11月24日(木)曇り
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今日は婦人科の検診の日。
乳がんの手術後、処方されてる薬の影響で子宮がんになる確率が上がるらしく
まめに検診を受けるように言われているが
なかなかこの検診には慣れる事が出来ない。
あの内診のイスに座るという精神的苦痛+細胞をこそぎ取る時の肉体的苦痛。
ここで役立つのが、出産時に習得したラマーズ呼吸法です。
カーテンがあるのをいいことに、ワタクシは「ヒッヒッフーヒッヒッフー」と
口をとんがらして痛みを飛ばしております。
検診を受けられる際には是非お試しあれ!
本日の診察待ち時間&電車で読むための本は、ワタクシの敬愛する佐藤愛子先生著『老兵の消燈ラッパ』
いくらなんでもワタクシ『消燈ラッパ』は聴いた事ありません。
ただ、ラッパ繋がりってだけで、病院までの歩きの時には
サザンの『流れる雲を追いかけて』
♪進軍ラッパがプププププ つばめのダンスにゃホロホロリ♪(ボーカル原由子)
この部分を延々と歌い続けておりました。
ワタクシ、佐藤愛子氏が大好きで、30年くらい愛読しておりますが、特にエッセイは大好き。
(といいつつ、先生の自伝的小説『血脈』は読まなきゃと思いつつ、分厚い上中下3巻を目にしてはまた本棚に戻してしまう。)
さすがに最近は、図書館で佐藤愛子先生の新刊を目にする機会が減り、
体調を崩されてるのかしら、先生ももう80歳をゆうに越えられてるものねえと案じておりました。
そんなワタクシの前に「老兵の消燈ラッパ」なるエッセイ集が!!!
大喜びで借りて、今読んでいるところですが、いやはやホントに素晴らしいのです。
ご本人は、めっきりパワーが落ちたというようなことをおっしゃってますが
少し手法を変えて、でも、相変わらず小気味よくばっさばっさと斬る。
また或る時は『この世を生きるということ』について深い言葉が並ぶ。
そして、『以上、平成二十年十一月五日、我が八十五歳の誕生日の感懐である。」と結んであると、しみじみ嬉しい。
お元気そうで何よりだ。
北杜夫氏逝去の報へのコメントを出されているので、
まだまだお元気だわと嬉しくなる(こういう情報入手の仕方っていかがな物かとは思うが・・・)
佐藤愛子先生のご本を読んでいるとき、ワタクシは佐藤愛子先生になりきってしまう。
そうだ!そうだ!ったく、この世はなっとらん!
アラフォー?コンカツ?アンチエイジング?
くだらんっっっ!
坂東真理子氏著「女性の品格」のことにも、チクリ。
おそらく女史は坂東センセのことがお好きではないと思われる。
ワタクシも同意見ですわ。
そして、「・・・・・そう反省しつつ(これが私のヨイところ)」とある。
ひゃ~~~っ。そうですよねえ~人間、反省が大事ですよねっっっ。
ワタクシ、『反省はするけど後悔はしない』をモットーに生きておりますゆえ
少しでも先生と共通点を見つけては喜ぶ。
ちなみに、先生の数学嫌いというか数字嫌いという点も「同じですっ同じです!」と
そういうネタのエッセイを読んでは大喜びしている。
そして、先生の娘さんやお孫さんの話もとても好き。
娘さんはワタクシと同世代だし、お孫さんは、我が娘と同じくらいなので、これまたおもしろいのである。
娘さんもお孫さんもおっとり系な感じで、先生のみが空回りしてる光景もおもしろい。
そして、おとなしくしてると心配され、たまに演説をぶつと「おばあちゃん、元気になったんだねえ。」とお孫さんに言われる。
あ~、ワタクシは、佐藤愛子先生のように生きたい。
佐藤愛子先生という現実の「像」があると、とてもわかりやすくて頑張れる気がする。
今日の婦人科検診も良く頑張った。
さあ、帰りましょう。
電車はがら空きなので、座ったらまた本の続きを読みましょう。
と、読んでいるワタクシの膝に、乗ってきたおぢのキャリーバッグの持ち手部分がガンと落ちてくる。
どうやら手をすべらしてしまったようだ。
ワタクシに、ななめにお尻を向けて歩いていたそのおぢ、あろうことか、無言で
持ち手を持ち直し(ワタクシの膝で止まっているので、彼はしゃがむ事なく持ち直せたのだ)
さっさと歩いていってしまった。
唖然としたワタクシ・・・
これが、若造だったら、「ったく、イマドキの若いもんは・・・」と舌打ちするくらいで済ませられるが
どうみても、60くらいのロマンスグレーのダンディなおぢなのである。
ダンディそうに見える辺りがまたムカつき度を増長させる。
しかし・・・ここが、まだまだワタクシのなかで、佐藤愛子的生き方ができていないところで・・・
「あ・や・ま・れ・よ」と声に出さず、滑舌よく唇を動かすのが精一杯。
おそらく、ワタクシの正面にいたサラリーマンはおかしかっただろう。
しかし、そのおぢが振り向き謝罪することはなく、ワタクシは「まだまだだな」と反省するのであった。
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今日は婦人科の検診の日。
乳がんの手術後、処方されてる薬の影響で子宮がんになる確率が上がるらしく
まめに検診を受けるように言われているが
なかなかこの検診には慣れる事が出来ない。
あの内診のイスに座るという精神的苦痛+細胞をこそぎ取る時の肉体的苦痛。
ここで役立つのが、出産時に習得したラマーズ呼吸法です。
カーテンがあるのをいいことに、ワタクシは「ヒッヒッフーヒッヒッフー」と
口をとんがらして痛みを飛ばしております。
検診を受けられる際には是非お試しあれ!
本日の診察待ち時間&電車で読むための本は、ワタクシの敬愛する佐藤愛子先生著『老兵の消燈ラッパ』
いくらなんでもワタクシ『消燈ラッパ』は聴いた事ありません。
ただ、ラッパ繋がりってだけで、病院までの歩きの時には
サザンの『流れる雲を追いかけて』
♪進軍ラッパがプププププ つばめのダンスにゃホロホロリ♪(ボーカル原由子)
この部分を延々と歌い続けておりました。
ワタクシ、佐藤愛子氏が大好きで、30年くらい愛読しておりますが、特にエッセイは大好き。
(といいつつ、先生の自伝的小説『血脈』は読まなきゃと思いつつ、分厚い上中下3巻を目にしてはまた本棚に戻してしまう。)
さすがに最近は、図書館で佐藤愛子先生の新刊を目にする機会が減り、
体調を崩されてるのかしら、先生ももう80歳をゆうに越えられてるものねえと案じておりました。
そんなワタクシの前に「老兵の消燈ラッパ」なるエッセイ集が!!!
大喜びで借りて、今読んでいるところですが、いやはやホントに素晴らしいのです。
ご本人は、めっきりパワーが落ちたというようなことをおっしゃってますが
少し手法を変えて、でも、相変わらず小気味よくばっさばっさと斬る。
また或る時は『この世を生きるということ』について深い言葉が並ぶ。
そして、『以上、平成二十年十一月五日、我が八十五歳の誕生日の感懐である。」と結んであると、しみじみ嬉しい。
お元気そうで何よりだ。
北杜夫氏逝去の報へのコメントを出されているので、
まだまだお元気だわと嬉しくなる(こういう情報入手の仕方っていかがな物かとは思うが・・・)
佐藤愛子先生のご本を読んでいるとき、ワタクシは佐藤愛子先生になりきってしまう。
そうだ!そうだ!ったく、この世はなっとらん!
アラフォー?コンカツ?アンチエイジング?
くだらんっっっ!
坂東真理子氏著「女性の品格」のことにも、チクリ。
おそらく女史は坂東センセのことがお好きではないと思われる。
ワタクシも同意見ですわ。
そして、「・・・・・そう反省しつつ(これが私のヨイところ)」とある。
ひゃ~~~っ。そうですよねえ~人間、反省が大事ですよねっっっ。
ワタクシ、『反省はするけど後悔はしない』をモットーに生きておりますゆえ
少しでも先生と共通点を見つけては喜ぶ。
ちなみに、先生の数学嫌いというか数字嫌いという点も「同じですっ同じです!」と
そういうネタのエッセイを読んでは大喜びしている。
そして、先生の娘さんやお孫さんの話もとても好き。
娘さんはワタクシと同世代だし、お孫さんは、我が娘と同じくらいなので、これまたおもしろいのである。
娘さんもお孫さんもおっとり系な感じで、先生のみが空回りしてる光景もおもしろい。
そして、おとなしくしてると心配され、たまに演説をぶつと「おばあちゃん、元気になったんだねえ。」とお孫さんに言われる。
あ~、ワタクシは、佐藤愛子先生のように生きたい。
佐藤愛子先生という現実の「像」があると、とてもわかりやすくて頑張れる気がする。
今日の婦人科検診も良く頑張った。
さあ、帰りましょう。
電車はがら空きなので、座ったらまた本の続きを読みましょう。
と、読んでいるワタクシの膝に、乗ってきたおぢのキャリーバッグの持ち手部分がガンと落ちてくる。
どうやら手をすべらしてしまったようだ。
ワタクシに、ななめにお尻を向けて歩いていたそのおぢ、あろうことか、無言で
持ち手を持ち直し(ワタクシの膝で止まっているので、彼はしゃがむ事なく持ち直せたのだ)
さっさと歩いていってしまった。
唖然としたワタクシ・・・
これが、若造だったら、「ったく、イマドキの若いもんは・・・」と舌打ちするくらいで済ませられるが
どうみても、60くらいのロマンスグレーのダンディなおぢなのである。
ダンディそうに見える辺りがまたムカつき度を増長させる。
しかし・・・ここが、まだまだワタクシのなかで、佐藤愛子的生き方ができていないところで・・・
「あ・や・ま・れ・よ」と声に出さず、滑舌よく唇を動かすのが精一杯。
おそらく、ワタクシの正面にいたサラリーマンはおかしかっただろう。
しかし、そのおぢが振り向き謝罪することはなく、ワタクシは「まだまだだな」と反省するのであった。
やはりあの診察室がねぇ..
お疲れ様でした!
ふふふ♪
記事を読んでいると私も
佐藤愛子センセイが大好きになりそうです。
目をキラキラさせて、ニコニコしながら読んでいるnさまが見えるようです。
ワタクシ、ニコニコを通り越して、ゲラゲラ笑いながら読んでおります。