パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

蕎麦

2019年04月08日 | おでかけ
4月8日(月)雨のち曇り
九州の友人Y夫婦がGWに上京する。
愛犬が死んじゃって、その空虚さを埋めるための旅らしい。
で、今回の彼女らからの行きたいところ食べたいもの等のメモが届く。
ワタクシの友人達は、我が夫のプランに絶大なる信頼を寄せておる。
ちょっと振り返ってみようと思い、7年前に彼らが来た時の頃のブログを読み返して、自分の変わらなさに驚いた。
前回の彼らの食の目的は海鮮丼だったようで、私ら夫婦は下調べに築地に行っている。
今回の食のミッションは「美味しい蕎麦を食べさせて」

ってことで、夫が色々リサーチしてくれた。
下見を兼ねて、食べに行こうよ!
ってことで、土曜日、夫婦で神保町へ。
呑兵衛夫婦をご案内する予定なので、昼間からビールは呑むよね〜きっと。
つまみとして蕎麦味噌も頼む夫。
蕎麦味噌って何?

味噌で酒呑むって相当なイメージだわぁ〜
ワタクシは「合い盛り」

夫は「二色盛り」

「変わり蕎麦」が何なのか、ワタクシも食べさせてもらったがわからん。

おっとりとしたおばさまが給仕なさるのだが、お声が小さいし、なんというかはっきりしない。
この穏やかなワタクシですら少々イラっとする。
悪友Yなら「え?なに?聞こえない!つか、意味わからん!」と怒り出すよ。
蕎麦湯を若い男の子が持ってくる。
ん?あるよ。さっきもらったよ。
モタモタする男の子におばさまが小声で「冷めてしまったから熱いのを・・・ごにょごにょ
う〜む。惜しい。気配りされてるのだろうが、いかんせん、はっきりと若い男の子に指示されてないから伝わらないし、
お客さんにも伝わらない。
ワタクシは小姑みたいに耳をすませてるから「ああ、そういうことね」と思ったけど。
お会計をしながら「変わり蕎麦」は何だったのでしょう?と尋ねるとおばさま少し考えてから「今のこの季節に合わせて桜です」
n「???桜?桜の葉っぱですか?緑色でしたよね。」
おばさま「桜餅の葉っぱです。」
説明下手にもほどがある・・・

お店を出て、思わず夫に「ここはないわ〜」と言うとムッとする。
やばい。この流れは「じゃあ君が自分で探せよっ!」となる。
それは困る。

ワタクシ、ズーーーッと麺類全般好きだと思っていた。
うどんも蕎麦もパスタもラーメンも。
好みは色々別れるところで、うどんは人がいうほど「コシ」にはこだわらない。
いや、コシと硬さをごっちゃにしちゃいかんと思っている。
ラーメンはどちらかというと「こってりとんこつ系」が好きだが、塩と味噌も美味しいものは好きだ(・・・)
パスタのアルデンテはプロのものに限る。
・・・という程度のこだわりがある。
が、蕎麦の美味しさがわからないのではないかということを薄々感じていた今日この頃なのだ。
というのは、以前、グルメもんちゃんととある蕎麦屋へ行った。
ミシュラン一つ星だとか何とか。
さすがに接客も素晴らしかった。
けど、「わっ!めっちゃ美味しい!」とはならなかった。
それで「あれ?ワタクシ、そういえば、お蕎麦はここのお店が大好きなの!とか、お蕎麦は田舎蕎麦に限るわよね!とかのこだわりが、他の麺類にも増して無いなあ」と気づいた。
そんなところに「美味しい蕎麦を食べさせてください」のリクエストである。
これはワタクシの手に負えないと思うのだ。
しかし夫に丸投げと双方から言われてるのも癪に障る。
少し検索をかけて、気になるところをチョイスしてみたりして、夫の機嫌を伺いつつ、
昨日はまたお蕎麦を食べに二人で出かける。


ををっ!蕎麦が綺麗だわね〜
夫から「君はつゆにつけ過ぎ!」と言われてるので昨日はいつもよりはつゆをつけず、いなせに食べてみる。
が・・・わからん。
いや、まづくない。どころか、美味しい。が、目ん玉飛び出るほどでは無い。
それより、天麩羅の美味しさに目ん玉飛び出そうになった。
それほど好きでも無い海老天がめっちゃ美味しくてびっくりした。
こういうのなら塩だけでもいい(天つゆにつけたけど)
と、またしても「蕎麦」の美味しさに目覚めるでもなく、帰り道には、Yからのミッションの一つでもある「西洋美術館」の下見の途中で夫婦喧嘩も勃発し、すっかり疲れ果てて帰宅したのであった。

明日は久しぶりにA夫人の病院に付き添う予定。
ランチは麻布十番あたりでお蕎麦にしましょう。
まだまだ蕎麦を探求する旅は続くのである。
コメント
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