4月21日(日)晴れ
妻の友人夫婦がGWに上京するので案内することになり昼食用の蕎麦店探しが始まった。
普段引きこもっては、やれ腰が痛いだの膝が痛いだの言ってる妻だが、こういう目的があれば連れ出せるのか!
俺はせっせと検索しては土日二人で食べ歩く。
難点は、妻と俺の見解の相違にある。
ここだけの話、妻は見栄っ張りである。
俺は実をとるタイプ。
妻は「藪蕎麦とか、更科蕎麦とか、砂場とかにいくべきじゃないかしら!」と鼻息荒くのたまう。
彼女いわく「あたし達はグルメ夫婦でも食べ歩き好きな夫婦でもないから、世間の評価に従うべき!」
オレ「更科は、前に彼女達夫婦が来た時に行ったよね。」
妻「へ?そうだったっけ?」
全くもって覚えてやしない。
が、このことで少しオレのご案内がそれほど的を外したものではなかったと思ったようだ、一段とオレ任せになる・・・
週末になると「さぁて!今日はどこのお蕎麦やさん行く?」
ってことで土曜日は根津だ〜〜〜!
・・・嫌な予感。
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こういう事が続くからオレ、結構ちゃんと調べたつもりだったんだけどなあ〜〜〜
妻が嬉しそうに「いやぁ〜悪い悪い、あたし定休日女だからね〜」
マツコから「あんた、それほど影響力持ってるのっ?」って言われるぜ。
基本がネガティブ思考の妻は雨女で定休日女を強く意識している。
負け女ってのもあるらしく接戦の試合とか「あたしが観てると負けるから〜〜〜っ」って、一番いいところでどこかへ消えたりする。
にしても、ランチ営業当面中止かあ〜小腹空いたなあ〜鯛焼きでも齧りながら次の蕎麦屋を探そう。
美味しい鯛焼きやがすぐ近くにあるんだよ。
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え?え?え?嘘だろ。ここも休みかよ!!!
少し妻の魔力を感じる・・・
気を取り直して・・・
並ぶとは思うけど「神田まつや」に行ってみる?
「安いものに美味いものなし!」という妻の迷言に、最近「行列の店は美味い店」という当たり前のことも加わったようで、以前ほど並ぶことを厭わなくなったのはいいことだ。
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が、いざ店の前まで行くと長蛇の列・・・
オレの方がくじけそうだ。
だが、あっちこっち歩いて疲れた妻は覚悟を決めたようだし、いざ並んでみると意外と回転も良かった。
ここは有無を言わさず「相席」で、俺たちの前には20代後半と30代くらいの男達二人が座っていた。
横並びに座る俺たち。
今日のツマミは・・・
←蕎麦味噌
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ジャコ天に焼鳥。どちらも美味いっ!
20代の男が「先輩!次はどう〜〜〜?」
かなり呑んだね〜ロレツが怪しい。
少し迷惑そうな30代男。
が、それより何よりオレの隣の妻の口角が上がってきているのが心配だ。
どうやら前の二人のやり取りに興味津々。
こりゃ店出た瞬間に「あの酔っ払い、面白かったね〜〜〜」って言うよ。
あれぐらいの歳の男って、やっちゃうんだよ、ああいうこと。
優しく見守ってくれよ。
妻は天もり。
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海老二本だけということに衝撃を受けたようだったが、うまかったようでオレに半分くれた。
オレは大ザル。
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やっぱり美味かったなあ〜さすが老舗の味!と思いながら店を出た瞬間に
妻「あの酔っぱらいの子、ヤバかったね〜常連になりたいんだね〜
先輩先輩呼ばれてた人も困ってて、名前聞かれたときの答えが秀逸!
『東北に数名しかいない苗字だから言わないようにしてるんだ!』
で、あの酔っぱらいの子、蕎麦食べてないんだよっっ!
お店のおばさんもお会計しながら『蕎麦食べないの?食べなくていいの?』
28日もやってますかっ?って、来週も来る気満々で聞いてたよね。
おばさんも困惑気味に『た、たぶん、やってる・・・』
いやぁ〜久しぶりに絵に描いたような酔っぱらい見たね〜」
まあ、暖かく見守ってくれよ、こんな失敗を繰り返しながら粋な大人の男に・・・ならないな。」
そろそろオレたちの蕎麦行脚も終盤。
オレ的にはここ「まつや」か「松翁」だな。
妻の友人夫婦がGWに上京するので案内することになり昼食用の蕎麦店探しが始まった。
普段引きこもっては、やれ腰が痛いだの膝が痛いだの言ってる妻だが、こういう目的があれば連れ出せるのか!
俺はせっせと検索しては土日二人で食べ歩く。
難点は、妻と俺の見解の相違にある。
ここだけの話、妻は見栄っ張りである。
俺は実をとるタイプ。
妻は「藪蕎麦とか、更科蕎麦とか、砂場とかにいくべきじゃないかしら!」と鼻息荒くのたまう。
彼女いわく「あたし達はグルメ夫婦でも食べ歩き好きな夫婦でもないから、世間の評価に従うべき!」
オレ「更科は、前に彼女達夫婦が来た時に行ったよね。」
妻「へ?そうだったっけ?」
全くもって覚えてやしない。
が、このことで少しオレのご案内がそれほど的を外したものではなかったと思ったようだ、一段とオレ任せになる・・・
週末になると「さぁて!今日はどこのお蕎麦やさん行く?」
ってことで土曜日は根津だ〜〜〜!
・・・嫌な予感。
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こういう事が続くからオレ、結構ちゃんと調べたつもりだったんだけどなあ〜〜〜
妻が嬉しそうに「いやぁ〜悪い悪い、あたし定休日女だからね〜」
マツコから「あんた、それほど影響力持ってるのっ?」って言われるぜ。
基本がネガティブ思考の妻は雨女で定休日女を強く意識している。
負け女ってのもあるらしく接戦の試合とか「あたしが観てると負けるから〜〜〜っ」って、一番いいところでどこかへ消えたりする。
にしても、ランチ営業当面中止かあ〜小腹空いたなあ〜鯛焼きでも齧りながら次の蕎麦屋を探そう。
美味しい鯛焼きやがすぐ近くにあるんだよ。
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え?え?え?嘘だろ。ここも休みかよ!!!
少し妻の魔力を感じる・・・
気を取り直して・・・
並ぶとは思うけど「神田まつや」に行ってみる?
「安いものに美味いものなし!」という妻の迷言に、最近「行列の店は美味い店」という当たり前のことも加わったようで、以前ほど並ぶことを厭わなくなったのはいいことだ。
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が、いざ店の前まで行くと長蛇の列・・・
オレの方がくじけそうだ。
だが、あっちこっち歩いて疲れた妻は覚悟を決めたようだし、いざ並んでみると意外と回転も良かった。
ここは有無を言わさず「相席」で、俺たちの前には20代後半と30代くらいの男達二人が座っていた。
横並びに座る俺たち。
今日のツマミは・・・
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ジャコ天に焼鳥。どちらも美味いっ!
20代の男が「先輩!次はどう〜〜〜?」
かなり呑んだね〜ロレツが怪しい。
少し迷惑そうな30代男。
が、それより何よりオレの隣の妻の口角が上がってきているのが心配だ。
どうやら前の二人のやり取りに興味津々。
こりゃ店出た瞬間に「あの酔っ払い、面白かったね〜〜〜」って言うよ。
あれぐらいの歳の男って、やっちゃうんだよ、ああいうこと。
優しく見守ってくれよ。
妻は天もり。
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海老二本だけということに衝撃を受けたようだったが、うまかったようでオレに半分くれた。
オレは大ザル。
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やっぱり美味かったなあ〜さすが老舗の味!と思いながら店を出た瞬間に
妻「あの酔っぱらいの子、ヤバかったね〜常連になりたいんだね〜
先輩先輩呼ばれてた人も困ってて、名前聞かれたときの答えが秀逸!
『東北に数名しかいない苗字だから言わないようにしてるんだ!』
で、あの酔っぱらいの子、蕎麦食べてないんだよっっ!
お店のおばさんもお会計しながら『蕎麦食べないの?食べなくていいの?』
28日もやってますかっ?って、来週も来る気満々で聞いてたよね。
おばさんも困惑気味に『た、たぶん、やってる・・・』
いやぁ〜久しぶりに絵に描いたような酔っぱらい見たね〜」
まあ、暖かく見守ってくれよ、こんな失敗を繰り返しながら粋な大人の男に・・・ならないな。」
そろそろオレたちの蕎麦行脚も終盤。
オレ的にはここ「まつや」か「松翁」だな。