11月5日(火)晴れ
ここ数日、ワタクシは口がむずむずしておった。
でも、なんとなく気が引けたりもして、書く事をためらっておった。
しかし、今朝日刊イトイ新聞の『今日のダーリン』を読んで
ちょびっとホッとするというか、
免罪符を貰ったような気分というか、
ここでカミングアウトしといたほうが後で楽かも!と思ったというか・・・
日本シリーズ 楽天VS巨人のことです。
ワタクシは、似非巨人ファンである。
その昔、九州では巨人戦しか放送されてなかったから、巨人の選手しか知らなかったというのもある。
王、長嶋は言わずもがな、篠塚のスタイリッシュさ、柴田の赤グローブ、張本の渋さ(・・・ってか、古過ぎないかい?)
オトナになってからはテレビのチャンネル権が自分なので、ナイターを見ることもなくなり、とんとプロ野球から遠ざかっていたが
基本『巨人ファン』だと思っている。
しかし・・・クライマックスシリーズに広島が進出を決めた時、まず思ったこと。
「堂林君が出てなくて良かったぁ~どっちを応援したらいいか迷うとこだったよ。」
そして、日本シリーズ。
初戦だったか、亀井のスーパーキャッチのファインプレーなんぞを見ながら
今頃てぃあらセンセは感涙されておるだろうなあ。
楽天が勝ったときは、ご夫婦で楽天ファンのpuffpuffさんちは大喜びだろうなあ。
なんて、のんきに観戦していた。
そして、第三戦、第四戦と、盛り上がるにつれ・・・
自分が変な応援の仕方をしてることを夫に指摘される。
アンチ巨人の夫はもちろん全力で楽天を応援している。
そして、妻も、楽天のピンチに「ひっ!」と息を飲んだりしては夫から「君、どっちの応援してんの?」
第五戦、六戦あたりでワタクシは自覚する。
ワタクシは、甲子園の高校野球を見るような目でこの試合を見ている。
はっきり言ってしまいましょう。
楽天頑張れ!
そこには、いろんな気持ちが入ってます。
創設以来初ということ。
東北ということ。
被災地ということ。
マーくんの偉大なる記録も。
嶋の「見せましょう野球の底力を」も。
岡島がワタクシ好みの顔ということも。
銀次が、娘の同級生ゆかちゃんママにそっくりなことも。
・・・なんかちがくないかい?
とにかく!!!いろんな気持ちが絡まって「楽天頑張れ!」
第七戦ではもう悲鳴のように「お願いだから楽天に勝たせて!」と叫んでは夫から
「どうして上から目線っつーか巨人目線なんだよ。勝たせてもらわんでも、自力で勝つ!」と怒られる。
夫は夫で、うんちく野郎ぶりは相変わらず。
6戦終了時、実況の「逆王手ですっっ」に、
「逆王手って、こういう使い方はおかしくないか?」と言い続け、その後いろいろ調べ上げて教えてくれる。
おもしろかったけど、ここで説明するほどには理解できなかったので、
疑問に思った方は調べてみて下さい。
うんちくといえば、解説は「工藤公康氏と古田敦也氏」のコンビが最強。
二人ともよくしゃべるし、目線が優しい。
そして・・・7回あたりから、吐きそうな気分になる。
テレビを消したくなる。
どんだけチキンなんだ、ワタクシ。
優勝おめでとう~~~楽天。
そして・・・今日の糸井さんの言葉にすごく納得する。
リンクは貼ったけど、明日にはもう更新されてしまうだろうから忘れないようにここに書いておく。
楽天ゴールデンイーグルスが、日本シリーズに勝った。
(中略)
ぼくは野球ファンでもあるし、東北の応援もしているが、
それよりも巨人ファンだったりする。
だから、当然のように巨人を応援しながら、
日本シリーズを観戦していた。
たぶん、なのだけれど、今年のこのシリーズに関しては、
巨人ファン以外の人たちは、
ぜんぶ楽天を応援していたのだろうと思う。
ぼく自身のなかにさえ、その要素があった。
だからといって、手加減するようなこともできないし、
原監督がよく言うように「胸と胸をつきあわせて」
戦うことしかできない。
巨人が勝つことを願って試合をたのしみ、
日本シリーズ優勝の瞬間をこころから待っていた。
しかし、第七戦まで戦って敗れたから言えるのだけれど、
これは勝てない試合だったなぁと、思うのだ。
野球を超えて、勝ちたさの次元がちがっていた。
いや、勝ちたさが勝っていれば勝つというわけではない。
でも、あれほどの大舞台で、若い選手も多くて初出場で、
あんなに怖いもの知らずに振る舞っていたチームが、
これまでにあったろうかと思えば、わかる。
まさしく、ミッションを感じさせる戦いぶりだった。
いやぁ、見事だったなぁ、おもしろくて口惜しかったな。
巨人ファンとしては、最高の引き立て役ができたことで、
来年もがんばろう、と思うのでありました。
そうだ。これが、巨人との対戦だったから良かったのだ。
「最高の引き立て役」
さすが糸井さんだ。
これを言いたかったのだ、ワタクシ。
これが広島だったら今ひとつだったのだ。
強い強い巨人を、やっつけた。
高校野球でいえば、全国から優秀な選手を集めた名門私立高校に
県内出身の生徒しかいない県立高校が勝ったようなものだ。
そりゃ、名門私立高校の出身者と親兄弟親戚縁者以外はみんな、県立高校を応援するよねえ。
・・・たとえがまづいですか?ワタクシどんどん嫌われていってますか?巨人にも広島にも楽天にも・・・
とにかく!!!楽天、日本一おめでとーーーーっ!
ここ数日、ワタクシは口がむずむずしておった。
でも、なんとなく気が引けたりもして、書く事をためらっておった。
しかし、今朝日刊イトイ新聞の『今日のダーリン』を読んで
ちょびっとホッとするというか、
免罪符を貰ったような気分というか、
ここでカミングアウトしといたほうが後で楽かも!と思ったというか・・・
日本シリーズ 楽天VS巨人のことです。
ワタクシは、似非巨人ファンである。
その昔、九州では巨人戦しか放送されてなかったから、巨人の選手しか知らなかったというのもある。
王、長嶋は言わずもがな、篠塚のスタイリッシュさ、柴田の赤グローブ、張本の渋さ(・・・ってか、古過ぎないかい?)
オトナになってからはテレビのチャンネル権が自分なので、ナイターを見ることもなくなり、とんとプロ野球から遠ざかっていたが
基本『巨人ファン』だと思っている。
しかし・・・クライマックスシリーズに広島が進出を決めた時、まず思ったこと。
「堂林君が出てなくて良かったぁ~どっちを応援したらいいか迷うとこだったよ。」
そして、日本シリーズ。
初戦だったか、亀井のスーパーキャッチのファインプレーなんぞを見ながら
今頃てぃあらセンセは感涙されておるだろうなあ。
楽天が勝ったときは、ご夫婦で楽天ファンのpuffpuffさんちは大喜びだろうなあ。
なんて、のんきに観戦していた。
そして、第三戦、第四戦と、盛り上がるにつれ・・・
自分が変な応援の仕方をしてることを夫に指摘される。
アンチ巨人の夫はもちろん全力で楽天を応援している。
そして、妻も、楽天のピンチに「ひっ!」と息を飲んだりしては夫から「君、どっちの応援してんの?」
第五戦、六戦あたりでワタクシは自覚する。
ワタクシは、甲子園の高校野球を見るような目でこの試合を見ている。
はっきり言ってしまいましょう。
楽天頑張れ!
そこには、いろんな気持ちが入ってます。
創設以来初ということ。
東北ということ。
被災地ということ。
マーくんの偉大なる記録も。
嶋の「見せましょう野球の底力を」も。
岡島がワタクシ好みの顔ということも。
銀次が、娘の同級生ゆかちゃんママにそっくりなことも。
・・・なんかちがくないかい?
とにかく!!!いろんな気持ちが絡まって「楽天頑張れ!」
第七戦ではもう悲鳴のように「お願いだから楽天に勝たせて!」と叫んでは夫から
「どうして上から目線っつーか巨人目線なんだよ。勝たせてもらわんでも、自力で勝つ!」と怒られる。
夫は夫で、うんちく野郎ぶりは相変わらず。
6戦終了時、実況の「逆王手ですっっ」に、
「逆王手って、こういう使い方はおかしくないか?」と言い続け、その後いろいろ調べ上げて教えてくれる。
おもしろかったけど、ここで説明するほどには理解できなかったので、
疑問に思った方は調べてみて下さい。
うんちくといえば、解説は「工藤公康氏と古田敦也氏」のコンビが最強。
二人ともよくしゃべるし、目線が優しい。
そして・・・7回あたりから、吐きそうな気分になる。
テレビを消したくなる。
どんだけチキンなんだ、ワタクシ。
優勝おめでとう~~~楽天。
そして・・・今日の糸井さんの言葉にすごく納得する。
リンクは貼ったけど、明日にはもう更新されてしまうだろうから忘れないようにここに書いておく。
楽天ゴールデンイーグルスが、日本シリーズに勝った。
(中略)
ぼくは野球ファンでもあるし、東北の応援もしているが、
それよりも巨人ファンだったりする。
だから、当然のように巨人を応援しながら、
日本シリーズを観戦していた。
たぶん、なのだけれど、今年のこのシリーズに関しては、
巨人ファン以外の人たちは、
ぜんぶ楽天を応援していたのだろうと思う。
ぼく自身のなかにさえ、その要素があった。
だからといって、手加減するようなこともできないし、
原監督がよく言うように「胸と胸をつきあわせて」
戦うことしかできない。
巨人が勝つことを願って試合をたのしみ、
日本シリーズ優勝の瞬間をこころから待っていた。
しかし、第七戦まで戦って敗れたから言えるのだけれど、
これは勝てない試合だったなぁと、思うのだ。
野球を超えて、勝ちたさの次元がちがっていた。
いや、勝ちたさが勝っていれば勝つというわけではない。
でも、あれほどの大舞台で、若い選手も多くて初出場で、
あんなに怖いもの知らずに振る舞っていたチームが、
これまでにあったろうかと思えば、わかる。
まさしく、ミッションを感じさせる戦いぶりだった。
いやぁ、見事だったなぁ、おもしろくて口惜しかったな。
巨人ファンとしては、最高の引き立て役ができたことで、
来年もがんばろう、と思うのでありました。
そうだ。これが、巨人との対戦だったから良かったのだ。
「最高の引き立て役」
さすが糸井さんだ。
これを言いたかったのだ、ワタクシ。
これが広島だったら今ひとつだったのだ。
強い強い巨人を、やっつけた。
高校野球でいえば、全国から優秀な選手を集めた名門私立高校に
県内出身の生徒しかいない県立高校が勝ったようなものだ。
そりゃ、名門私立高校の出身者と親兄弟親戚縁者以外はみんな、県立高校を応援するよねえ。
・・・たとえがまづいですか?ワタクシどんどん嫌われていってますか?巨人にも広島にも楽天にも・・・
とにかく!!!楽天、日本一おめでとーーーーっ!