前回記事の続編です。
●公衆浴場
十和田ポニー温泉のホテルに宿泊すると、隣接する公衆浴場にも無料で入れるので、せっかくですから翌朝の早い時間に利用してみることにしました。この公衆浴場に入るのは、私個人としては約5年ぶりです。
以前はどことなく昭和の風情が漂う古ぼけた建物でしたが、しばらく来ない間に外観を改修したらしく、ホテル部と同様に、茶色をメインとしたシックで落ち着いたカラーリングへと姿を変えていました。建物の左脇にそびえ立つタンクは、貯湯タンクなのでしょうか。
前回記事で紹介した長い廊下を歩いて番台へ。
誰もいない早朝の脱衣室。曜日を問わず比較的混むことが多いこの公衆浴場ですが、こんな静かな脱衣室を使えるのは、早朝だからこそ。宿泊客の特権ですね。
壁には温泉の湯使いが表示されていました。加温加水循環消毒無しの完全かけ流しとのこと。素晴らしいですね!
外観は改修されていましたが、浴場内部は以前訪問時と変わっておらず、いかにも銭湯らしい雰囲気に満ちていました。でも天井が高く、床面積も広いので、多少の混雑でも圧迫感なく利用することができるはずです。
浴場の中央に大きな浴槽が据えられ、それを囲むようにコの字型に洗い場が配置されています。そして女湯と男湯を仕切る高い塀側には、サウナと水風呂、そして打たせ湯(1本)と「ラジウム岩盤浴」と称する設備(2人分)が設けられていました。「ラジウム岩盤浴」とは、おそらくその名前の通りに鉱石が埋め込まれた箇所に寝そべることで何らかの効能を期待するものかと思いますが、実質的にはトド寝スペースと化していました。
多くのお客さんを捌くべく、壁に沿ってコの字型に配置された洗い場には、計23基のカランが並んでいました。いずれも青森県の銭湯ではお馴染みの押しバネ式(宝式)カランなのですが、シャワーに関しては、ホース付きだったり、あるいは壁直付けだったりと、場所によって異なっていました。なおカランから出てくるお湯は温泉です。
大きな浴槽は仕切りで大小に二分割され、手前側の小さな浴槽(3m×2m弱)は泡風呂、仕切り塀側の大きな浴槽(3m×4.5m)は主浴槽となっていました。そして大きな主浴槽には、うず高く積み上げられた岩の上から、お湯が滝のように落とされていました。主浴槽の中央には、ステンレスの板が縦に沈められているのですが、私が入浴した時、この板はなぜか振動していました。その振動に何の意味があるのかな。
お湯は前回記事で取り上げた宿泊客用のお風呂と同じく、こちらも自家源泉のお湯であり、ほぼ無色透明で無味無臭ですが、まrでローションのようにニュルニュルとした滑らかなフィーリングが大変気持ち良く、湯中では何度も自分の肌をさすって、その滑らかさを楽しんでしまいました。上述の通り、湯使いは完全かけ流し。お湯は浴槽の縁の上を越えて、惜しげもなくオーバーフローしていました。
温泉銭湯として利用するも佳し、ホテルに宿泊してリーズナブルに一晩を過ごしつつ温泉を満喫するも佳し。とても利用価値の高い施設でした。
アルカリ性単純温泉 40.2℃ pH8.8 360L/min(掘削動力揚湯) 溶存物質0.501g/kg 成分総計0.501g/kg
Na+:119.1mg(97.92mval%),
Cl-:116.2mg(65.21mval%), HCO3-:34.8mg(11.33mval%), CO3--:27.6mg(18.29mval%),
H2SiO3:186.4mg,
(平成21年10月16日)
青森県十和田市大字三本木字佐井幅167-1 地図
0176-23-4836
ホームページ
5:00〜22:00 無休
公衆浴場360円、宿泊客用浴場(露天)を利用の場合は510円
(宿泊に関しては公式サイトをご覧ください)
公衆浴場:ロッカー・ドライヤーあり、石鹸類は番台で販売。
宿泊客用浴場:ボディーソープ類・ドライヤーあり
私の好み:★★★
●公衆浴場
十和田ポニー温泉のホテルに宿泊すると、隣接する公衆浴場にも無料で入れるので、せっかくですから翌朝の早い時間に利用してみることにしました。この公衆浴場に入るのは、私個人としては約5年ぶりです。
以前はどことなく昭和の風情が漂う古ぼけた建物でしたが、しばらく来ない間に外観を改修したらしく、ホテル部と同様に、茶色をメインとしたシックで落ち着いたカラーリングへと姿を変えていました。建物の左脇にそびえ立つタンクは、貯湯タンクなのでしょうか。
前回記事で紹介した長い廊下を歩いて番台へ。
誰もいない早朝の脱衣室。曜日を問わず比較的混むことが多いこの公衆浴場ですが、こんな静かな脱衣室を使えるのは、早朝だからこそ。宿泊客の特権ですね。
壁には温泉の湯使いが表示されていました。加温加水循環消毒無しの完全かけ流しとのこと。素晴らしいですね!
外観は改修されていましたが、浴場内部は以前訪問時と変わっておらず、いかにも銭湯らしい雰囲気に満ちていました。でも天井が高く、床面積も広いので、多少の混雑でも圧迫感なく利用することができるはずです。
浴場の中央に大きな浴槽が据えられ、それを囲むようにコの字型に洗い場が配置されています。そして女湯と男湯を仕切る高い塀側には、サウナと水風呂、そして打たせ湯(1本)と「ラジウム岩盤浴」と称する設備(2人分)が設けられていました。「ラジウム岩盤浴」とは、おそらくその名前の通りに鉱石が埋め込まれた箇所に寝そべることで何らかの効能を期待するものかと思いますが、実質的にはトド寝スペースと化していました。
多くのお客さんを捌くべく、壁に沿ってコの字型に配置された洗い場には、計23基のカランが並んでいました。いずれも青森県の銭湯ではお馴染みの押しバネ式(宝式)カランなのですが、シャワーに関しては、ホース付きだったり、あるいは壁直付けだったりと、場所によって異なっていました。なおカランから出てくるお湯は温泉です。
大きな浴槽は仕切りで大小に二分割され、手前側の小さな浴槽(3m×2m弱)は泡風呂、仕切り塀側の大きな浴槽(3m×4.5m)は主浴槽となっていました。そして大きな主浴槽には、うず高く積み上げられた岩の上から、お湯が滝のように落とされていました。主浴槽の中央には、ステンレスの板が縦に沈められているのですが、私が入浴した時、この板はなぜか振動していました。その振動に何の意味があるのかな。
お湯は前回記事で取り上げた宿泊客用のお風呂と同じく、こちらも自家源泉のお湯であり、ほぼ無色透明で無味無臭ですが、まrでローションのようにニュルニュルとした滑らかなフィーリングが大変気持ち良く、湯中では何度も自分の肌をさすって、その滑らかさを楽しんでしまいました。上述の通り、湯使いは完全かけ流し。お湯は浴槽の縁の上を越えて、惜しげもなくオーバーフローしていました。
温泉銭湯として利用するも佳し、ホテルに宿泊してリーズナブルに一晩を過ごしつつ温泉を満喫するも佳し。とても利用価値の高い施設でした。
アルカリ性単純温泉 40.2℃ pH8.8 360L/min(掘削動力揚湯) 溶存物質0.501g/kg 成分総計0.501g/kg
Na+:119.1mg(97.92mval%),
Cl-:116.2mg(65.21mval%), HCO3-:34.8mg(11.33mval%), CO3--:27.6mg(18.29mval%),
H2SiO3:186.4mg,
(平成21年10月16日)
青森県十和田市大字三本木字佐井幅167-1 地図
0176-23-4836
ホームページ
5:00〜22:00 無休
公衆浴場360円、宿泊客用浴場(露天)を利用の場合は510円
(宿泊に関しては公式サイトをご覧ください)
公衆浴場:ロッカー・ドライヤーあり、石鹸類は番台で販売。
宿泊客用浴場:ボディーソープ類・ドライヤーあり
私の好み:★★★