パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

痛恨のミス

2009年08月06日 | 放送大学
8月6日(木)晴れ
放送大学の単位認定試験が終わり、開放感に満ちあふれていたら、
娘から「手応えあったってこと?」と言われる。
同じ学生という立場に立って、正直に「音楽理論の基礎」の勘大当たりの話をする。
「じゃあ、全科目ばっちりってこと?」と聞かれ、「うっ」と、しばし迷った後、
正直に話しはじめる。
ワタクシ、今回受けた5科目のうち、一番自信を持って臨んだのが「日本語表現法」という科目。
ほとんどの科目の試験がマークシートだが、これは、文章を読んでその構造図を書いたり、
それをもとに感想文を書いたりする。
50分という時間は短いことを45歳のワタクシは十分しっている。
開始の合図と同時に「山想う心」という文章をイッキに読む。
〈問1〉構造図を白紙部分に書け、とあるので、
問題用紙のミシン目を切って、白紙部分にイッキに書き上げる。
なかなか良いペースである。
〈問2〉筆者にとって登山がどのような意味をもっていると思われるか、
あなた自身の考えを述べる文章を400字以内で述べなさい。
原稿用紙になってる部分を、またミシン目に沿って切って、これまたイッキに書き上げる。
我ながら、良い感想文が書けたと自画自賛しながら時計を見るとまだ残り時間はたっぷりある。
構造図を見直したり、感想文を読み返しては、「完璧!」と自惚れる。
あと5分となった時、最後の見直しでもするかと構造図を見る。
ふと、疑問に思う。
原稿用紙の方は、裏に名前を書いたけど、この構造図を書いた白紙の方は名前書くところがないけどいいのか?
何気に原稿用紙を裏返し、名前を確認して・・・びっくりである。
問1の構造図は、ここに書けと言わんばかりに〈問1〉という文字が見える。
え~~~っ!?私が書いた白紙は何???
いや、そんなこと考える暇はない、すぐ書き写さなきゃと思うが、
手がバタバタ震えて文字が書けない。
構造図の半分も書き写せないうちに「終了です」
答案用紙を集める試験官に「間違って、こちらに書いてしまいました。」と訴えると、
バイトの学生らしい子は、困った様子で、試験官の女ボスに聞きに行く。
女ボスが「解答用紙は一枚ですからねえ。」との応対に、思わず
「え~~~っ、そんなぁ~」と悲鳴のような声を上げていると
反対側の列に、もう一人ワタクシと同じミスを犯した人がいて、そっちももめている。
女ボスが、「ではお二人はこの後、試験センターの方に一緒に来て下さい。」
試験センターの廊下で待っていると女ボス再登場して
「こちらでは判断できないということになりました。
一応お預かりして担当の先生にお渡し致します。
先生に、採点評価されるかどうか判断していただきます。」
とりあえず、先生のところまでは解答用紙が行くとのことでホッとする。
教育の森を散策していた夫と合流し、カクカクシカジカと話をすると
慰め半分、あきれ顔半分。
妻「でもさぁ~答案用紙一枚で済むんだから、こっちのミシン目要らないよねっ。
そこが紛らわしいっ(怒)」
夫「それは構造上、仕方ないんじゃないの?」
ちぇっ!相変わらず、慰めの下手な人だわねっ!
娘には、間違った自分寄りの視点で説明してるから、
娘も「そりゃ、間違うよねえ~」と同情し、好意的で優しい。
「でも、そんなに間違えやすいのに、間違ったのはママともう一人だけなの?」
しょうがない、正直に言います。
じつは、問題用紙の表紙に、12項目にわたり注意事項があって、
その8番目に「解答用紙は必ず問題用紙から切り離して、表面(氏名等記入欄のある面)から解答を始めてください。」と太字で、波線までついて書いてありました・・・
よ~く見ると、問題部分にも
問1の問題文の一番最後に、
解答用紙の表面(無地の面)に記入。という指示がありました。 
それを聞いた娘、しばし絶句した後、「ママって、ほんとおっちょこちょいだね。」
おっちょこちょい娘に言われたくないわい!と思うが、ほとぼりが冷めるまでは反論致しません・・・
コメント (2)
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