パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

災い転じて福と成す

2016年05月11日 | Weblog
5月11日(水)晴れ

先日の『ほぼ日』の小ネタ劇場。
   同僚が痛風になってしまい、その苦労について語ってくれました。
   「ビールとか飲めないんだよー」
   「あーあれでしょ、アレが入ってるからでしょ、えーと何だっけー‥‥こりん星?」
    ‥‥プリン体でしたね。

くっくっくっ、わかるわかる。こういう感じ、すごくわかる。こういう話すごく好き。
昨日の『いいまつがい』も、会社の救命講習で「AEDを持ってきて下さい!」というところを「LEDを持ってきて下さい」と言った話だった。
わかるわかる。こういう話すごく好き。

ちょっと話はズレるけど、先日新聞の「ろくでなし子」さんの裁判の記事を読みながら・・・
どうしても「辛酸なめ子」さんを一回思い出してから「いや、ちがうちがう」
そんなこと言うなら、友人A夫人のせいで、「相田みつを」さんの書を目にすると、必ずせんだみつお氏とやくみつる氏がセットで脳内に現れて、振り払うのに時間がかかる。

と、どうでもいい話ですね・・・

実家の母から電話。
新しい携帯、通話もちゃんとできるようですね。感心感心。
母「今日、おとーさんが歯医者さんに行く日だったのよ。」
あ~、また『とーさんトラブル』の愚痴かと少しうんざりする親不孝娘。
聞くに・・・
目の見えない父は病院以外は外出しない。
よって、ものすごく痩せ、特に足は弱っていると思われる。
そんな父を連れて玄関を出て、鍵をかける間だけ少し手を放し「ちゃんとこの柱につかまっててね」と言ったのに・・・
人の言うことはほとんど聞かない父である。
自分が弱っている姿も自分の目には見えていない。
ちょっとの間、立ってることくらい平気だと思ったのであろう。
そして・・・ふらついて転んだ・・・
鉢が3個くらい割れたというから、相当派手に倒れ込んだと思われる。
あの、口うるさい母がどれほど叫び、まくしたてたか手に取るように、目に浮かぶ。

だからちゃんと柱につかまっててって言ったでしょ(驚!)
もし、あたしのほうに倒れこんでいたら、せっかく治りかけてたあたしの背骨も、大変なことになって二人とも入院だったよ(怒!)
こんなこともあるだろうから、ヘルパーさんに付添いを頼もうとあれほど言ってるでしょっっっ。
もう、あたしには無理っっっ

父は父で、怪我こそしなかったものの、手のひらとか相当痛かったし、相当ビビったのであろう、もともと小心な人である。
あっさりとヘルパーさんを頼むことを許可したというのだ。
まあ、こういうこともいちいちお役所頼みなので、ケアマネージャーさんに連絡して、
ケアマネさんから役所の担当者に連絡して、二人が家を訪問して、手続きの書類を作って、申請が許可されて・・・という流れになるので時間はかかるだろうが、とにかく、病院の付添いは今後ヘルパーさんにお願いできるようになると、うれしそうな母。
話の後半、ワタクシ、ずっと大声で笑いながら聞いていた。
怪我もしてないということだし、ホント良かったよね~
災い転じて福と成すとは、まさにこういうことだよね~
とーさん、すご~く痛くて、すご~くビビったんだね~

七転び八起きとか、二度あることは三度あるとかいう慣用句は、ふむふむ、まさに今がその時!と思うことはあったが
「災い転じて福となす」という事態は、あまり経験がなかった気がする。
今回の母の話を聞きながら「これが、災い転じて福と成す」ってことなのねっっっ!と実感できた。
相田みつを氏に、色紙に書いていただき父のベッドの枕元に飾っておきたいくらいである。
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