下塗りのプラサフ塗装を終えたタイヤチェンジャー.
プラサフ塗装の次は上塗り,新しく生まれ変わるためのお色直し塗装になります.
素敵なタイヤチェンジャーになるか,ショボショボ・タイヤチェンジャーになるかが決まる
大切な作業です.
色をたくさん買えばカラフルなタイヤチェンジャーに仕上がるのですが,プラサフに上塗り一色と
硬化剤にシンナーを買ったら1万円コース.
そんなに気合を入れてオーバーホールするつもりでなかったので白色を一色だけ買って純白の
タイヤチェンジャーにするつもりでした.
勝手なものでオーバーホールが進むにつれ,他にも色を加えたいなあと欲が出てきたりします.
少し前のこと親戚が亡くなって久しぶりに親戚が集まった.
悲しいかな親戚が一堂に会すのが葬式になってしまったことに寂しさを感じつつ,塗料メーカーに
勤める従兄弟に「二液型のウレタン塗料ってな~い? あったら欲しいねん」って言ってみたら
「いいよ」と返事が帰ってきた.
私より一つ年下の彼は,私よりも出世して課長さんになっていた.
ちなみに私は万年ヒラ社員です.
何が欲しいと聞かれたので欲張って,
「赤と白と黒とクリア,それとプラサフにシンナーも一式ちょうだい」と言っちゃった.
震災後の計画停電で大変だった時に送ってくれたのがコレ.
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「サンプル」って表示が得した気分を盛り上げてくれます.
(業務に支障がでてはいけないのでモザイクをかけています.
従兄弟のJちゃん,ありがとうね~)
さて,お色を何にしようかと思ったのですが,やっぱり「赤」が一番お似合いな気がします.
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硬化剤と混ぜるために缶から塗料を取り出すのに,下手をしたら缶の口に塗料がべったり
付いて汚くなるのでコレですくってます.
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そう,洗濯洗剤についている計量スプーン.
便利です.
缶の口にマスキングテープを貼ると,塗料が滴っても大丈夫.
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快適に作業をしましょう.おっさんは特に.
(マスキングテープをV字に貼って,缶を傾けて注ぐのも有りです.)
少量なのに主剤と同じくらい高価なのが硬化剤.
使い切る前に劣化してしまうこともあり,「冷暗所に保管」となっているので皆さん
冷蔵庫に入れられたりしています.
こいつの劣化は空気中の水分と反応によるものなので,使用後は空気を抜いてあげると持ちが
良いそうです.
「かつお節」などを不活性(窒素)ガスで封入して風味を保たせようとしているのも,
似たようなもの.
我が家には溶接用のアルゴンガスがあるのでそれでパージしてあげます.
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長持ちしてね.
さて,塗装は先ずは裏側と塗膜が薄くなる角や端っこから先に塗っていきます.
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低圧スプレーガンも要領が分かってきたので快適です.
実は頂いたこの塗料.焼付け塗料で本来なら120℃×30分で焼かないといけません.
従兄弟の説明では時間は掛かるけど自然乾燥でもOKらしく,その場合は7割程度の塗膜性能に
なるといっていた.
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「理想は80℃×30分は欲しい」と書いてある.
そういうのを見たら焼いてみたくなるのが人情.
通常は高温釜に入れて焼くのですが,そんなのあるわけ無いので電気ストーブで焼きます.
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このストーブ,親父が生前,店舗で使っていたヤツで,ヒータ線が4本入っていて200V 2KWと
一般用の電気ストーブの倍の能力があって,なかなかの働き者.
冬はこれ1台でガレージが暖かくなります.
こいつを2台使って焼いてやります.
せめて80℃以上では焼きたいところ.
どれくらいの温度になっているかは放射温度計で測定します.
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熱が逃げるので温度が上がるようにあっちゃ向けたり,こっちゃ向けたりして,まんべんなく
焼きます.
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背の高い支柱も向かい合わせたり
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高くしたり
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塗装ブースの中は当然暑いです.サウナのよう.
ストーブにかざしてもすぐに熱くなる訳ではないので,時折中に入って温度を測っては向きを
変えてあげたりします.
たくさんパーツがあるのと,火事になりそうものがたくさんあるので目が離せず,何度かに
分けて塗ったので,明け方4時くらいまで連日ずっとこんな作業です.
ターンテーブルなどは黒色で塗るので,続きはまた今度.
追伸
先日,湘南で研磨材を扱っている「富士研磨砥石商会」さんから,棚卸で出てきたモノを
送ってくださいました.
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研磨材などの消耗品から工具まで色々と頂いて,ありがたいです.
にゃんぞうさん,ありがとうございました.
プラサフ塗装の次は上塗り,新しく生まれ変わるためのお色直し塗装になります.
素敵なタイヤチェンジャーになるか,ショボショボ・タイヤチェンジャーになるかが決まる
大切な作業です.
色をたくさん買えばカラフルなタイヤチェンジャーに仕上がるのですが,プラサフに上塗り一色と
硬化剤にシンナーを買ったら1万円コース.
そんなに気合を入れてオーバーホールするつもりでなかったので白色を一色だけ買って純白の
タイヤチェンジャーにするつもりでした.
勝手なものでオーバーホールが進むにつれ,他にも色を加えたいなあと欲が出てきたりします.
少し前のこと親戚が亡くなって久しぶりに親戚が集まった.
悲しいかな親戚が一堂に会すのが葬式になってしまったことに寂しさを感じつつ,塗料メーカーに
勤める従兄弟に「二液型のウレタン塗料ってな~い? あったら欲しいねん」って言ってみたら
「いいよ」と返事が帰ってきた.
私より一つ年下の彼は,私よりも出世して課長さんになっていた.
ちなみに私は万年ヒラ社員です.
何が欲しいと聞かれたので欲張って,
「赤と白と黒とクリア,それとプラサフにシンナーも一式ちょうだい」と言っちゃった.
震災後の計画停電で大変だった時に送ってくれたのがコレ.
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「サンプル」って表示が得した気分を盛り上げてくれます.
(業務に支障がでてはいけないのでモザイクをかけています.
従兄弟のJちゃん,ありがとうね~)
さて,お色を何にしようかと思ったのですが,やっぱり「赤」が一番お似合いな気がします.

硬化剤と混ぜるために缶から塗料を取り出すのに,下手をしたら缶の口に塗料がべったり
付いて汚くなるのでコレですくってます.
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そう,洗濯洗剤についている計量スプーン.
便利です.
缶の口にマスキングテープを貼ると,塗料が滴っても大丈夫.
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快適に作業をしましょう.おっさんは特に.
(マスキングテープをV字に貼って,缶を傾けて注ぐのも有りです.)
少量なのに主剤と同じくらい高価なのが硬化剤.
使い切る前に劣化してしまうこともあり,「冷暗所に保管」となっているので皆さん
冷蔵庫に入れられたりしています.
こいつの劣化は空気中の水分と反応によるものなので,使用後は空気を抜いてあげると持ちが
良いそうです.
「かつお節」などを不活性(窒素)ガスで封入して風味を保たせようとしているのも,
似たようなもの.
我が家には溶接用のアルゴンガスがあるのでそれでパージしてあげます.
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長持ちしてね.
さて,塗装は先ずは裏側と塗膜が薄くなる角や端っこから先に塗っていきます.
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低圧スプレーガンも要領が分かってきたので快適です.
実は頂いたこの塗料.焼付け塗料で本来なら120℃×30分で焼かないといけません.
従兄弟の説明では時間は掛かるけど自然乾燥でもOKらしく,その場合は7割程度の塗膜性能に
なるといっていた.
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「理想は80℃×30分は欲しい」と書いてある.
そういうのを見たら焼いてみたくなるのが人情.
通常は高温釜に入れて焼くのですが,そんなのあるわけ無いので電気ストーブで焼きます.
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このストーブ,親父が生前,店舗で使っていたヤツで,ヒータ線が4本入っていて200V 2KWと
一般用の電気ストーブの倍の能力があって,なかなかの働き者.
冬はこれ1台でガレージが暖かくなります.
こいつを2台使って焼いてやります.
せめて80℃以上では焼きたいところ.
どれくらいの温度になっているかは放射温度計で測定します.
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熱が逃げるので温度が上がるようにあっちゃ向けたり,こっちゃ向けたりして,まんべんなく
焼きます.
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背の高い支柱も向かい合わせたり
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高くしたり
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塗装ブースの中は当然暑いです.サウナのよう.
ストーブにかざしてもすぐに熱くなる訳ではないので,時折中に入って温度を測っては向きを
変えてあげたりします.
たくさんパーツがあるのと,火事になりそうものがたくさんあるので目が離せず,何度かに
分けて塗ったので,明け方4時くらいまで連日ずっとこんな作業です.
ターンテーブルなどは黒色で塗るので,続きはまた今度.
追伸
先日,湘南で研磨材を扱っている「富士研磨砥石商会」さんから,棚卸で出てきたモノを
送ってくださいました.
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研磨材などの消耗品から工具まで色々と頂いて,ありがたいです.
にゃんぞうさん,ありがとうございました.