4月25日(金)晴れ

火曜日の話。
友人A夫人と会う。彼女が車を出してくれて、横浜までドライブ。
ランチして、赤レンガ倉庫やらをプラプラ見て回る。
彼女には今年高校生になる双子の息子がいる。
一人は無事高校に入学したが、もう一人は中3の二学期から不登校になり高校受験もしていない。
通信制の高校を検討中で、なんとか5月までには入学させたいと思っているところらしい。
その高校のカウンセラーの先生がおっしゃることには、
「私どもは、高校を出るとか大学に入るとかを目標にはしておりません。
30歳までに納税者にするということを目指しています。」
結局のところ、そうだよな~
どんなにいい大学出たって、経済的に自立できなきゃ意味ないってことだよなあ。
A夫人は、昨年秋頃は「早期に解決しなきゃ!」と焦っているように思えたが、今は彼女自身もカウンセリングを受けたり勉強してたりで、だいぶ落ち着いてきたように思える。
A夫人が言う。
「今、うちがこういう状態だからかもしれないけど、まわりにすごく多いのよねえ、こういう状態の子どもが。」
久し振りに電話してきた友人が「子どもたちは元気?」と聞くから、ウソつくのもなんだしね~と思って、ぢつはカクカクシカジカと話すと
「じつは、うちのおねえちゃんも専門学校通ってたんだけど、合わなかったらしくて・・・
とうとう電車に乗れなくなっちゃったの。途中までは行こうとするんだけど、どうしてもダメで。
で、今、休学して、うちにいるの。」
とか、
同じ小学校だったママ友と久し振りに会うと、そこのうちの子も不登校だとか。
また、A夫人ちの状況を知っているママから電話がきて「ぢつはうちの子、高校を4日でやめちゃったの。
どう接していいかわからない。あなたはとても落ち着いているようにみえるから、いろいろ教えてもらいたい。」ってなこともあったらしい。
A夫人「人前で取り乱してもどうなる問題でもないしねえ~」と苦笑しておった。
こういう子どもたちって、昔から同じくらいいたのだろうか。
生きづらさを抱えながら何とか学校へ来ていたのだろうか。
あるいは、「死」につながってしまったのだろうか。
ここんちのパパA氏は昨夏から単身赴任中。
もともとマイペースなお方。
余談だが、一週間ほど前だったか「国際結婚した妻(日本人)」のテレビを家族で見ていて我が娘が「外人と結婚する女の人ってA夫人に似てるよね。
おおらかっていうか、価値観の違いとかも『がはは』って笑い飛ばしてしまうようなとこ。」
たしかに!
すると我が夫が「まあ、そういう意味で言えばAも外人みたいなもんだよね。」
思わず爆笑する妻娘。
そんなパパは、単身赴任先で劇団を見つけ、妻に入団のお伺いをたてる。
A夫人、初めは「息子がこんな調子なのに何考えてるのっ(怒)」と呆れ怒ったらしいが、この後が彼女らしいところで「演劇以外何の趣味もない人だしなぁ~」とか「単身赴任で、一人で寂しいだろうなぁ」とか考えちゃって・・・
1、仕事再優先(ワタクシ達夫婦も彼女ら夫婦も職場結婚なのでお互いを良く知っているが、A氏は会社人間から一番遠いところにいらっしゃる・・・)
2、月に一度は帰ってくること
という条件を出して、劇団入団を許す。優しい・・・優し過ぎる。
彼女は、実質一人で息子達に向き合っていることになる。
水曜日の話。
同僚のN田センセとマックでおしゃべり。
彼女の一人娘は某有名国立大を今年卒業。
しかし、鬱の一歩手前のような病気で、就活できず。
今、うちにひきこもり。
出かけるのは、週一のカウンセリングくらい。
無気力で、何にも興味を持てないらしい。
ここで問題なのが、ここんちのパパ。
ワタクシは何年も彼女んちの事情を聞き続けて、娘のさまざまな悩みはこのパパが悪の根源だと思っている。
いっそ早いうちに離婚してたほうが良かったのではなかろうか。
しかし、今の状態となると、今後の生活(金銭面)を考えてパパの経済力は必要だから、なんとか折り合いをつけてやっていかなければならない。
が、このパパ、相変わらず自分の娘の状態を理解できず(いや、理解したくないのだろう)
「就職しないのか。おまえが(←ママのこと)外へ連れ出したりしろ。」
N田センセは板挟み状態で、彼女にもカウンセリングが必要だと心配してしまう。
彼女も、実質一人で娘に向きあってるように思える。
母は強し。
あまりにも深刻過ぎる二人のママ達の悩みを、ワタクシは聞いてあげることしかできない。
でも、それが少しでも彼女らのストレス発散になればいいけどなあと思っている。

火曜日の話。
友人A夫人と会う。彼女が車を出してくれて、横浜までドライブ。
ランチして、赤レンガ倉庫やらをプラプラ見て回る。
彼女には今年高校生になる双子の息子がいる。
一人は無事高校に入学したが、もう一人は中3の二学期から不登校になり高校受験もしていない。
通信制の高校を検討中で、なんとか5月までには入学させたいと思っているところらしい。
その高校のカウンセラーの先生がおっしゃることには、
「私どもは、高校を出るとか大学に入るとかを目標にはしておりません。
30歳までに納税者にするということを目指しています。」
結局のところ、そうだよな~
どんなにいい大学出たって、経済的に自立できなきゃ意味ないってことだよなあ。
A夫人は、昨年秋頃は「早期に解決しなきゃ!」と焦っているように思えたが、今は彼女自身もカウンセリングを受けたり勉強してたりで、だいぶ落ち着いてきたように思える。
A夫人が言う。
「今、うちがこういう状態だからかもしれないけど、まわりにすごく多いのよねえ、こういう状態の子どもが。」
久し振りに電話してきた友人が「子どもたちは元気?」と聞くから、ウソつくのもなんだしね~と思って、ぢつはカクカクシカジカと話すと
「じつは、うちのおねえちゃんも専門学校通ってたんだけど、合わなかったらしくて・・・
とうとう電車に乗れなくなっちゃったの。途中までは行こうとするんだけど、どうしてもダメで。
で、今、休学して、うちにいるの。」
とか、
同じ小学校だったママ友と久し振りに会うと、そこのうちの子も不登校だとか。
また、A夫人ちの状況を知っているママから電話がきて「ぢつはうちの子、高校を4日でやめちゃったの。
どう接していいかわからない。あなたはとても落ち着いているようにみえるから、いろいろ教えてもらいたい。」ってなこともあったらしい。
A夫人「人前で取り乱してもどうなる問題でもないしねえ~」と苦笑しておった。
こういう子どもたちって、昔から同じくらいいたのだろうか。
生きづらさを抱えながら何とか学校へ来ていたのだろうか。
あるいは、「死」につながってしまったのだろうか。
ここんちのパパA氏は昨夏から単身赴任中。
もともとマイペースなお方。
余談だが、一週間ほど前だったか「国際結婚した妻(日本人)」のテレビを家族で見ていて我が娘が「外人と結婚する女の人ってA夫人に似てるよね。
おおらかっていうか、価値観の違いとかも『がはは』って笑い飛ばしてしまうようなとこ。」
たしかに!
すると我が夫が「まあ、そういう意味で言えばAも外人みたいなもんだよね。」
思わず爆笑する妻娘。
そんなパパは、単身赴任先で劇団を見つけ、妻に入団のお伺いをたてる。
A夫人、初めは「息子がこんな調子なのに何考えてるのっ(怒)」と呆れ怒ったらしいが、この後が彼女らしいところで「演劇以外何の趣味もない人だしなぁ~」とか「単身赴任で、一人で寂しいだろうなぁ」とか考えちゃって・・・
1、仕事再優先(ワタクシ達夫婦も彼女ら夫婦も職場結婚なのでお互いを良く知っているが、A氏は会社人間から一番遠いところにいらっしゃる・・・)
2、月に一度は帰ってくること
という条件を出して、劇団入団を許す。優しい・・・優し過ぎる。
彼女は、実質一人で息子達に向き合っていることになる。
水曜日の話。
同僚のN田センセとマックでおしゃべり。
彼女の一人娘は某有名国立大を今年卒業。
しかし、鬱の一歩手前のような病気で、就活できず。
今、うちにひきこもり。
出かけるのは、週一のカウンセリングくらい。
無気力で、何にも興味を持てないらしい。
ここで問題なのが、ここんちのパパ。
ワタクシは何年も彼女んちの事情を聞き続けて、娘のさまざまな悩みはこのパパが悪の根源だと思っている。
いっそ早いうちに離婚してたほうが良かったのではなかろうか。
しかし、今の状態となると、今後の生活(金銭面)を考えてパパの経済力は必要だから、なんとか折り合いをつけてやっていかなければならない。
が、このパパ、相変わらず自分の娘の状態を理解できず(いや、理解したくないのだろう)
「就職しないのか。おまえが(←ママのこと)外へ連れ出したりしろ。」
N田センセは板挟み状態で、彼女にもカウンセリングが必要だと心配してしまう。
彼女も、実質一人で娘に向きあってるように思える。
母は強し。
あまりにも深刻過ぎる二人のママ達の悩みを、ワタクシは聞いてあげることしかできない。
でも、それが少しでも彼女らのストレス発散になればいいけどなあと思っている。