様」がいてくれたら私も男前になってたはずなのに・・・.
まだまだ作業は続きますがこのへんで.
===============================
今日,突然久しぶりに北海道ツーリング仲間がひょっこり遊びに来てくれました.
SR400に乗るタカさん.
貴重なマグラのセパハンが手に入ったので自分で交換したそうです.
ハンドルを換えるとメーターとのバランスが悪くなりメーターを交換.
トップブリッジのハンドルポストが残って不細工なのでトップブリッジも交換.
インジケーター類がなくなったのはいいけどニュートラルランプがない不便なので追加.
バイクいじりをあまりしない彼が今回は頑張って3ヶ月かけて組み上げたそうです.
ちなみにニュートラルランプのことを別名「セクシーランプ」と言っていました.
意味? ぜひ本人に聞いてください.
タカさん,また遊びに来てください.ウエルカムですよ~.
ではまた.
毎日乗るのでリアタイヤは割と早く減ってしまいます.
タイヤ交換はビートを落したり,タイヤレバーでこじったりと力技が必要で,エレガント(と思っている)な
私はあまり好きではありません.
勢いで買ったタイヤチェンジャーですが,「きちんと直してから使おう」などと欲張ったことを
妄想したために,結果として手付かず状態で今まで来ました.
・・・愚かな自分です.
反省の意味も込めてこのタイヤ交換を機に復活させようと思って作業をしています.
さてオーバーホールですが,本体やモーターは鉄で出来ているので痛むといっても錆びるくらい.
長年使っていて傷みそうなのはエアー駆動に使われているゴム類.
分解してみるとシリンダーの摺動部はOリングが使われていました.
Oリングのサイズですが一般的に「内径」と「太さ」でサイズが決まります.
「内径」はシャフト(軸)径を計るとすぐにわかりますが,「太さ」は潰れてしまっているので
正確には測れませんが,何となく近いものがJISの規格を見れば出てきます.
正確なサイズを知りたければOリング溝を測って外径を出します.
Oリングはたいてい10~20%のつぶしシロとなっているのでそこからお目当てのサイズが分かると
おもいます.
エアシリンダーのOリングですが,軸径とは特殊なものではなく規格品だったので入手も容易でした.
日本製のモノを買って良かったと思う瞬間です.
安価な輸入品は規格品を使っていないと聞いたことがあるので,そのときは・・・・泣きましょう.
エアシリンダーを組み立てる際の合わせ面に使われるガスケットは単純なので手持ちのフッ素系の
ゴムシートを円状に切って作ります.
この円状にスカッと切れるのが難しいです.
最初はコンパスをつかって針で溝を少しずつ入れていったのですがなかなか美しく切れません.
今度はテレビ用の回転テーブルに載せて回しながらカッターで切ってみました.
コンパスよりは楽しいです.
楽しい作業は仕上がりに反映される気がします.
精度はいらないのでハサミでチョキチョキでも構わないのですが美しいのに越したことはありません.
エアーの取り入れ口の継ぎ手も一旦外して管用タップでネジ山をサラってあげます.
オーバーホールしたエアシリンダーはやはり気持ちが良いです.
大きい方がタイヤのビートを落すエアシリンダー,2個ある小さい方がホイールをチャッキングする
ためのエアシリンダーです.
タイヤ交換する際にプシュ~って音がしますが,そのときにバイク屋さんが足で踏んでいる
あの部分がこれです.
切り替えバルブです.
これも分解すると中にOリングがあります.
バルブの形状が溝になっているのでOリングも溝状に変形しています.
磨いてあげてOリングを換えてグリスを塗って・・・地味ですが楽しかったりします.
きれいにすると気持ちが良いです.
「トイレの神様」のように「部品の神様」がいてくれたら私も男前になってたはずなのに・・・.
まだまだ作業は続きますがこのへんで.
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今日,突然久しぶりに北海道ツーリング仲間がひょっこり遊びに来てくれました.
SR400に乗るタカさん.
貴重なマグラのセパハンが手に入ったので自分で交換したそうです.
ハンドルを換えるとメーターとのバランスが悪くなりメーターを交換.
トップブリッジのハンドルポストが残って不細工なのでトップブリッジも交換.
インジケーター類がなくなったのはいいけどニュートラルランプがない不便なので追加.
バイクいじりをあまりしない彼が今回は頑張って3ヶ月かけて組み上げたそうです.
ちなみにニュートラルランプのことを別名「セクシーランプ」と言っていました.
意味? ぜひ本人に聞いてください.
タカさん,また遊びに来てください.ウエルカムですよ~.
ではまた.