9月20日(土)晴れ
相談されるのも苦手なら、相談するのも苦手なほう。
しかし、いわゆる普通の、幸せな人生を歩いてきたわけではないので、
時々、そういう相談をされたりする。
「離婚したいの・・・」
で、ワタクシとしては、ワタクシなりに必死で考え、
彼女のことを心配し、アドバイスする。
その後も、彼女の事が気にかかっている。
そして、しばらくして、会った彼女が「妊娠○ヶ月」と聞き、
「へ?まあ、元さやに納まったって事ね。」とは思いつつも、
「ったく、人騒がせなっ!」とも思う。
そして、自分もそうだったが、本当に離婚する覚悟を決めてる人は、
チャラチャラ人に相談なんかしないよね。
ましてや、スーパーの野菜売り場の前でする話じゃないよね。
おもしろくないことがあり、夫に愚痴る。
夫は、物事を客観的に見る事が出来る人。
それプラス、あまのじゃくなところがある。
ゆえに、ワタクシが愚痴ると
「でも、○さんは、こう考えたんじゃない?」
というように「でも・・・」と始まる。
客観的を飛びこえて、ワタクシが愚痴る張本人の肩を持つ発言をされると
妻は、カチンとくる。
ストレスを解消したいからしゃべるのに、さらにそのストレスを倍増させられた気分になる。
これまで、ワタクシはどうやってストレスを解消していたのか。
九州でも、それなりに嫌な奴、嫌な出来事はあったのだろうが、
あまり、腹の中に残って鬱々としていた記憶はない。
もともと両親や兄に相談するタイプではないので、
もっぱら友人たちに愚痴って呑んで騒いで呑んで喋って呑んで解消していたのだろう。
感性が近いということもあり、愚痴った時に
「えーーーっ!信じられん!そんな奴がいるのっ!?
私、無理!あんたはえらいっ!よく我慢したっ!」
と誉めてくれたりしたことで、私のストレスはひゅるひゅる~っとしぼんでいったのだろう。
「きーーーっ!むかつくっ!私が文句の一つも言ってやろうか?」と
喧嘩腰になってくれたこともあり、
返って私の方が「いや、もう、大丈夫大丈夫!」と止めに入ったりすることで、
ワタクシのストレスは木っ端微塵に砕けたのだろう。
朝日新聞の土曜版に、女優であり、精神カウンセラーである石井苗子さんの話が
3回にわたって続いている。
スキャンダルでぼろぼろになった彼女は、学問で自分を取り戻す。
聖路加看護大を出た後、今度は東大医学部大学院へ。
今、心療内科で研修医として患者さんと接している。
「専門知識を得た今だから言えるのですが、アドバイスというのもは、
黙って相手の事を聞いてあげ、何日も考えてから答えると約束するものです。」
悩んで、学んで、努力した彼女の言葉は重い。
客観的な、おりこうさんなご意見より、一緒に怒ってくれたり、
黙って聞いてくれるだけで、救われるのだよ。
人間って、そんなものでしょ。
相談されるのも苦手なら、相談するのも苦手なほう。
しかし、いわゆる普通の、幸せな人生を歩いてきたわけではないので、
時々、そういう相談をされたりする。
「離婚したいの・・・」
で、ワタクシとしては、ワタクシなりに必死で考え、
彼女のことを心配し、アドバイスする。
その後も、彼女の事が気にかかっている。
そして、しばらくして、会った彼女が「妊娠○ヶ月」と聞き、
「へ?まあ、元さやに納まったって事ね。」とは思いつつも、
「ったく、人騒がせなっ!」とも思う。
そして、自分もそうだったが、本当に離婚する覚悟を決めてる人は、
チャラチャラ人に相談なんかしないよね。
ましてや、スーパーの野菜売り場の前でする話じゃないよね。
おもしろくないことがあり、夫に愚痴る。
夫は、物事を客観的に見る事が出来る人。
それプラス、あまのじゃくなところがある。
ゆえに、ワタクシが愚痴ると
「でも、○さんは、こう考えたんじゃない?」
というように「でも・・・」と始まる。
客観的を飛びこえて、ワタクシが愚痴る張本人の肩を持つ発言をされると
妻は、カチンとくる。
ストレスを解消したいからしゃべるのに、さらにそのストレスを倍増させられた気分になる。
これまで、ワタクシはどうやってストレスを解消していたのか。
九州でも、それなりに嫌な奴、嫌な出来事はあったのだろうが、
あまり、腹の中に残って鬱々としていた記憶はない。
もともと両親や兄に相談するタイプではないので、
もっぱら友人たちに愚痴って呑んで騒いで呑んで喋って呑んで解消していたのだろう。
感性が近いということもあり、愚痴った時に
「えーーーっ!信じられん!そんな奴がいるのっ!?
私、無理!あんたはえらいっ!よく我慢したっ!」
と誉めてくれたりしたことで、私のストレスはひゅるひゅる~っとしぼんでいったのだろう。
「きーーーっ!むかつくっ!私が文句の一つも言ってやろうか?」と
喧嘩腰になってくれたこともあり、
返って私の方が「いや、もう、大丈夫大丈夫!」と止めに入ったりすることで、
ワタクシのストレスは木っ端微塵に砕けたのだろう。
朝日新聞の土曜版に、女優であり、精神カウンセラーである石井苗子さんの話が
3回にわたって続いている。
スキャンダルでぼろぼろになった彼女は、学問で自分を取り戻す。
聖路加看護大を出た後、今度は東大医学部大学院へ。
今、心療内科で研修医として患者さんと接している。
「専門知識を得た今だから言えるのですが、アドバイスというのもは、
黙って相手の事を聞いてあげ、何日も考えてから答えると約束するものです。」
悩んで、学んで、努力した彼女の言葉は重い。
客観的な、おりこうさんなご意見より、一緒に怒ってくれたり、
黙って聞いてくれるだけで、救われるのだよ。
人間って、そんなものでしょ。