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7月21日(月)晴れ
朝、何気に見てたテレビ「NHK大学ロボコン2008」
おもしろかった~
ずいぶんと昔からある大会だし、運良く偶然その日その時チャンネルが合えば見るという程度のフアンだが、
今日見た大会の一試合は、最高におもしろかった。
今回は、バターと呼ばれる箱を、ロボットが持ち上げるというもの。
そのほか、チーズと呼ばれるボールをポットと呼ばれる台に乗せたりしても得点となる。
しかし、黄色バターを、掲げると一挙12点獲得となるので、
ほとんど勝敗はこれにかかっている。
で、何が面白かったか?
優勝候補の一つである東京大学。
どの大学も、どうやって得点するかに重点を置いているなか、
この東大チーム、スタート直後ものすごいスピードでロボットを走らせ、
遮断機のように棒が出てきて、とおせんぼをするのだ。
ひゃ~~~っ!
これをやられたら、もうお手上げじゃん!
さすが視点が違うねえ~と感心したのも束の間、
興味津々寄って来る学生達の前から、そのロボットを隠してしまった。
ま、勝負ごとなんだから、相手に手のうち見せたくはないだろうけど~
ちょっとやな感じ。
その、東大VS東京農工大で、東京農工大が、バター獲得。
もうこの時点で、農工大の勝ちだなと思っていたら!
なんとこの東大チーム!慌てずに次の秘策を実行。
相手の積み上げたチーズを崩し逆転勝ち。
なんとまあ賢いというのか盲点を突くというのか卑怯な手段というのか・・・
そして、いよいよワタクシが一番面白かった豊橋技術科学大学VS東京大学の試合。
豊橋技術科学大の子が「いわゆる偏差値の高いといわれる大学に負けたくない!
東大とか農工大とかに、偏差値の低い僕らが勝ちたい」と言うような事を言う。
いいねえ~そのハングリー精神!
なんと、東大の専売特許だと思っていた、とおせんぼロボット、この豊橋チームにもいた。
そして、試合開始直後その二台がピューーーっと走り、ほぼ同時に到着するのだが、
遮断機を出すスピードがほんのちょっとだけ東大がリード。
しかし、その後、東大のロボットから煙が・・・
と、手に汗握る攻防戦。
豊橋頑張れ!豊橋リード!と盛り上がっていたら、
例の東大の軍師がなにやら指示している。
出た~~っ!あの卑怯な作戦、相手の得点崩しの指示だ。
あれをやられたら終わりだ・・・やはり東大には勝てないのかと思ったその時、
豊橋の手動ロボット操縦の子が、
積み上げていた自分達のチーズを、スーーーっと抱えて逃げ、
別の所に積み上げたのだった。
残りあと数秒での神業のようなテクニックであった。
感動した。
そして、この豊橋技術科学大学は、この後も勝ち続け、見事優勝!
8月31日にインドで開催されるABUロボコンの出場権を獲得したのであった。
朝、何気に見てたテレビ「NHK大学ロボコン2008」
おもしろかった~
ずいぶんと昔からある大会だし、運良く偶然その日その時チャンネルが合えば見るという程度のフアンだが、
今日見た大会の一試合は、最高におもしろかった。
今回は、バターと呼ばれる箱を、ロボットが持ち上げるというもの。
そのほか、チーズと呼ばれるボールをポットと呼ばれる台に乗せたりしても得点となる。
しかし、黄色バターを、掲げると一挙12点獲得となるので、
ほとんど勝敗はこれにかかっている。
で、何が面白かったか?
優勝候補の一つである東京大学。
どの大学も、どうやって得点するかに重点を置いているなか、
この東大チーム、スタート直後ものすごいスピードでロボットを走らせ、
遮断機のように棒が出てきて、とおせんぼをするのだ。
ひゃ~~~っ!
これをやられたら、もうお手上げじゃん!
さすが視点が違うねえ~と感心したのも束の間、
興味津々寄って来る学生達の前から、そのロボットを隠してしまった。
ま、勝負ごとなんだから、相手に手のうち見せたくはないだろうけど~
ちょっとやな感じ。
その、東大VS東京農工大で、東京農工大が、バター獲得。
もうこの時点で、農工大の勝ちだなと思っていたら!
なんとこの東大チーム!慌てずに次の秘策を実行。
相手の積み上げたチーズを崩し逆転勝ち。
なんとまあ賢いというのか盲点を突くというのか卑怯な手段というのか・・・
そして、いよいよワタクシが一番面白かった豊橋技術科学大学VS東京大学の試合。
豊橋技術科学大の子が「いわゆる偏差値の高いといわれる大学に負けたくない!
東大とか農工大とかに、偏差値の低い僕らが勝ちたい」と言うような事を言う。
いいねえ~そのハングリー精神!
なんと、東大の専売特許だと思っていた、とおせんぼロボット、この豊橋チームにもいた。
そして、試合開始直後その二台がピューーーっと走り、ほぼ同時に到着するのだが、
遮断機を出すスピードがほんのちょっとだけ東大がリード。
しかし、その後、東大のロボットから煙が・・・
と、手に汗握る攻防戦。
豊橋頑張れ!豊橋リード!と盛り上がっていたら、
例の東大の軍師がなにやら指示している。
出た~~っ!あの卑怯な作戦、相手の得点崩しの指示だ。
あれをやられたら終わりだ・・・やはり東大には勝てないのかと思ったその時、
豊橋の手動ロボット操縦の子が、
積み上げていた自分達のチーズを、スーーーっと抱えて逃げ、
別の所に積み上げたのだった。
残りあと数秒での神業のようなテクニックであった。
感動した。
そして、この豊橋技術科学大学は、この後も勝ち続け、見事優勝!
8月31日にインドで開催されるABUロボコンの出場権を獲得したのであった。
私も再放送で見ました。
私は割とロボコン好きで、ほぼ毎回見ているのですが、東大の妨害ロボは毎年出てきますね。
寧ろ妨害ロボはもはや東大ロボコンサークルの伝統なのでは?という気さえします。
ロボコンに出ない私ですら知っているのですから、
他大学のロボコンサークルの人も「東大が妨害してくるだろう」「妨害した方が勝率は上がるだろう」と言うことは考えているでしょう。
それでも彼らが東大と同様に妨害ロボを出してくることは少ないです。
なぜ彼らは東大のような妨害戦略をしないのか…
それは単純に”あれは格好悪い”という感覚を彼らが持っているからでしょう。
東大の学生さんたちはその感覚が無いか、
感覚はあっても「それよりも勝利が大切」と考えているのかもしれません。
(後者であることを望みますが…)
もちろん勝負に勝つのに格好を気にしていてはいけないというのは分かりますが、
東大に入学できるほどの学力を持つ彼らだからこそ、
”妨害”という(効果的だが)格好悪い方法に安易に手を出さず、
敢えて妨害という手段を用いずに勝つ方法を考えることにその頭を使ってほしかったなぁ…と言うのが私の感想でした。
そういった意味で、モモンガの北見工業大学やスピードの三重大学、優勝した豊橋技術科学大学のロボットは見ていて清々しく心地よい気がしました。
(もちろん東大の学生さんのロボットもその機敏な動きに驚嘆させられました。)
長々とすみませんでした。
失礼します。
お返事は不要よということ?
・・・すみません、ネット社会についていってないので、いまだネットワールドの言語を知らないのです。
都はるみは着てはもらえぬセーターを編み、ワタクシは読んでもらえぬかもしれぬお返事を書く・・・相変わらず前置きが長い・・・
それにしても、東大が、いつも、この防御ロボットを登場させてるとは知りませんでした。
そんでもって、他の大学は、その効率の良さを知りつつも、取り入れていないというところに、ワタクシいたく感動いたしました。
やはり、勝負が全てではなく、勝ち方の美学というものを尊重しているのですね。
来年も、また、勝ちに来るであろう東大に、他の大学がどんな手段で向かっていくか非常に楽しみになりました。
ありがとうございました!