パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

悪人

2010年09月17日 | 本・マンガ・テレビ・映画
9月17日(金)晴れ

今日は、友人○山夫人と「悪人」を観ようということで、お台場デート。
サービスオンフライデーとやらで、金曜日の初回は1300円。
ををっ!これは嬉しいっす。
うれしさのあまり、ゴディバのチョコレートドリンクをご購入(¥600)して館内へ~

で!映画ですが・・・
ワタクシの場合、ネタバレというほど、ストーリーをちゃんと説明するでなく、
単なる感想の羅列になるので、
本を読んだ方や映画を見られた方にしか意味わかんないと思いますけど・・・
書きます。
ワタクシ、観る前からそんな予感はしていたのですが・・・
ものすごい気分が悪かったです。
全然おもしろくなかった。
終わって、明るくなってびっくり!
隣の○山夫人、号泣。
「すっごく切なくて、良かったよねえ~~~」
え~~~っ!??
ビビンバ冷麺食べながら、「悪人」鑑賞反省会。
n「なんだかさぁ~この世は悪人だらけって感じで、すっきりしなくない?
優しいのはバスの運転手のおぢちゃんだけかい!?って悲しくなったよ。」
○山夫人「この世は悪人だらけ。あなたもあたしも悪人なのよ!」
n「あたしゃ、せめて映画の世界は、明るく楽しくハッピーなのがいいわぁ~
何だか救われないっつーか、切な過ぎるっつーか」
いやホントに、出てくる人出てくる人、嫌なヤツばっかなのよ。
殺される女の子なんて、絶対友達になりたくないタイプの子だし、
かといって、彼女が夢中な男の子なんて、アホ大学生丸出しで、
こいつが、彼女を山道に置き去りにしたのがそもそも悲劇の始まりなのに、
事件後もちゃらけている。
被害者の父親が、こいつと会うんだけど、あたしゃ「そのスパナで殺してしまえ!」と思ったもんね。
○山夫人があきれ顔で
「そんなストーリーでは、深津絵里は『モントリオール世界映画祭』で賞なんかもらえません!」
結局ワタクシの心根が一番悪人か?
ワタクシ、前夜に夫と娘が観ていた「9・11の真実」でも、
アメリカ人の「すぐ仕返しに行けーーーっ!」の叫びがよくわかるもの。
そんなことを言ってたら負の連鎖は永遠に続く・・・というのもわかるけど、
でも、当事者になったら、ワタクシは絶対許さないと思う・・ってなことを
多感な娘の前でも堂々と言い放ち、平和主義者の夫があきれ顔。

と、映画の感想はまっぷたつなワタクシと○山夫人であったが、
意見が合致したのは、「柄本明と樹木希林の演技には泣かされた」ということ。
この怪優たち、ホントすごいわ。
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2 コメント

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たしかに (よぴの)
2010-09-18 13:36:06
悪人いっぱい出てきますね。その中でバスのおぢさんは原作でも印象的でした。

いろんな悪人の中で最後の最後に悪人らしく振る舞うことでほんとの悪人になりきれなかったところが切なく感じましたが、まぁおいらも映画見てみることにします。っていつ見れるかなぁ。。。ベトナム航空でやってたらいいんやけどw
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よぴのさんへ (n)
2010-09-18 18:46:47
よぴのさんのいう東京は、関西に存在しててるんじゃないか?と思うほど、たびたびのご出張。
まぢ、お体だけは大切にね!
そんでもって、ベトナムっていうのも、ぢつは滋賀かどこかにあるんじゃないの?と疑っております。
よぴのさんやるいさん、はたまた中国人友人張さんなどの世界観とワタクシの世界観は、おそろしくかけ離れているなあ~としみじみ感じたりしてます。
『悪人』は、後味悪すぎて、観た後、ずっといろいろ考えてしまいます。
これが吉田修一の罠なのか!?
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