パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

女の意地

2013年11月07日 | Weblog
11月7日(木)雨

何で見たか忘れてしまったが、夫の不倫について書く妻の相談というか愚痴?を読んだ。
(今、もいっかい検索かけて調べたら、『既婚者の墓場』というサイトだった。なんであたしこんなとこへ飛んだんだ???)
夫が不倫している。(発覚から6年経過)
妻は、出掛けた先で夫と愛人と子供達と姑と出くわす。
妻は、鬱を患っている。
愛人からは慰謝料をとった。
夫は、離婚を切望。別居したいと言ってるが、
妻は、「家に帰ってこなければ何度でも愛人に慰謝料を請求する」と脅し、家庭内別居状態。
姑からは、ばったり会ったその後、詫びの電話が入り「あなたには悪いけど孫達は可愛い。
こちらからも慰謝料払うから別れて欲しい。」
しかし妻は・・・
   離婚はしない。絶対しない
   だってさ、離婚したらあの二人結婚しちゃうじゃん
   子供たちは今は愛人の子だけど、夫婦の子になっちゃうじゃん
   義両親も気兼ねせずに孫と交流できるわってなるじゃん
   夫に一生僕と一緒にいてくださいって言われて結婚して
   私は早くに両親なくしたから子供はたくさん欲しいねって話してて
   夫は頑張って働くよって言ってくれてて
   なのに子供出来なくて、夫は不倫して
   不倫されたのは私の方なのにようやく邪魔ものがいなくなった、やれやれなんて
   絶対思わせてやらない

ワタクシも、不倫された側だから、この妻の気持ちがわからないわけではない。
『愛がすべて』なんてほざくヤツの口は布団針で縫いつけてやりたいくらいだ。
やさぐれている時なんて、まぢ前夫の死を願ったこともあるくらいだ。
でもねえ~~~
ワタクシは、自分が一番可愛い。だから、自分が死ぬこととかは全く考えなかったし、
自分のプライドが傷つけられていくうちに、どんどん前夫には愛想をつかしていった。
子供を理由にしたり、生活(お金)を心配したり、単に妻(女)の意地があったり・・・
簡単に離婚の方向へは向かないけど、自分のことを一番大事に考えて、自分に同情して、かわいそがっているうちに
ふっと、吹っ切れて、前を向ける。
もし、変な意地だけにこだわって、離婚してなかったらと思うと、ぞっとする。
病んでいたかもしれない。
この妻のように、仮面夫婦として家庭内別居して、愛人を恨み、姑を恨み、夫の子供達を憎み、自分の存在意義すら疑うようになってたかもと思うとホントにぞっとする。
離婚した自分を「よくやった!えらかった。」と褒めてあげたい。

と、だいぶ前置きが長くなった・・・(え?これ、前書き?)
夕べは、夫の学生時代の友人達との飲み会だった。
四国に一緒に旅行に行ったこともあり、すっかりワタクシ、仲間気分です。
松山在住、素敵山荘のオーナーのノシさんが上京してきたということでの招集。
『ノシさん信奉者達』が集います。
今回は・・・チョリさん・ナルトさんご夫婦、ガッツさん、マムシさん、ノシさん、ニルス(夫)とその妻(ワタクシ)の7人。(すべて仮名)
ガッツさんは、某有名大学出で某有名企業にお勤め。
体育会系でもあり(って、ここの人たちは皆恐ろしく体育会系なのだが)
おしゃべりもお上手で、
若い頃はきっとモテモテだったと思われる。
そんな、すべてにおいて完璧に思える彼の唯一の弱点は奥様との関係か。
すっかり冷えきった夫婦関係らしく、さらには、彼には海外勤務の時にできた愛人がいる。
彼は、奥様に離婚を申し出ているが、奥様は頑なに拒否。
彼は、奥様の郷里の近くに、プライベートビーチを購入、その土地&慰謝料を払うから離婚して欲しいと願い出ても・・・拒否。
慰謝料の金額を聞いてワタクシ思わず「何で奥さん離婚しないんだろ。あたしなら即オッケーだわ。」
優しいナルトさんは「愛なんじゃないの?」
しかし、修羅場をくぐってきたワタクシ、思わず「意地ですよ、意地!」と言ってしまう。
だってさぁ~いくら愛して愛した惚れて惚れた男だろうが、自分の方を向いてくれない、もっといえばよその若い女の方にご執心な男のことを、
いつまで大きな愛で包めるだろうか。
いや、包もうとしても拒否されるから、その愛の風呂敷はいつまでも自分の両手でばさばさと風に吹かれているだけなのだ。
むなしい。
ワタクシ、基本的に『愛人<本妻』で、『不倫は悪』で、
理屈では理解しようとしても『婚外子相続差別の判決』には素直に拍手は送れない。
でも、「愛はすべて」じゃないけど「愛がない」のに成立するとは思えないのだ、夫婦とか家族って。
そして、「金はすべて」じゃないけど「愛」がないのなら「金」という「誠意」を見せるしかないのではないか。
そして、自分の「愛」もなくなったなと思えた時点で、できるだけたくさんの「金」をぶんどって
さっさと次のステップへ進んだ方がいいと思うのだ。
だから、ガッツさんの奥様も、たんまり慰謝料もらって、一発ガッツさんのホッペタ平手打ちくらいしてから、
綺麗な故郷に帰って悠々自適に暮らせばいいのに。
あるいは、今さら故郷になんか帰りたくないわというのなら、プライベートビーチも売っぱらってシティライフを楽しむというのはどうだろう。
絶対、今の状況よりは精神的に楽だし、楽しいと思うんだけどなあ。
離婚してあげることで、敵が幸せになるのが許せない気持ちもすっごくわかるけど
そのために、自分も不幸のままで居続けるのはつらくないのかなあ。
「意地」の類義語に「プライド」があるけど、ワタクシに言わせりゃこれはまったくもって似て非なるもの、いや相反するものだと思う。
意地を捨てて、プライドを立て直したらいいのにと思う女性達の話でありました。
コメント (4)
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