パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

私はロランス

2013年11月04日 | 本・マンガ・テレビ・映画
11月4日(月)振替休日 曇り

先週の話。
娘が「映画見ない?水曜日だから千円で見られるし、半額出してあげるから。」
母が「映画に金は出さない」主義ってことをよくご存知で。
でも貧乏学生ゆえ500円は出してくれってことね。
ま、いいでしょ。
久し振りの渋谷。張り切ってオシャレして・・・
ハチ公前で待ち合わせた娘からは「フラメンコの人みたいね」という褒め言葉をいただく。
・・・気を取り直して・・・
てくてく歩いて向かう映画館はミニシアター。
見る映画は「私はロランス」
ボランティアで対面朗読して、そのまま来たので空腹な母はコンビニで肉まんやらサンドイッチやら買い込む。
試写会だと飲食禁止だから、何か食べたり飲んだりしながら映画をみるという楽しみが一つ足りない。
今日は存分に食べさせてもらうわ。
ところが・・・母、初めてのミニシアターとやらは、本当にミニで、50人くらいの座席数か。
さらにはその席も、ディレクターチェアというのか?そういうのが並べてある状態。
コンビニの袋をがさがささせるのも気が引けるような環境。
しかし、お腹はすいていて、映画に身が入らない。
そもそも外人(西洋人)の顔の区別がいまひとつのワタクシは洋画が苦手。
主人公とその彼女くらいはすぐ理解できたが、彼らの家族の顔や友人まではなかなかピンと来ない。
お腹はすいてイライラする(後で娘から、ママって映画の時いっつもお腹空かせてるよねっっ(怒)と言われた)
劇中で、激しい音楽が流れたのを見計らって、やっと肉まんを取り出し頬張り、珈琲飲んで少し落ち着く。
さ、気を入れて見ましょう!

国語教師のロランスは、フレッドという彼女がいる。
30歳の誕生日に、ロランスは彼女に秘密を打ち明ける。
「僕は女になりたい。この体は間違えて生まれてきてしまったんだ。」

うわ~~っ、何だか難しいテーマね。
ただ、ワタクシは、どういう状況にせよ、他人を傷つけることを良しとはしない。
その点でいえば、ロランスにもフレッドにも共感できない。
なんだかよくわからないなあと思いつつ・・・映画は終わる。
終わって娘の第一声が「すっごく良かったねえ~」
見終わったら二人で「わけわからんかったねえ~」と言いあうことになるだろうと思ってた母は驚く。
こんなにも意見が合わないのはA夫人と「悪人」を見た時以来だ。
映画の悪口を言わせたら天下一品のワタクシに、娘が「もういい!黙ってて!
良かったよね~という同じ感想を言いあうならいいけど悪い感想は聞きたくない。
すっごく良かったから、『もう映画代はいいよ!』っていうつもりだったけど、やっぱり500円払って!」
と取り立てられる・・・
ちっ!おもしろくなかったうえに、500円も出すんかい!
やはり、映画は試写会に限るね、おもしろくなくても「金返せ!」って思わなくて済むもの。
そんなワタクシの次の試写会は「かぐや姫の物語」
ジブリ好きな家族全員、試写会で鑑賞いたします。
おもしろいといいなあ~~~
コメント (2)
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