パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

見栄の功名

2006年08月26日 | 子供ネタ
8月26日(土)曇り
金曜日の教室は生徒久々の超満員・・・
おまけに体験入学の説明を聞きに二人のママ達が来て、先生から説明を受けている。
幼児担当の私の回りには過去最大6人の幼児。
小学生や、教室歴の長い子は、放っておいてもなんとかなるが
新入り幼児さんたちは「せんせ~い!しゅくだ~い」
はいはい!
今度はこっちで「せんせ~い、今日どこから読むの?」
はいはい、ちょっと待っててね。
「せんせ~い」
・・・いくら脳トレの「聖徳太子」で高得点を出してる私でも
手と耳と口が足りません。
しかしワタシって見栄っ張りというか人の目をとても気にする。
だから昨日は、先生の説明を聞き終わり、
教室を参観してるママ達の目が気になってしょうがない。
「この先生が幼児担当なのね、なんだかバタバタしてて
頼りないわぁ~」と思われたらいやだわ。
いつもより満面の笑みで、いつもより必要以上に子供達に声をかけ、
なんとか無事終了。
小学生の部もだだーっとまとまって来たらしく
嵐のようだったらしい。
一段落ついた頃、先生自ら飲み物を買いに行かれ
スタッフ達に「ご苦労様でした」とついでくださる。
そして「n先生、すっかり慣れたわね。あの人数でも落ち着いてて
とても良かったわ」と褒めてくださる。
見栄っ張りもたまには役立つのね。
見栄といっても、外見というか、服とか家とかそういうことで見栄を張りたいとは
全く思わない。
ただただ「良い人」と思われたい。
教室では親御さんに「しっかりした良い先生だわ」と思われたいし
生徒達には「優しくておもしろい先生だ」と思われたい。
田舎に帰ると「良い嫁」と思われたい。
だから義母の農作業の手伝いもするのだ。
(実質はあまり手伝いにはならなかったとはいえ・・・)
さらに義兄弟からも「良い姉」と思われたい。
だからあまりにいい嫁ぶると今度は弟のお嫁さんに悪いのではないかと勘ぐり、
適度に力を抜くとこは抜いて、ちょびっと抜けたとこもある姉を演出する。
ひゃーーっ、何かこう文字にするとすんごいいやらしいねえ~
でも実際そういうとこあるのよねえ~
だからすんごい疲れるのである・・・
そして、そんな私に比べて義弟のお嫁さんはとても自然体。
おっとりとかまえてて、少々のことでは動じない。
だからそういう穏やかさがそのまま甥っ子の育て方にも出て来るんだな。
1歳半の甥っ子はまだ「はい」しかしゃべれない。
何かもらう時も「はい!」
何か欲しいと要求する時も「はいっ!」
何するにも元気良く「はいっ」である。
何しても「いや!」とか「ダメ」とかいう子がいるが
それに比べて何しても「はい」というのはとても好感度高し!である。
可愛くて可愛くてしょうがなかった。
だから今私と娘の間では元気良く「はいっ」というのが流行っている。
そんなりゅうくんにもまた、いいおばちゃん、大好きなおばちゃんと思われたい私である。
・・・君の中で「いい妻と思われたい」という見栄はないのかね?・・・夫心の声
コメント (2)
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