4月24日(水)曇り
「轢き逃げー最高の最悪な日ー」の試写会へ。
水谷豊氏の脚本、監督作品である。
あ!最初に言っておきます。ここからめっちゃネタバレしますからこれから見る予定の方は読まないでください。
今、コナンの映画のネタバレが話題になってますね〜
酷い話です。
あたしはちゃんとお断りしましたからね、あとは自己責任ですからね。
まず、ざっくり全体的な感想から述べますと・・・
タイトルが「轢き逃げ」ですからね、そりゃハッピーな話じゃないとは覚悟はしてましたけど、う〜ん、思ってた以上に後味が悪い。
人間って、そんなに弱いものか、自分本位なものか、嫉妬に駆られるものか。
そして、そんなに強いものか?
ある地方都市で起きた交通事故。
ひとりの女性が命を落とし、轢き逃げ事件へと変わる。
車を運転していた青年宗方秀一、助手席に乗っていた親友森田輝。
二人は秀一の結婚式の打ち合わせに急いでいた。
婚約者は大手ゼネコン副社長の娘白河早苗。
悲しみにくれる被害者の両親、時山光央と千鶴子。
事件を担当するのはベテラン刑事・柳公三郎と新米刑事・前田俊。
平穏な日常から否応なく事件に巻き込まれ、
それぞれの人生が複雑に絡み合い、抱える心情が浮き彫りになっていく。
二人の青年が逮捕され事件解決かと思われたが、真相はまだ深い闇の中にあった。 チラシより
ぶっちゃけますね。
このまま逃げた二人は、ビクビクしながらも会社に行き、結婚式も済ませます。
でも、もちろんすぐばれて、二人とも逮捕。
輝は、まあ、助手席にいましたからね、すぐ釈放されます。
亡くなったお嬢さんのお父さん(水谷豊)は、真実を知りたいと、輝を追いかけ、娘の友人知人を訪ね廻り・・・
この辺りから、少し頭にクエスチョンマークというか、いや、先が読めると言ったほうがいいのか、ちょっと話に薄っぺらさを感じる。
というのも、この交通事故は輝によって仕組まれたもので、なぜ輝はそんなことをしたかというと、長年の嫉妬心かららしい。
にしても、あまりにいろいろなことを偶然に頼りすぎ。
結婚式の打ち合わせに一緒に行く予定にして、わざと待ち合わせに遅れる。
同時進行として、合コンで知り合ったお嬢さん(水谷豊の娘)と待ち合わせを約束。
打ち合わせに遅れそうだから近道するのだが、その近道にある喫茶店でお嬢さんを待たせ、ぶっ飛ばして走る秀一が彼女をはねてしまう。
誰も見ていないと、秀一をそそのかす。
そもそも秀一は「良い子」なのだ。
体育会系で、エリートで、人気者。
そんな良い子が、まあ、輝の目論見がうまくいってはねてしまったとしても、逃げるかなあ。
設定として、母子家庭で、社長のお嬢さんに見初められの逆玉の輿とはいえ、人としてしてはいけないことの最上級のことではないか。
なんてこと言い出すと、この映画の根本を否定というか覆すようなことになるけど。
そもそも、今のこの進んだ時代に、事故で擦った車体にブルーの塗料を塗る秀一に「いやいや、そんなん無理やろ。
すぐバレるよ。そんな浅い思考回路で、よく大手建設会社に入れたな。そんでもって社長令嬢を射止められたな。」
もうね〜この映画見ながら脳裏に浮かぶのは、数日前の池袋での高齢者運転ミスによる死亡事故。
若いママと3歳の女の子の命が奪われた。
映画でも、被害者のうちに建設会社の社長以下、新妻までお詫びに行くのだが、水谷豊は追っかけていって香典を投げ返す。
このシーンだけは、まぢわかる。
当たり前だよ。
許せない。
と、相変わらず、現実と映画をごちゃまぜにする。
それから、このサブイトルの意味もわからない。
最悪な←これはもちろん事故を起こしたからだとしても
最高の←これの意味がわからなかった。はじめは結婚の打ち合わせの日、結婚が近くてウキウキだったのにってこと?と思ったが、見終わって、もしや妬む輝にとっては作戦成功したから最高ってこと?
だとしたら、タイトルも悪趣味に思えてならない。
「轢き逃げー最高の最悪な日ー」の試写会へ。
水谷豊氏の脚本、監督作品である。
あ!最初に言っておきます。ここからめっちゃネタバレしますからこれから見る予定の方は読まないでください。
今、コナンの映画のネタバレが話題になってますね〜
酷い話です。
あたしはちゃんとお断りしましたからね、あとは自己責任ですからね。
まず、ざっくり全体的な感想から述べますと・・・
タイトルが「轢き逃げ」ですからね、そりゃハッピーな話じゃないとは覚悟はしてましたけど、う〜ん、思ってた以上に後味が悪い。
人間って、そんなに弱いものか、自分本位なものか、嫉妬に駆られるものか。
そして、そんなに強いものか?
ある地方都市で起きた交通事故。
ひとりの女性が命を落とし、轢き逃げ事件へと変わる。
車を運転していた青年宗方秀一、助手席に乗っていた親友森田輝。
二人は秀一の結婚式の打ち合わせに急いでいた。
婚約者は大手ゼネコン副社長の娘白河早苗。
悲しみにくれる被害者の両親、時山光央と千鶴子。
事件を担当するのはベテラン刑事・柳公三郎と新米刑事・前田俊。
平穏な日常から否応なく事件に巻き込まれ、
それぞれの人生が複雑に絡み合い、抱える心情が浮き彫りになっていく。
二人の青年が逮捕され事件解決かと思われたが、真相はまだ深い闇の中にあった。 チラシより
ぶっちゃけますね。
このまま逃げた二人は、ビクビクしながらも会社に行き、結婚式も済ませます。
でも、もちろんすぐばれて、二人とも逮捕。
輝は、まあ、助手席にいましたからね、すぐ釈放されます。
亡くなったお嬢さんのお父さん(水谷豊)は、真実を知りたいと、輝を追いかけ、娘の友人知人を訪ね廻り・・・
この辺りから、少し頭にクエスチョンマークというか、いや、先が読めると言ったほうがいいのか、ちょっと話に薄っぺらさを感じる。
というのも、この交通事故は輝によって仕組まれたもので、なぜ輝はそんなことをしたかというと、長年の嫉妬心かららしい。
にしても、あまりにいろいろなことを偶然に頼りすぎ。
結婚式の打ち合わせに一緒に行く予定にして、わざと待ち合わせに遅れる。
同時進行として、合コンで知り合ったお嬢さん(水谷豊の娘)と待ち合わせを約束。
打ち合わせに遅れそうだから近道するのだが、その近道にある喫茶店でお嬢さんを待たせ、ぶっ飛ばして走る秀一が彼女をはねてしまう。
誰も見ていないと、秀一をそそのかす。
そもそも秀一は「良い子」なのだ。
体育会系で、エリートで、人気者。
そんな良い子が、まあ、輝の目論見がうまくいってはねてしまったとしても、逃げるかなあ。
設定として、母子家庭で、社長のお嬢さんに見初められの逆玉の輿とはいえ、人としてしてはいけないことの最上級のことではないか。
なんてこと言い出すと、この映画の根本を否定というか覆すようなことになるけど。
そもそも、今のこの進んだ時代に、事故で擦った車体にブルーの塗料を塗る秀一に「いやいや、そんなん無理やろ。
すぐバレるよ。そんな浅い思考回路で、よく大手建設会社に入れたな。そんでもって社長令嬢を射止められたな。」
もうね〜この映画見ながら脳裏に浮かぶのは、数日前の池袋での高齢者運転ミスによる死亡事故。
若いママと3歳の女の子の命が奪われた。
映画でも、被害者のうちに建設会社の社長以下、新妻までお詫びに行くのだが、水谷豊は追っかけていって香典を投げ返す。
このシーンだけは、まぢわかる。
当たり前だよ。
許せない。
と、相変わらず、現実と映画をごちゃまぜにする。
それから、このサブイトルの意味もわからない。
最悪な←これはもちろん事故を起こしたからだとしても
最高の←これの意味がわからなかった。はじめは結婚の打ち合わせの日、結婚が近くてウキウキだったのにってこと?と思ったが、見終わって、もしや妬む輝にとっては作戦成功したから最高ってこと?
だとしたら、タイトルも悪趣味に思えてならない。