パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

解せない

2019年10月02日 | Weblog
10月2日(水)晴れ

昨日は、友人A夫人の病院の付き添い。
ランチしながらおしゃべりを楽しむ。
彼女が働く電器屋さんに、我が家の照明工事一式を頼んだので、その話から消費増税の話、ペイペイの話、ポイント還元の話になる。
職場で勉強会もあったとのことで色々と教えてくれる。
何ひとつ勉強してなかった身としては「そうなの!?」と驚くばかり。

消費増税が現実味を帯び出した頃、弱者の為に還元する案というものが出ていたのはうっすらと憶えている。
そうよね〜老人とか社会的弱者に何らかの援助が必要よね〜と思ってはいた。(まあ他人事という感は否めない)
そして、あっという間に9月が終わりかける頃、少し焦ってトイレットペーパーやらお酒やら買い込んだりはした。
間違ってお米まで買ったりしたのはご愛嬌。
新米だったのがまだ救われるが、アホだわ〜と自分を笑う。
そして、心静かに10月1日を迎えたつもりだった。
が、A夫人から照明器具工事代(工事はまだ終わってないが消費税8%にしてもらったことでもう満足している我が家)も
カード支払いにすると還元されるよとか、
ペイペイのアプリは入れるべき!とか聞いているうちにだんだん焦りとも腹立たしさともわからぬ感情が湧いてくる。
この消費税増税に乗じて、キャッシュレス化を進めたいってことなの?
そもそも生活弱者はスマホやカードを持ってないんじゃないの?
そういう人たちのために、ただ食料品だけ8%に据え置いてあげるからねってこと?
ちょっとはしっこい人達が、このカードだと上限30万円まで使って1万5千円バックされるとか、色々な技を駆使するわけ?
ワタクシの、消費税増税対策としては、少々のお酒と日用品を買い込んだことで終了し、意識としては「食料は8%のままだものね。今までとそれほど変わらないわね。」
しかし、そうではなかったのね。
あんなにテレビCMでしつこく「♪ペイペイ、ぺぺぺペイペイ♪」言ってたのはそういうわけだったのね。
何だか腑に落ちないと思いつつも、ペイペイのアプリを入れる作業に没頭していると娘からライン。
「しばらくは現金払いよりカードやパスモで払ったほうがいいよ。」

現金至上主義のワタクシとしては何かモヤモヤする。
何故政府はそれほどキャッシュレスキャッシュレス言うのか。
オリンピックもあることだし外国人観光客の消費拡大の活発化を狙いたいためのキャッシュレス推進という点と
人口減少による人手不足を補うための効率化の一つという点。
そう言われると何も言い返せない。
ワタクシが5人くらい子供産んでたらもう少し強い口調で反論するのだろうけど。
さらには、「けっ!食品は8%、今までと変わらないんでしょ。」と、塵も積もれば山となる的なお得話には乗らないわくらいの太っ腹ならいいのだろうけど、
どうしても「得する人」がいると知ると、「損する人」にはなりたくないという心理が働く。
こうして、消費税にまつわるマラソンの最後尾から息も絶え絶えに、なんとか付いて行こうともがいている。

今日、バナナと胡麻油を買い、レジで「ペイペイ」の画面を見せる。
まだ恥ずかしくて「ペイペイで!」とは言えない。
さらには、勝手にその画面を見せればレジの人がピッとスキャンしてくれるくらいに思ってたら、自分で金額を入力するのですね。
レジの子に聞きながら初ペイペイ払いをして、サッカー台で大きくふ〜〜〜っと、ため息なのかやりきった感なのか、息を吐く。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする