パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

放送大学に入った訳

2009年04月19日 | 子供ネタ
4月19日(日)晴れ
今年4月に放送大学に入った。
ワタクシは短大卒である。
言い訳させてもらえば、当時バブルぶくぶく全盛期で、
女子は、四大より短大卒のほうが就職も有利だったのだ。
・・・とはいえ、ワタクシにとっては地元短大ではないので、全くもって意味ない事であったが・・・
この歳になってからではあるが、大学卒業資格を取得しようと思い立ったのである。
・・・いや、これはウソだな。
以前、ちょっとだけ子供の教育に携わった時、
ずっと違和感を感じていた。
もっとちゃんと「教育」について学んでから、携わるべきではないかと・・・
自信のなさからくる違和感なのではないかと・・・
・・・いや、これはもっと違うな、ウソだな。

私は、親として自信がなかったのである。
もともとネガティブなのであるが、娘の高校受験も
「落ちたらどうしよう」ということばかり考えていた。
もし、落ちた時、親としてちゃんと励まして前を向かせる事が出来るだろうか。
一緒になってグズグズ落ち込んでしまうのではないか。
子供が立ち直って気持ちを立て直しても、それすら再び押し倒すような言葉をかけてしまうのではないか。
そうならないためには、どうしたらいいだろう。
そうだ!何かあたらしいことを始めよう。
そうすれば、落ち込んだり悩んだりマイナス思考で突っ走ったりする事への歯止めになるのではないか。
仕事はどうか?
以前、働いてた頃の、家事との両立に苦労した事がよみがえる。
だめだめ!娘が落ちてイライラ、仕事に慣れるまでイライラ、部屋はどんどん汚くなり、
ご飯はどんどん手抜きになり・・・だめだ!傷心の娘にさらに辛く当たってしまいそう。
(・・・あくまでも私、落ちるという設定な訳ね・・・娘心の声)
では、何か習い事をはじめる?
英会話とか、お花とかお茶とか・・・
う~む。何かちょっと中途半端かなあ~
いっそ、がっつり勉強しようか。
娘が不本意な私立高に通う間、叱咤激励しながらともに勉強して、
一緒に大学を受けちゃおうか!
しかし何十年も勉強してないのに、家事の片手間の勉強で、受かる大学があるだろうか?
そんな時に、ふと見かけた放送大学の広告。
九州にいる頃から、なんとなく目にし耳にした事はあった。
これなら、入試はないし、家事との両立も可能であろう。
ここに編入したら、2年間の学費だけですむというのも無収入の身としては魅力。
思い立ってからは早かった。
母校から卒業証明書を取り寄せ、その他の書類やら写真やらを準備して願書を提出。
無事に入学許可の連絡がきて、3年生に編入できることになる。

4月になり、講義が始まり、テレビを見たりラジオ聴いたりしている。
心配した娘の受験も、無事終了し、見事にサクラが咲いた。
もともと娘が落ちた時用のことだったので、正直言うと「早まったことをしたかなあ」
しかし、少しでもお金がかかると、ケチな性分としては止めることは許されない。
何があるかわからないから、前期は5つしか取らなかったとはいえ
もう投げ出す訳にはいかない。
三回分の講義が終わった時点で、全然おもしろくない科目もあるが、
結構おもしろくてはまりそうな科目もある。
そして、このブログに公表した以上、二年、あるいは三年、あるいは四年かかっても
ちゃんと卒業することを誓いますっ!
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