パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

イチの夏

2009年08月27日 | 子供ネタ
8月27日(木)晴れ
九州に帰省する時、イチも連れて行くのだが、当然のことながら運賃がかかる。
片道5千円。
事故があっても責任は・・・云々、という誓約書にサインさせられ、ケージに網をかけられ
後ろ髪引かれる思いで預ける(過保護ママか!)
到着すると、何よりも先にイチの引き取りに向かい、鳴き疲れたようなイチと再会する。
イチはキャットフード育ちである。
たまにいりことか鰹節、焼き魚などを食べる程度。
夫の実家には、今黒猫が二匹と白黒の子猫が一匹おり、
その子達のご飯(庭で食べる)のおこぼれ目当てで、野良猫が二匹いる。
ワタクシ達の目から見ると、黒猫達も野良猫達も違いはなく、全部飼ってるように思えるのだが、
お義母さんに言わせると、「うちの猫は3匹」
この猫ちゃん達が、昭和の匂いのする猫ちゃんである。
うちのイチも、決して太ってるとは思えないのだが、この猫ちゃん達はガリガリである。
何を食べているのだ?
まさに、ねこまんま!
残りご飯にお味噌汁ぶっかけたものだ。
お煮しめの残りとかも入っている。
以前はホールという犬も一緒に食べてたので、あまり違和感はなかったが、
さすがに猫ちゃんだけの食事として見ると
「ホントに、これを食うのか??」と思ってしまう。
しかし、ホントに食う。
まだ小さい白黒子猫ちゃんがはむはむとカボチャを食んでいる姿には大笑いしてしまった。
お義母さんには、なぜイチが一緒にたべないのか不思議らしいが、
ワタクシは、なぜ彼らがこんなにもお野菜を食べられるのかが不思議。
初顔合わせのイチと猫ちゃん達、予想はしてたが、イチの攻撃的な『フーーーッ』に始まり、
最後まで仲良くなることはなかった。
野良猫の二匹とも相性最悪で、イチはアゴの下の毛が抜けるほどひっかかれたりして
すっかり外出恐怖症になったほどだ。
ワタクシ達が散歩するときだけ、犬のようについてきて、
それ以外は暑い部屋の中でひっそり昼寝していた。
ワタクシと娘はというと、久々に見る子猫ちゃんの可愛さにメロメロ。
飛び跳ね回って、黒猫ちゃん達にじゃれつき、うるさがられる様子なんて
ずーーっと見てても飽きないほどだ。
そうそう!どの猫ちゃん達も、いつの間にか居着いた野良上がりなのだが、
名前がない。
以前いた猫には、やすねこの『ヤス』と黒猫の『クロ』という安易な名前がついていたが、
今回は適当に「クロ!」とか「クマ!」とか「チンコロ(小ちゃいの意)」とか呼ばれている。
で、ワタクシと娘は、勝手に子猫に『イチゴ』ちゃんと名付けるが定着せず・・・
東京の自宅に帰ってきてしばらくは、なんとなくイチがおとなしかったような気がする。
少しは、今までの傍若無人なわがままぶりを反省したのか。
あるいは、おりこうさんにしていないと、あの猫達のいるところへ連れて行かれるかもと怯えているのか。
イチの試練の夏も終わり、秋はそこまできている。
コメント (6)
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