パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

るいと愉快な仲間達in東北~ロマンス編~

2016年04月06日 | おでかけ
4月6日(水)

今回のメンバー、老若男女勢揃いで、分析するに、ワタクシとpさんが老の部か。
で、若の部が、子ども達(3才5才小学生3名に中学生1名)
大勢を占めるは、そのママ、パパ達の年齢。
その中にポツンと29才のpさんのご子息と22才の我が娘。
『ぴんぽん』での宴会の時、なにやらるいさんのあたりが盛り上がっておる。
どうやら妙齢の二人を「お若い人はお若い人同士で!」という、あのお見合い的雰囲気に持って行こうとしているらしい。
それなのに・・・我が娘は、薦められるままに呑む呑む呑む。
そして、シラフだと声も掛けられなかったかわい子ちゃんたちにカラんでいる。
M海ちゃん(3才)を抱っこしてハイボールを飲み干す娘を母はどんな目で見たら良いのやら・・・
平然と酒をかっくらう我が娘の、一つ席を隔てたpさんのご子息I君のお顔は真っ赤っか。
pさんがこれまた複雑そうなお顔をされている。
pさん曰く「我が家では、あの子が一番呑めるの・・・」
この時点でワタクシは「皆様、申し訳ない。このロマンスは成就しないと思う・・・」

いや、ちょっと待て。まだわからんぞ。
たで食う虫も好きずき。
少しはお酒を嗜む女の子がI君は好みかもしれん。
「母さんは呑めないからなあ~ちょっと晩酌つきあってくれる女の子っていいよな~」と思ってるかもしれん。
「酒好き」という遺伝子をp家に組み込むチャンスやも知れぬ。
と、もう少し夢を見させてもらおうかと思っていると・・・
次のお店「マンボ」で、女子達(母を含む)が可愛くイチゴババロアやイチゴパフェを食す中、
娘よ、なぜにおまえは水割りのグラスを持つ???
後で聞くに、我が娘の呑みっぷりがお気に召したか、K氏が勝手にオーダーしてくださったらしい。
おかげで、母は「酔っぱらって目の据わった娘」というものを初めて目に致しました・・・
情けないっっっ!
『酒は呑んでも呑まれるな』ですよっ!我が家の家訓はっ!!!
さらに、ここでも、我が娘はI君とお話するでもなく、新幹線で初めて会って母娘で気に入っていたM花ちゃん(7才)にべたべた。
お前は、かわい子ちゃん好きのおっさんか!
でも、我が子可愛さに、ひと言だけいわせていただきましょう。
いや、あの呑みっぷりに引いたと言われりゃそれまでですが、I君も食べてばっかいないで、ちっとは話しかけてくれてもよかろう?
ラーメンを食べてたと思ったら、さらにイチゴパフェも食べましたね。
その食べっぷり、おばちゃん、大変気に入りました。
ゆえに、なおさら、「○ちゃん!呑んでばかりいないで、このパフェのいちご食べないかい?」くらい言ってくれても・・・

そんな妄想を打ち砕く事件が発生します。
呑んだくれ娘を説教しながら風呂に入ります。
塩分濃度の濃い温泉で、ぷかぷか浮きます(ウソです、母も少々酔っぱらい)
露天風呂から気仙沼港を見下ろし、いろんなことを考え、いろんなことを考えないようにします。
この港を見下ろす光景は、5年前に見た景色を思い出させます。
忘れないし、忘れたいと思うわけではないけれど、今は温泉の気持ち良さだけ感じさせてもらいます。
髪を乾かしながら寝始める酔っぱらいを叱咤し、蹴りを入れたくなる気持ちを抑えつつ、部屋に戻ります。
ここで母娘二人部屋だったら大げんかになるところでしたが、pさんがいてくださったおかげで娘は落雷を免れました。
翌朝、どたんばたんと大きな音をたて、がさつな娘が出て行きます。
おそらく二日酔いで喉が乾き、水でも買いに行ったのでしょう。
なかなか帰ってきませんが睡魔に弱い母はうとうと。
しばらくして・・・今度はpさんが静かに何やら準備をされてます。
彼女は旅にきたら4、5回は温泉に入るとおっしゃってましたので、朝風呂に行かれるのでしょう。
こういうところも我が夫にそっくりです。
我が家は、旅行に行くと、朝、夫だけが朝風呂へ向かい、ワタクシと娘はぐーぐー朝寝を楽しむというパターンです。
ちょうど娘が帰ってきたみたいです。
なにやらpさんに平身低頭謝ってるようです。
何?何?何があったの?
睡魔に負けてる母は気になりつつもまたうとうと。
後で聞きましたら・・・我が娘ったら、珍しく早く目が覚め、温泉に行ったそうです。
pさんのタオルを持って・・・
どうせ、ワタクシ達母娘は朝風呂には行かないだろうからと、前夜二人とも濡れタオルは脱衣場のボックスに入れたのです。
それを忘れた上に、自分で干した覚えのないタオルを持って温泉へ行く娘。
いかに普段、全てを人任せにしているかの表れです。
のんびり温泉に浸かり(貸切状態だったから泳いじゃった!と言ってた)pさんのタオルを使い、部屋に戻り・・・
タオルを探すpさんを見てハッと気付くという。

想像してください。
親戚の宴会で、大叔父さんやらと一緒になって呑んだくれる嫁。
口うるさい大叔母さんの目を気にもせず、伯父さんと差しつ差されつの嫁。
伯母さんの烏龍茶が入ってないことに気付きもしません。
酔っぱらって寝てしまい、後片付けは姑がしました。
嫁は、喉が渇いて目が覚めます。
う~二日酔いだわぁ~そうだ、朝風呂にはいろ~っと!
大人数のお客さんが帰った後、夜中までかかった後片付けを終えて、ちょうど寝入ったばかりだった姑は
どったんばったんうるさい嫁のがさつな物音で目が覚めてしまいます。
その後は、入浴の音。これまたうるさい。
とうとう眠れなくなった姑は「夕べ遅くなってお風呂入れなかったから、あたしもお風呂に入りましょ」と浴室に行くと、
今、上がったばかりの嫁が「え~っ!?お義母さん、お風呂入ります?タオル、コレで最後でした~ちょっと湿ってるけど、コレ使う?」
姑「だから、洗濯は毎日しなさいって言ってるでしょーーーっっっ(怒怒怒)」

いやだ、いやだ、絶対いやだ、こんな嫁!!!

と、こんな妄想をしていたら、4月6日に日付けが変わりました。
今日は娘の誕生日。
めでたく23歳になるのですね。
お誕生日おめでとう。
今夜は膝付き合わせて、あなたの将来のビジョン、聞かせてもらおうではありませんか。
ケーキはどんなのがいいかしら?
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする