嫌悪感

６月７日（木）晴れ

昨日、学校から帰ってきた娘が
「もうさぁ～ツィッターは『総選挙』のことだらけだよ。
そんでもってびっくりするのはさぁ、否定的な人が少ないことなんだよね。
たとえば、誰かが『総選挙』なんてくだらないみたいなことをつぶやくと、
うちの大学の男の子とかがこぞって「それは違う」みたいな反論するんだよね。
自分はそういうのに興味はないけど、それを否定するのは云々・・・みたいなこと言うの。」
いるいる、そういうやつ。
最近思ったのが、今話題のスカイマークのサービスコンセプト。
普通の常識で考えれば、「おかしいこと」でしょ。
でも、必ず「いや、違う」って反論するヤツっているんだよね。
「自分的にはおかしいと思うんだけど、企業としてうんたらかんたら・・・」
頭の良い人に多いよね。
ま、あまのじゃくっていうか、必ず反論したいタイプっていうか、うちの夫みたいなタイプっていうか。
弁護士とかになるんだったら、そういうのも必要かもしれないねえ。
と、似た者母娘が勝手なことをほざきます。
でも、まあ、昨日の時点では、「勝手に盛り上がってくれ。あたしゃ興味ないけどね。」というだけの感想。

今朝の朝刊を読みながら、娘が悲鳴を上げる。
「総選挙のことが出てるんだけどさ、５３万円の貯金で２７００票を入れたヤツがいる。
そんな金があるなら、東北に寄付しろ！！！」
スイマセン．．．暴言吐いてますが・・・
しかし、母も同感です。
きっと、金持ちのエロオヤジかと思いきや、２２歳の会社員だった。
母としては、もう、ここまで来ると怖い気がする。
そいつの金銭感覚も怖いし、アイドルにのめり込みすぎるところも怖い。
そして、こういうネタで、本名で新聞に載ることを厭わないところまでもが怖い。
ワタクシが○KBのメンバーだとして（ありえない仮定・・・）
熱狂的なファンがいたとして、
「僕、君のために貯金をはたいて２７００票入れたよ。」といったら、めちゃ引く。
ドン引く。
ストーカーよりも、そいつのほうが怖い。
いや、ストーカー被害にもあったことないし、怖いほど貢がれたこともないので、ホントのところはわかりませんけどね。
でも、ワタクシは、１票を投じてくれた男の子のほうが、真っ当という気がして、
付き合うならその子にするわ。（・・・アイドルと貧乏学生の純愛・・・）
と、話があらぬ方向へ進んでいきますが・・・
っつーか、そもそも、そのシステムを選挙と呼ぶのはおかしくないか？
一人一票が選挙の基本じゃないのか？
（何処かの国で、妊婦は二票だったか、子を持つ母は二票だったかのシステムがあって
それはそれですばらしいとは思ったが）

と、結局、ワタクシもこのくだらない『総選挙』とやらに踊らされた一人なのか。
とにかく激しく嫌悪感。
NHKの７時のニュースでも取り上げてて、思わずチャンネルかちゃかちゃしてしまった。
とにかく「コレ以外の話題」だったみのもんたを見てしまったよ・・・