パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

阿修羅のごとく

2025年01月09日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月9日(木)曇り
Netflixシリーズ「阿修羅のごとく」
こいつぁ春から縁起がいいわぇ
で、新年早々からオンライン試写会にて1〜3話まで鑑賞。
ご存知のお方も多いと思いますが「阿修羅のごとく」は、向田邦子脚本のテレビドラマ。
検索したら1980年だった。
45年も前になるのねえ。
4姉妹とその母親、そして彼女らにまつわる男どもが織りなす悲喜こもごも。
今回は母親が松阪慶子、姉妹が宮沢りえ、尾野真千子、蒼井優、広瀬すず。
父親が國村隼で、宮沢りえの愛人が内野聖陽、尾野真千子の夫が本木雅弘、蒼井優の彼氏が松田龍平、広瀬すずの彼氏が藤原季節。
凄すぎるキャスティング!!!
監督が是枝裕和だから、そりゃ集まるかと納得。
大好きな向田脚本のドラマを観られて、あゝお正月に向田作品を観ていた事ももう遠い昔なのかと、まぢで月日の流れに驚く。
もっと言えば、そのドラマで安定の母親役だった加藤治子。
てっきり「阿修羅のごとく」でも母親だったよなと思い込んでいたら、長女だった!
そう言えば「差し歯が取れた」のくだりは彼女だったなあ。
今回宮沢りえがその役というのもまた趣深いのである。
そんな事言うなら黒い網タイツ履いて「愛の水中花」歌ってた松阪慶子が母親役なんだから、あたしも歳をとるはずだわ。
と、こんな感じでいちいち昔を振り返ってしまう。

ちょっと先を急ごう。
どんな話かというと、この4姉妹の父の愛人発覚に端を発す。
母親に内緒のうちになんとか問題解決を試みるも、実は母親はすでに知っている。
さらには、この4姉妹もそれぞれに悩みを抱えており、泣き叫び笑い怒り・・・と、まさに人生ドラマが繰り広げられるわけだ。
セリフのひとつひとつを噛み締めて向田さんを偲び、宮沢りえの人生を振り返り、広瀬すずのこれからに思いを馳せる。
あゝそして、広瀬すずそっくりの我が娘のこれからの人生も幸多かりき事を願う。ただただ願う。
新春には、向田邦子ドラマが必要なのよ。
綺麗な女優さんが晴れ着を着て、黒柳徹子のナレーションで、上質のホームドラマを観て、今年も家族仲良く頑張りましょうと誓い合うのだ。
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