少し工作(作業)ネタから離れた日記が続いていましたが,絵画やジョギングや食べ物なんかの
日記を書いている間でもガレージ作業は詰まっていて,休み無く続けています.
で,タイヤチェンジャーのオーバーホールの続きですが,現在塗装を終えようとしています.
まずはその始めの方のお話を少し.
塗装するワークのセッティングとマスキングを行い,さて塗装・・・と行かないのが塗装の面倒なところ.
油分が付着していると塗料を弾いてしまうのでプレソルベントで一つ一つ丁寧に脱脂を行います.
元の塗装を剥離してブラストや錆取り剤などを使って下地処理を行ってきているので,ここでいう
「油分」というのは,ほとんどが人間の油や汗によるものです.
なので素手で触るのはご法度.手袋を着用して作業です.
不織布をマメに取り替えて脱脂作業.塗装は段取りが多くて面倒です.
塗装ブース内は換気扇を回していても有機溶剤でいっぱいです.無防備で作業するとシンナーで
脳みそが溶けて,あんぽんたんになるので防毒マスクを着用します.
これはとら母が懸賞で当ててくれた塗装用のマスクです.感謝です.
目も大切.老眼の第一歩を踏み出したとはいえ大切な瞳,ゴーグルも着用します.
長袖長ズボンでこんな感じになります.
つぶらな瞳のおっさんです.
下塗りに使うプラサフはロックペイントのミラクルプラサフHBという二液型のアクリルウレタン樹脂
塗料です.
硬化剤を必要とするウレタン塗料の中でも比較的廉価版のプラサフになります.
とはいえ,ホームセンターで売っている自動車補修用の缶スプレーよりもずっと高く,塗膜も強いです.
塗料と硬化剤を重量比で5:1に正確に混合させます.
こんな時に便利なのがデジタル式のハカリ.
容器を載せても攪拌棒(割り箸)を載せてもゼロリセットが出来てちょ~便利.
アネスト岩田の低圧スプレーガンの使い勝手がよく分からないのでテストを兼ねて塗ってみます.
部品点数が多いのでブースに2時間近くこもって塗り上げました.
透明感が漂っていた塗装ブースが「冬景色」になったようです.
気温が高いのでシンナーを標準より5%ほど増やしたのですがガンのセッティングが分からず,ユズ肌に
なってしまいました.
ユズ肌をリカバリーしようとしたら垂れちゃいました.・・・難しいです.
ダブルアクションサンダーで表面をサンディングします.
一般的に塗装の際のサンダーはエアー式をよく使われますが,私のは電気式.
電動モーターが有る分,重いのですが電子式のスピード調整が付いていて夜間など低速に
することで静かにサンディング出来るので便利です.
翌日プラサフの状態をチェックすると,にっくき「錆」がプラサフを突き破って出来てました.
腹立つ~.
サンドブラストで剥離して更にリン酸系の錆取り剤で除去.
写真でチェックしていると裏側の見えにくい所にうっすらと錆が出ていたのに気付く.
あ~,腹立つ~.
その部分だけサンダーで一皮向いて,リン酸系の錆取り剤を塗布.
あ~,だから鉄は嫌い.
塗膜も薄く透けているところもあったので別の日に再度塗装することに.
その前にアネスト岩田に電話してアドバイスを受けますが,普通に使える人もいるみたいですが,
気難しくて使わなくなった人もいるみたい.
知り合いの工作仲間の方にもセッティングを教えてもらって再チャレンジ.
紙コップでは容量が足りないので大きめのカップで調合.
塗装しているうちに本体の裏側の見えない所や支柱の裏側も塗りたくなったので,併せて塗ってみました.
アネスト岩田の低圧スプレーガン(LPH-100)ですがパターン調節と塗料調節がシビアで1/4回転で
塗料の状態が大きく変わるようです.
またパターン調整を絞ると空気量が増えすぎるためレギュレータで0.03MPaほど下げないといけないことが
分かりました.
気難しいスプレーガンですが塗料の無駄が少なく,0.07MPaほどでも十分に霧化してくれるのは流石です.
次は上塗り.
ではまた.
日記を書いている間でもガレージ作業は詰まっていて,休み無く続けています.
で,タイヤチェンジャーのオーバーホールの続きですが,現在塗装を終えようとしています.
まずはその始めの方のお話を少し.
塗装するワークのセッティングとマスキングを行い,さて塗装・・・と行かないのが塗装の面倒なところ.
油分が付着していると塗料を弾いてしまうのでプレソルベントで一つ一つ丁寧に脱脂を行います.
元の塗装を剥離してブラストや錆取り剤などを使って下地処理を行ってきているので,ここでいう
「油分」というのは,ほとんどが人間の油や汗によるものです.
なので素手で触るのはご法度.手袋を着用して作業です.
不織布をマメに取り替えて脱脂作業.塗装は段取りが多くて面倒です.
塗装ブース内は換気扇を回していても有機溶剤でいっぱいです.無防備で作業するとシンナーで
脳みそが溶けて,あんぽんたんになるので防毒マスクを着用します.
これはとら母が懸賞で当ててくれた塗装用のマスクです.感謝です.
目も大切.老眼の第一歩を踏み出したとはいえ大切な瞳,ゴーグルも着用します.
長袖長ズボンでこんな感じになります.
つぶらな瞳のおっさんです.
下塗りに使うプラサフはロックペイントのミラクルプラサフHBという二液型のアクリルウレタン樹脂
塗料です.
硬化剤を必要とするウレタン塗料の中でも比較的廉価版のプラサフになります.
とはいえ,ホームセンターで売っている自動車補修用の缶スプレーよりもずっと高く,塗膜も強いです.
塗料と硬化剤を重量比で5:1に正確に混合させます.
こんな時に便利なのがデジタル式のハカリ.
容器を載せても攪拌棒(割り箸)を載せてもゼロリセットが出来てちょ~便利.
アネスト岩田の低圧スプレーガンの使い勝手がよく分からないのでテストを兼ねて塗ってみます.
部品点数が多いのでブースに2時間近くこもって塗り上げました.
透明感が漂っていた塗装ブースが「冬景色」になったようです.
気温が高いのでシンナーを標準より5%ほど増やしたのですがガンのセッティングが分からず,ユズ肌に
なってしまいました.
ユズ肌をリカバリーしようとしたら垂れちゃいました.・・・難しいです.
ダブルアクションサンダーで表面をサンディングします.
一般的に塗装の際のサンダーはエアー式をよく使われますが,私のは電気式.
電動モーターが有る分,重いのですが電子式のスピード調整が付いていて夜間など低速に
することで静かにサンディング出来るので便利です.
翌日プラサフの状態をチェックすると,にっくき「錆」がプラサフを突き破って出来てました.
腹立つ~.
サンドブラストで剥離して更にリン酸系の錆取り剤で除去.
写真でチェックしていると裏側の見えにくい所にうっすらと錆が出ていたのに気付く.
あ~,腹立つ~.
その部分だけサンダーで一皮向いて,リン酸系の錆取り剤を塗布.
あ~,だから鉄は嫌い.
塗膜も薄く透けているところもあったので別の日に再度塗装することに.
その前にアネスト岩田に電話してアドバイスを受けますが,普通に使える人もいるみたいですが,
気難しくて使わなくなった人もいるみたい.
知り合いの工作仲間の方にもセッティングを教えてもらって再チャレンジ.
紙コップでは容量が足りないので大きめのカップで調合.
塗装しているうちに本体の裏側の見えない所や支柱の裏側も塗りたくなったので,併せて塗ってみました.
アネスト岩田の低圧スプレーガン(LPH-100)ですがパターン調節と塗料調節がシビアで1/4回転で
塗料の状態が大きく変わるようです.
またパターン調整を絞ると空気量が増えすぎるためレギュレータで0.03MPaほど下げないといけないことが
分かりました.
気難しいスプレーガンですが塗料の無駄が少なく,0.07MPaほどでも十分に霧化してくれるのは流石です.
次は上塗り.
ではまた.