パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

今日の朝日新聞

2020年07月18日 | 本・マンガ・テレビ・映画
7月18日(土)雨のち曇り

今日の朝日新聞、と言っても週末別冊版beの紙面の話。
ワタクシ、こちらの紙面モニターというのをやっておりまして、毎週土曜日にアンケートのメールが届きます。
形式としては、テーマがあって、はい・いいえで答えて、最後にそれに関する意見を書き綴れる欄がある。
その回答の良し悪しには関係なく、運が良ければ抽選で図書カード二千円分が当たる(過去に一度当たった)

何週間か前に「アベノマスク」使っていますか?というアンケートだった。
マスク問題については、このブログでもしつこくしつこく語っているだけに、大喜びで回答する。
で、本日そのテーマの集計結果が掲載。
アベノマスク使ってますか?はい5% いいえ95%
それぞれの理由やら、使い心地について。
使っていない人は、そのマスクをどうしたか。
アベノマスク事業についての賛成反対、「アベノマスク配布で需要改善や価格反転した」という菅官房長官の発言への同意か否か、安倍政権のコロナ対策への評価等々の結果の表。
そして、アベノマスクについての感想などが、記者の集計の感想と織り交ぜながら書かれている。
その文章の一番最後。

  安倍首相はアベノマスクを使い続けている。
 「最もコロナにかかってはいけないはずの首相が、
  小さな給食マスクをつけて指揮を執る無様さに泣けてくる」(東京、55歳主婦)

これ、ワタクシです!ワタクシ!
55歳ってなってるけど、このアンケートが誕生日前だったからであって詐称はしていない。
「給食マスク」じゃなくて「給食当番マスク」だったなあと反省したりしつつ、ニヤリと笑う。
この記事の一番最後がワタクシのこの文章で終わってるところに「朝日新聞」の反安倍を感じ、記名されている畑川記者の肩をバンバンと叩いて気持ちを分かち合いたいくらいだ。

と気分良く紙面に目を通していきます。
「いわせてもらお」という読者投稿欄は、相変わらずほのぼの系のネタで癒される。
「悩みのるつぼ」という相談コーナーは60代主婦からの「退職後の夫が、家から出ない」というご相談。
美輪明宏せんせいから怒られておる。
この相談者の気持ちもわからんではない。
我が家の夫も6月末で退職して家におり、まあこの人は一人で機嫌よく散歩したりする人だが、
この梅雨の季節と相まって出るに出られず一日中二人顔を突き合わせていると「めんどくさいなあ、うっとおしいなあ」という気持ちも湧く。
ワタクシは、基本的に家にいるのが大好きで、ボランティアの録音作業したり、本読んだり、韓流ドラマ観たり、ちょっと家事したり。
一人でやる作業に慣れているし、もともと「あんたはおつうか!?」と従姉に言われたこともあるくらい、料理など家事を人と一緒にやることができない。
だから夫が家にいると家事はますますはかどらない。
とはいえ、我が夫のいいところは、文句を言わないところだ。
だからワタクシも、夫が散歩に出た時を見計らって録音作業したり、掃除機かけたり、CMぶっ飛ばしながら韓流ドラマ観たりする。

そもそもこの相談者の相談内容がくだらな過ぎる。
退職後の夫が家に居て、妻に文句を言い続けるとか妻の外出を嫌うとか家事を手伝わないとか暴力振るうとかなら相談する気持ちもわからんではないが、そういうことは一切ないのだ。
優しい人だと、相談者自身も言っている。
ただただ「夫が家に居る」というのが嫌なのだと思う。
ホントにこんなことでわざわざ投稿してきたのだろうか。
と思いつつ、いや、新聞へ投稿するのってこの程度がちょうどなのかもと思い直したりする。
たまに、ものすごく深刻な相談があって、それにまた姜尚中先生が深刻に重く答えておられたりして、
いや〜こんなことをこんなところに相談してる場合じゃなくて、行政やらに相談に行った方がいいんじゃないか?と思ったりする。
相談というのはするのもされるのも難しい。
この回答を読んで、この相談者が離婚や別居を決断するとは思えないし、ただ「はあ〜あたしの気持ちは誰にもわかってもらえない」とため息をつくくらいだろう。
でもきっとそれでいいのだろう。
そして、ワタクシのような読者が「うちの夫は優しいだけじゃなくて邪魔にもならないし、ちょうどいいわ。」と、夫を見直し(・・・・・)
ホイホイ出歩く夫を持つ妻が「う〜ん、確かに一日中うちに居座られたらうっとおしくてかなわないわね。一人で楽しく遊んでくれる人でよかったわ」と思う。
確かに読者のためになる相談コーナーなのかもしれない。
コメント
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