パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

学校公開日

2007年06月17日 | 子供ネタ
6月17日(日)快晴
木・金と娘の中学の学校公開。
金曜日の時間割のほうがおもしろそう。
理科/国語/美術/社会
社会の授業はとても面白かった記憶があるからはずせない。
美術の評価がいつも低い我が娘。
塾の先生が通知表を見て「ここの一番上の評点がBというのは、
先生と相性が悪いか、提出物を出してないか、どちらかでしょうね。
推薦の時、高校側はここを重視します。」
娘に「ちゃんと提出物だしてる?」と聞くと
「出してるよ!」
「じゃあどうしてBなのよっっ!」
「知らないよぉ~」と言いつつ、言いにくそうに
「美術の先生、鬱病なんだって。」
本当だろうがガセだろうが、そういう繊細な病気が、子供達にも知れ渡るってことが問題ありじゃないか?
いや、振り返れば我が学生時代も、女の先生はすぐに「あの先生ヒステリーだから」という言葉で片付けられていた。
そのヒステリーという言葉が、今、現代病とも言える鬱病という言葉に変わってるだけだろうか。
とりあえず美術の授業も見てみる事にしよう。
で、行ってみると・・・学校公開の看板はどおーんと立ててあるものの、参観者が少ない。
美術室には一人もいない・・・
一人で入る勇気がなく,校内を一周してまた美術室へ行くと、
今度は2人のママ達。
ホッとして美術室へ入る。
若い女の先生だ。
広い美術室だが、良くとおる大きな声での授業。
そこへまた別のママ達二人組が教室へ入ってきて、先にいた二人に
「どう?」
「ケッコー普通だよ」
と言う会話。
どうやら美術の先生が鬱病だというのは周知の事実なのか。
自分も、その辺りを確認にきたところがあるくせに、
このママ達のこそこそ話ぶりには少々不快感。
全ての教室をのぞいた後、休み時間を挟んで、次は社会(歴史)
楽しみにしてたワタクシは真っ先に教室入り。
後ろに並べてある椅子にスタンバイ。
どの生徒より、聞く気満々!
年の頃なら50くらいか?
元気のいいおばちゃん先生だ。
テストが近いので(今週水曜からだ)軽く復習のようなことから始まる。
先生「江戸時代の4つの改革は、ちゃんと言えるかな?」
とか、質問し、生徒達が元気に答えて・・・と活気ある授業だ。
いや、ご心配なく、我が娘はいつものポーカーフェイスというか傍観者と言うか・・・
先生が「飢饉があったよねえ。覚えてるかな。ここ大事だよ」
男子「テストに出ますか?」
先生、一瞬ひるんだ後、「飢饉は大事だよ」
先生が大事と言った以上は出るんだよ!と思うが、中ニ男子ははっきりと「出ます」という言葉を先生の口から聞きたいらしい。
しつこく「え~?出るんですか?」と聞き続ける。
もうこの辺りで私は笑いを抑えられず「ぐっ」と変な声が出てしまい、
一番後ろの少年が振り返る。すまんすまん!
「飢饉は出るんですね!」と相変わらずしつこく聞き続ける中ニ男子。
すると今度は陸上部のM君が「おいっ!そんなにしつこく聞くなよ!
先生、テストに出すのをやめちゃうじゃないか!」
すると先生「いいえ!もう問題は出来上がって、印刷まで終わってます。」
漫才のような掛け合いに、私は顔がゆるゆるになってしまう。
その後も
「~革命の起きたきっかけは何だったかな?きっかけは?」
思わず心の中で「フジテレビ」って誰か言ってくれぃ~と思ってると
さすが中ニ男子である、「きっかけはフジテレビ!」
ありがとう!
5人ほど椅子に座っていたママ達が、そろりそろりと抜けていき、
とうとうワタクシ一人。
しかし、きっちり最後まで聞き、受付でもらったアンケートにはびっしりと感想文を書いて投函。
大満足で帰宅したのであった。
次の公開は9月。
また社会あるかなあ~
娘よ!飢饉は出るからねっ!
コメント (2)
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