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パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

『弟の夫』を見ながら考えたこと

2018年05月07日 | 本・マンガ・テレビ・映画
5月7日(月)曇り

GWに、NHKドラマ「弟の夫」を見た。
漫画が原作で、うっすらと内容は知ってた。
カナダに永住した双子の弟が亡くなって、同性婚パートナーだった弟の夫が日本にきたという話。
ワタクシは、偏見はないと思う。多分。
が、それは身近な人の中にカミングアウトする人がいなかったというだけのことで、自分とは関係ない世界のことという認識のもとで、かもしれない。
そもそも、ワタクシは新しいもの、考え、流行、を取り入れたり受け入れたりするのが苦手なところはある。
頭が固いというのも認める。
いや、ゲイとか同性愛とかが、今やっと少しずつ受け入れられつつあるというだけの話で、新しいものではないのもわかってる。
おそらく、ワタクシがこんなだから、ワタクシにはカミングアウトできないのかもしれない。
一番印象的だったのが、主人公の娘が「ゲイのオジさんの話」を教室ですることを危惧した担任が主人公を呼び出し、やんわりと注意する。
初めは色々受け入れられずにいた主人公だったが、徐々に「弟の夫」(←把瑠都氏が好演)を受け入れ考え方が変わってくる。
そして、担任に「もし、そのことで娘がいじめに遭うような事になったら、その時はそのいじめた子を注意してください。」

今、韓流ドラマ「チャン・ヨンシル」というのも見ている。
これは、朝鮮伝説の科学者チャン・ヨンシルが、という最下層の身分から、天体観測器具や水時計などの発明により成り上がっていく話。
科学の力と「仁」を、相反するものとして考える人たちがいて、彼のことを妨害する。
今では当たり前の「時間を知ること」ですら民には与えられてはならぬもの。
今の時代に生きているから、ヨンシルの研究を妨害する輩たちに腹を立てているワタクシだが、
この15世紀の朝鮮に生きている女官だとしたら、絶対にヨンシルのことを不届き者と思う側の人間だと思う。
変化を誰よりも恐れるタイプなのだ。

TOKIO山口氏問題
まず、こういうことが発覚した時に、「ったく、バカだなあ〜」と思う。
もちろん山口氏が、だ。
そしてこういう問題が起きると必ず言われるのが被害者の非。
少し前のセクハラ問題の時にも、女性記者のことをバカ大臣やらが色々言ってて呆れた。
でもワイドショーで東国原氏が県知事時代の話をするのを聞いて、世の中には女を売りにして仕事を取るケースが蔓延ってるのも事実で、
こういうのを日常茶飯事的に受けてるとバカ大臣みたいな発言も出るのかも、とも思った。
どんなに色仕掛けをされてもそういうのには乗らず、もし調子に乗ってしまったら、はいアウト!っていうんだったら、
それは少し違うんじゃないの?と思う。
男女平等を高らかに掲げる今の時代なのに、こういう時だけ女性はか弱いものだから的な反応には疑問を感じるのだ。
こんな、ちょっと「女の敵は女ね」と思われがちな(これが一番腹たつ解釈なんだけど、うまく自分の考えを言えない自分が悪い)ワタクシ。
そんな時に、ツイートに流れてきたある文章を読む。
(今、必死にさかのぼって探すんだけど見つからない。こういうのがワタクシのダメなところ。未だ色々使いこなせてないところ。返す返すも口惜しい。どなたのリツートでしたか、お心当たり方、教えていただきたい。)
ご自分が高校時代留学した時、お友達のホストファミリーにやばい人(セクハラ的に)がいて相談されて、
自分達だけで悩んでいたら、ご本人のホストマザーが気づいてくれて、警察に通報してくれて・・・
こういうナイーブな問題ゆえ、友人からは「誰にも言わないで!」と言われ、しかしそのホストマザーの毅然とした言葉と態度と行動が素晴らしかったのだが、ワタクシの拙い文では伝わらないのがつくづく残念。
高校生ってのはまだやっぱり中途半端に子供なのだ。
何かあった時、大人は毅然とそれに対処せねばならない。
そんな当たり前のことを考えさせれた。
ワタクシ、頭は固いし、考え方も古いが、こういう文章を読んだりして反省はするのだ。
その点が、単なる頑固親父とは違うのだ。

テレビや映画やネットで自分と違う人の意見を聞いたりして少しずつでも柔軟な頭になれるようにしようと、改めて思っている今日この頃。
コメント
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