パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

自由~その2~

2012年06月01日 | 子供ネタ
6月1日(金)曇り

ワタクシは、『自分に優しく人に優しく』をモットーに生きている。
だが、時々ワタクシのなかにある「許せないもの」の地雷を踏まれると怒りが沸々と煮えたぎる。
今回の帰省の際、このワタクシの地雷を思いっきり踏んだものがいる。
甥っ子姪っ子だ。
大人げないと言うなかれ。
これでもずいぶんと怒りを抑え、歯を食いしばり、何とか乗り切ったのだ。
しかし!!!ここで暴露させていただこう。発散させていただこう。

ワタクシは基本的にしつけのなってないガキが嫌いだ。
いや、基本、子どもってのはじっとしてるのが嫌いだし、うるさいし、調子に乗るものだということも知っている。
だからといって、それを野放しにしているのがいやなのだ。
せめて、怒るポーズだけでも見せてほしい。
「子どもなんだから、走り回るのはしょうがないわよぉ~」と言っていいのは周りであって、親が言っちゃいかんと思っている。
親が厳しく叱って初めて、周りがその子をかばったりフォローしてあげて、逃げ道を作ってあげるのがワタクシの理想。
義母が亡くなったという連絡を受け、ワタクシ達家族と、東京在住の弟B家族は同じ便の飛行機で飛んだ。
久し振りに会う甥っ子は小学二年生に、姪っ子は5才になっていた。
飛行機の中での姪っ子の自由奔放ぶりに少しだけ引く。
離陸前に「お弁当を食べる」とごねはじめ(ほんの5分ほども待てんのかっ(怒))お弁当を食べる。
離陸してしばらくすると席を離れて自由に動き回る。
スカイマークは小さな飛行機で、ひとつの通路をはさんで3列3列の座席。
その通路をウロウロするから、客室乗務員やトイレへいく人の邪魔になる。
しかし、まだこれは序章だった。
お通夜や葬儀の法要の間もじっとしていない。
我が娘が、お世話係のようになって必死で捕まえては座らせたりと、苦労したらしい。
やっと法要が終わり、少し空気が緩むと・・・
子どもだけで勝手に焼香したり、『磬子』(というのか?読経の間で「ゴーン」と打ち鳴らすやつ)を勝手にガンガン打ち鳴らしたり。
ワタクシが近くにいたら飛んでいって、取り上げたり叱ったりするのだが
いかんせん長男の嫁ゆえ、子どもたちだけにかまってられない。
かわいそうに、我が娘は、へろへろになりながら子どもたちを世話していた。
そして、兄妹喧嘩になったりしては、妹が泣きわめく。
抱っこしてなだめて機嫌をとり、機嫌が直ったとたん娘の腹を蹴ったりしたそうだ。
なんという悪ガキっ!!!
喪服に鼻水をつけたりつばをつけたりと、やりたい放題。
ワタクシがムッとしたのは、弟Bや奥さんのYさんが、ホントに優し過ぎるところだ。
Yさん「言ってもきかないのよぉ~」と穏やかに言う。
ダメなことはダメと言ってこなかったら聞かないんじゃないのか???
たとえ泣こうがわめこうがぐずろうが、ダメなものはダメと教えるべきじゃないのか??
葬儀の時に、ちょうど姪っ子と同じ年の女の子がきていた。
娘曰く「○ちゃんと△君が法要中走り回ってても、その子はずっとじっと座ってるんだよ。
しつけのちがいだよね。
同じくらいの年の子が走り回ってたら、一緒になって走り回りたいだろうけど、
ママの隣にじっとすわってるんだよ。ホントおりこうさんだったよ。」
納骨の時にも、その女の子がきていた。
甥っ子姪っ子が、お墓周りの砂利を記念碑にぶっかけたりして遊びだす。
ワタクシが「ダメよっ!」と叱る。・・・聞かない。
その、おりこうさんの女の子も一緒に砂利で遊びだす。
そのママがやってきて「はーちゃん、だめよ。」・・・聞かない。
すると、そのママが「5、4、3・・・」とカウントを取りはじめ
さっとその女の子がいたずらをやめる。
見ていた娘が、おかしそうに「うちは10までのカウントだったよね。
従姉の○ちゃんママも10までだったよね。」
いろいろな場面で「きーーーっ」とか「くーーーっ」とか「信じられんっ!」と思ったが、ワタクシが言うと角が立つだろうとぐっとガマンする。
ママとパパがいない時には注意したり叱ったりしたが、
そこにママやパパがいて怒らないのに、おばちゃんがガミガミいうのも何だしなあとグッとこらえる。
しかし、姪っ子が焼香のところのマッチをいじりだした時はもうガマンできず
「まだ小さいんだからマッチとかライターとか触らせない方がいいよ。」
Yさん、おっとりと「そうですねえ~○ちゃん、だめよ。」・・・聞くわけがない。

それから、これは、考え方の違いだから、賛否わかれるだろうが、
ワタクシは、儀式は格式高くあってほしいと思う派。
よって、子どもがカジュアルに入り込むのを嫌う派。
お通夜にしろ葬儀にしろ、一度は親と一緒に焼香するのは良しとしても、
遊びのように焼香するのはいかがなものか。
そして、ワタクシが一番嫌な気がしたのは火葬場で、親族がお骨を骨壺に入れる儀式。
ワタクシ、この年で、初めて経験致しました。
長い木箸でお骨を拾って骨壺へ入れる。
近しい親族から順に入れるのだが、ここで目を疑ったのが、弟Bが甥っ子姪っ子にお骨を拾わせたこと。
可愛がってくれたおばあちゃんだから、という思いもわからないではない。
しかし、ただでさえ箸使いのおぼつかない子どもにお箸を持たせる神経がわからん。
ワタクシだったら、自分が箸を持ち、それに子どもの手を添えさせるくらいにしておく。
一巡した後、残りは順不同でお骨を入れていくことになったが、
遊び感覚になってる甥っ子姪っ子が箸を放さない。
ワタクシ的には、後ろにいる妹(義母からみると娘)に拾わせてあげたい。
箸を奪うようにして妹へ渡す。
小さい頃から、こういう儀式に参加させることによって、「死」とか「しきたり」とか
「作法」とかを身につけるべきよと考える人もいるかもしれない。
そういうことをしてこなかったから、あなたは「死」や「儀式」を必要以上にさけるんじゃないの?と言われればそうかもしれない。
しかし、ワタクシは、『死』は「厳かなもの」と思いたい。
そして、純粋に、ただ、義母の死を悼みたいのに、こういう雑多な感情を揺さぶられて
非常に不快だった。
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