11月22日(金)晴れ
娘と娘の彼氏T君と3人で「かぐや姫の物語」の試写会を観る。
場所は神保町、一ツ橋ホール。
T君は、相変わらずいい感じの男の子だ。
娘は、母の巻き髪を見てぎょっとした様子。
母が気合いを入れると、巻き髪の巻きの強さが強くなることくらい、あなたが一番知ってるでしょ!
お蝶夫人みたいで、ちょっとやり過ぎたかしらと反省する母だが
どうやら娘から見るとサザエさんのように見えているらしい・・・
気にしない気にしない。
映画が始まります。
ちょうどT君の後ろの席は、運悪く小さな男の子とパパ。
ちょっとしたシーンでいちいちパパに話しかけるのでイラッとする。
いぢわるく振り返るフリは一度したものの、T君もいることだし「○のママ、大人げないなあ」と思われるかもとぐっと我慢。
しかし、やはり周りみんなイライラしてたらしく、我慢して我慢して、とうとう我慢できなくなったらしい隣のおねえさん(ちょうどワタクシの後ろ辺り)が
「黙らせてもらえますかっ(怒)」ってなことを小声でパパに言っていた。
そうだ!そうだ!おとなしく見られないようなら来るな!(・・・大人げないn心の声)
何が腹立つって、このパパが「静かにしなさい」とか「お話は帰ってからね」とか言えばいいのに
注意された後ですら、息子が何か喋るたびに「うん」とかいちいち答えてあげてるところ。
うちのテレビでDVD見てるんじゃないんだからさ、黙らせろ!
・・・あ、かぐや姫の物語の話でした。戻って戻って・・・
ワタクシ、最初見た時、あまり好きなタイプの絵じゃないなあと思ってました。
でも、見ていくうちにそれは解消されていき、さらにはジブリならではの背景の美しさにはやはり感動です。
あ、ネタバレになるかもしれないけど、でも、竹取物語ってのがそもそもあるから少しぐらいならいいよねしゃべっても。
っていうか、ほとんど「竹取物語」だったわけです。
ワタクシとしては、なぜかぐや姫が月から地球へ来たのか、そしてまたなぜ帰っていくのか、ということを
ジブリ風にというか高畑風な見解で作られているのだろうと期待していた。
が、まんま「かぐや姫」なわけですよ。
ちょびっとは脚色もされとるとはいえ。
なんだかなあ~~~と思ってるうちにいよいよクライマックス。
ここで・・・かぐや姫と、彼女の想い人が・・・舞うわけです、宙を。
契りを結んだ表現なのかもしれんが、トトロじゃないんだからさぁ~~~と一気にクールダウン。
また、そのシーンが長いわ、後ろのガキはしゃべるわで、興ざめしまくる。
映画が終わったら、後ろのガキを睨みつけることと、3人で悪評を語り合うことを楽しみに待つ。
・・・・・
場内が明るくなり・・・
娘「良かったよね~~~~」
え~~~~っ!??
またも感想の食い違いか。
つーか、ワタクシの感受性というものが、もう腐ってきているのか。
今までは、ワタクシの好きな映画は娘も好きで、娘の好きなものはワタクシも好きで、というケースが多かったが
娘が、ワタクシの呪縛から解かれて、彼女の感性が自立していき、母の感性は衰えていってるのか。
するとT君が「え~~~~っ!!?良かったか???」
これを聞いて母大喜び。
やはり母の感性は衰えていなかった。
T君も「これじゃ絵本の竹取物語をそのまんま見せられただけって感じだった。」
さすがに、2対1では娘の分が悪い。
「あたし、おじいちゃんおばあちゃんに弱いからかなぁ」と言い出す始末。
ワタクシが一番感激したのは、T君が、かぐや姫の想い人のことを「妻も子もいるのに、かぐや姫と逃げようとするとこなんて
あの大臣と何ら変わらない。」
そうなの!そうなのよっ!
今、君のポイントは満点越えしました。
そうそう!
後ろのガキには二人もムカついており
娘「映画が終わったら、どんな子か睨んでやろうと思ってたのに、かぐや姫が月に帰るシーンのおじいちゃんおばあちゃんの号泣にやられてしまってそれどころじゃなかった。
何が腹立つってさあ、あのパパが怒らないとこだよね。
怒ったらさぁ、こっちも『まあ子供だからしょうがないよね』って気分になれるんだけど。」
こういうとこは、母の感性がちゃんと受け継がれております。
そんな話をしながらカレー屋さんに向かう3人であった。
娘が「おや、お、おとうさんは(←いつもはおやじと言うくせにT君の前ではさすがに言い直した・・・)
もしかしたらあたしと同じ感想かもしれないよねっ!」
2週間ほど前に、やはり試写会で「かぐや姫の物語」を見た夫の感想に期待を寄せている。
あなたっ!どうだったのっ?良かった?面白くなかった?面白くなかったわよねっ!
娘と娘の彼氏T君と3人で「かぐや姫の物語」の試写会を観る。
場所は神保町、一ツ橋ホール。
T君は、相変わらずいい感じの男の子だ。
娘は、母の巻き髪を見てぎょっとした様子。
母が気合いを入れると、巻き髪の巻きの強さが強くなることくらい、あなたが一番知ってるでしょ!
お蝶夫人みたいで、ちょっとやり過ぎたかしらと反省する母だが
どうやら娘から見るとサザエさんのように見えているらしい・・・
気にしない気にしない。
映画が始まります。
ちょうどT君の後ろの席は、運悪く小さな男の子とパパ。
ちょっとしたシーンでいちいちパパに話しかけるのでイラッとする。
いぢわるく振り返るフリは一度したものの、T君もいることだし「○のママ、大人げないなあ」と思われるかもとぐっと我慢。
しかし、やはり周りみんなイライラしてたらしく、我慢して我慢して、とうとう我慢できなくなったらしい隣のおねえさん(ちょうどワタクシの後ろ辺り)が
「黙らせてもらえますかっ(怒)」ってなことを小声でパパに言っていた。
そうだ!そうだ!おとなしく見られないようなら来るな!(・・・大人げないn心の声)
何が腹立つって、このパパが「静かにしなさい」とか「お話は帰ってからね」とか言えばいいのに
注意された後ですら、息子が何か喋るたびに「うん」とかいちいち答えてあげてるところ。
うちのテレビでDVD見てるんじゃないんだからさ、黙らせろ!
・・・あ、かぐや姫の物語の話でした。戻って戻って・・・
ワタクシ、最初見た時、あまり好きなタイプの絵じゃないなあと思ってました。
でも、見ていくうちにそれは解消されていき、さらにはジブリならではの背景の美しさにはやはり感動です。
あ、ネタバレになるかもしれないけど、でも、竹取物語ってのがそもそもあるから少しぐらいならいいよねしゃべっても。
っていうか、ほとんど「竹取物語」だったわけです。
ワタクシとしては、なぜかぐや姫が月から地球へ来たのか、そしてまたなぜ帰っていくのか、ということを
ジブリ風にというか高畑風な見解で作られているのだろうと期待していた。
が、まんま「かぐや姫」なわけですよ。
ちょびっとは脚色もされとるとはいえ。
なんだかなあ~~~と思ってるうちにいよいよクライマックス。
ここで・・・かぐや姫と、彼女の想い人が・・・舞うわけです、宙を。
契りを結んだ表現なのかもしれんが、トトロじゃないんだからさぁ~~~と一気にクールダウン。
また、そのシーンが長いわ、後ろのガキはしゃべるわで、興ざめしまくる。
映画が終わったら、後ろのガキを睨みつけることと、3人で悪評を語り合うことを楽しみに待つ。
・・・・・
場内が明るくなり・・・
娘「良かったよね~~~~」
え~~~~っ!??
またも感想の食い違いか。
つーか、ワタクシの感受性というものが、もう腐ってきているのか。
今までは、ワタクシの好きな映画は娘も好きで、娘の好きなものはワタクシも好きで、というケースが多かったが
娘が、ワタクシの呪縛から解かれて、彼女の感性が自立していき、母の感性は衰えていってるのか。
するとT君が「え~~~~っ!!?良かったか???」
これを聞いて母大喜び。
やはり母の感性は衰えていなかった。
T君も「これじゃ絵本の竹取物語をそのまんま見せられただけって感じだった。」
さすがに、2対1では娘の分が悪い。
「あたし、おじいちゃんおばあちゃんに弱いからかなぁ」と言い出す始末。
ワタクシが一番感激したのは、T君が、かぐや姫の想い人のことを「妻も子もいるのに、かぐや姫と逃げようとするとこなんて
あの大臣と何ら変わらない。」
そうなの!そうなのよっ!
今、君のポイントは満点越えしました。
そうそう!
後ろのガキには二人もムカついており
娘「映画が終わったら、どんな子か睨んでやろうと思ってたのに、かぐや姫が月に帰るシーンのおじいちゃんおばあちゃんの号泣にやられてしまってそれどころじゃなかった。
何が腹立つってさあ、あのパパが怒らないとこだよね。
怒ったらさぁ、こっちも『まあ子供だからしょうがないよね』って気分になれるんだけど。」
こういうとこは、母の感性がちゃんと受け継がれております。
そんな話をしながらカレー屋さんに向かう3人であった。
娘が「おや、お、おとうさんは(←いつもはおやじと言うくせにT君の前ではさすがに言い直した・・・)
もしかしたらあたしと同じ感想かもしれないよねっ!」
2週間ほど前に、やはり試写会で「かぐや姫の物語」を見た夫の感想に期待を寄せている。
あなたっ!どうだったのっ?良かった?面白くなかった?面白くなかったわよねっ!