2月11日(土)曇り
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健康診断の度に、血中脂質の値が悪く、かと言って何か対処するでもなくただ結果表を見つめてはため息をつく。
そうやって何年もやり過ごしてきた。
同じ食事を食べている夫はもう数年前から薬を飲み出している。
老母もコレステロール値を下げる薬を飲んでいる。
体質は遺伝するらしいから、ワタクシのこの数値は母譲りかあなんて呑気に思ったり。
昨年夏に市の健康診断を受けた。
結果が来た。
鹿児島市の結果票は、基準値外だった場合「*」が付けられているのだが、今回、中性脂肪の数値の前になんと**、二つ付いている。
基準値の最大値の2倍以上の数値を叩き出しているではないか、ワタクシ。
悪玉コレステロールにも*付いてるが、何より**のインパクトは少なからずショックを与えた。
どげんかせんといかん。
とは思ったが、言い訳のように、それほど暴飲暴食、贅沢な食事をしているわけでもないのに、なぜだ?
体質だからだ、遺伝だからだ、ということにした。
一月中旬に、東京の娘のところへ遊びに行った。
1週間滞在。
車はもちろん自転車もない。
ただただ歩く。
食事は、まあまあいつもよりは贅沢した気がする。
滞在二日目の朝、左肩が痛い。
寝違えたか?いや、そういう痛みではない。左肩から背中にかけての痛みだ。
枕が合わなかったか?いや、そういう繊細さは持ち合わせていない。
滞在中ずっと左肩の痛みが気になっていた上に、お笑いライブの後の不調。
ここで蘇るは高校の同級生だった男の子の話だ。
左肩が痛いと病院に行くも原因がわからず、湿布薬もらって貼ったりしてた。
年が明けて5日目くらいの朝、いつもの時間になっても起きてこないので奥さんが起こしにいったら冷たくなっていた。
もう十年ほど前の話だから、まだ50にもなってない頃だ。
暮れの同窓会で会ったばかりだった友人達のショックは相当なもので、東京在住のワタクシにもすぐ連絡が来たくらいだ。
ラグビー部だったガタイのいい男の子だっただけに信じられない気持ちだった。
そして、それ以来「左肩の痛みには要注意」が骨の髄まで叩き込まれている。
さらには検索を重ねた結果、歯が痛くなることもあるらしい。
そう言われると、奥歯が浮いたような違和感を覚える。
あゝ中性脂肪値の悪化に対処する事なく見ぬふりした報いか。
でも病気の神様にも五分の魂で(・・・)愛する娘と楽しい日々を過ごしてから天に召してやろうとお思いなのか。
東京での楽しい一週間を過ごした後、健康診断票を持って病院へ相談に行く。
血液検査やら尿検査やらしてもらう。
薬を飲む事を忌み嫌うワタクシだが、背に腹はかえられぬ。
まだワタクシは死にたくないのだ。
まだ何も成していないではないかっっっ
って、まだ何か成す気らしい。
結果が出たようで、診察室に呼ばれる。
Dr.「市の健康診断って厳し目に設定してあるからねえ。」
ん?即、薬を飲み始めましょうと言われると覚悟していたワタクシ、先生のパソコン画面の検査報告書を見る。
中性脂肪値はギリギリ、まさに許容範囲の数値の最大値と同じではあるが、範囲内って事よねえ。
総コレステロール値に至っては楽々範囲内。
悪玉善玉共に範囲内である。
先生曰く「一度薬飲み始めると、数値が下がったからってハイやめましょうというわけにいかないから、しばらく様子を見ていきましょう。」
ここでワタクシ、ぢつはかくかくしかじか左肩が痛くてと不安を打ち明ける。
「肩こりでしょう。」とバッサリ。
「放散痛は、糖尿病の患者さんとかには見られるけど、まあそういう痛みじゃないよ。」
そしてやんわりと「色々検索かけたい気持ちもわかるけど、僕はあまりオススメしないね。
占いと一緒で、どれにも当てはまる気がしてくるでしょ。」とおっしゃる。
はい、その通りです。
ワタクシの欲しい言葉を全ていただいて、元気はつらつになって帰宅するのであった。
そして思う事。
なぜにこれほど血中脂質の数値が良くなったか。
それは、ちょうど1週間前、めちゃめちゃ歩いたからだ。
コークオンというアプリでスタンプもらえるくらい歩いた。
せっかく数値が下がったのだからこれを維持せねば!歩こう!歩くのだ!と思っている。
健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する日本国民であるワタクシ。
健康のために歩く事を今年の目標の一つに制定いたしました。
今日の一枚は・・・
めっちゃ歩いた東京の思い出。大きな観覧車。
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健康診断の度に、血中脂質の値が悪く、かと言って何か対処するでもなくただ結果表を見つめてはため息をつく。
そうやって何年もやり過ごしてきた。
同じ食事を食べている夫はもう数年前から薬を飲み出している。
老母もコレステロール値を下げる薬を飲んでいる。
体質は遺伝するらしいから、ワタクシのこの数値は母譲りかあなんて呑気に思ったり。
昨年夏に市の健康診断を受けた。
結果が来た。
鹿児島市の結果票は、基準値外だった場合「*」が付けられているのだが、今回、中性脂肪の数値の前になんと**、二つ付いている。
基準値の最大値の2倍以上の数値を叩き出しているではないか、ワタクシ。
悪玉コレステロールにも*付いてるが、何より**のインパクトは少なからずショックを与えた。
どげんかせんといかん。
とは思ったが、言い訳のように、それほど暴飲暴食、贅沢な食事をしているわけでもないのに、なぜだ?
体質だからだ、遺伝だからだ、ということにした。
一月中旬に、東京の娘のところへ遊びに行った。
1週間滞在。
車はもちろん自転車もない。
ただただ歩く。
食事は、まあまあいつもよりは贅沢した気がする。
滞在二日目の朝、左肩が痛い。
寝違えたか?いや、そういう痛みではない。左肩から背中にかけての痛みだ。
枕が合わなかったか?いや、そういう繊細さは持ち合わせていない。
滞在中ずっと左肩の痛みが気になっていた上に、お笑いライブの後の不調。
ここで蘇るは高校の同級生だった男の子の話だ。
左肩が痛いと病院に行くも原因がわからず、湿布薬もらって貼ったりしてた。
年が明けて5日目くらいの朝、いつもの時間になっても起きてこないので奥さんが起こしにいったら冷たくなっていた。
もう十年ほど前の話だから、まだ50にもなってない頃だ。
暮れの同窓会で会ったばかりだった友人達のショックは相当なもので、東京在住のワタクシにもすぐ連絡が来たくらいだ。
ラグビー部だったガタイのいい男の子だっただけに信じられない気持ちだった。
そして、それ以来「左肩の痛みには要注意」が骨の髄まで叩き込まれている。
さらには検索を重ねた結果、歯が痛くなることもあるらしい。
そう言われると、奥歯が浮いたような違和感を覚える。
あゝ中性脂肪値の悪化に対処する事なく見ぬふりした報いか。
でも病気の神様にも五分の魂で(・・・)愛する娘と楽しい日々を過ごしてから天に召してやろうとお思いなのか。
東京での楽しい一週間を過ごした後、健康診断票を持って病院へ相談に行く。
血液検査やら尿検査やらしてもらう。
薬を飲む事を忌み嫌うワタクシだが、背に腹はかえられぬ。
まだワタクシは死にたくないのだ。
まだ何も成していないではないかっっっ
って、まだ何か成す気らしい。
結果が出たようで、診察室に呼ばれる。
Dr.「市の健康診断って厳し目に設定してあるからねえ。」
ん?即、薬を飲み始めましょうと言われると覚悟していたワタクシ、先生のパソコン画面の検査報告書を見る。
中性脂肪値はギリギリ、まさに許容範囲の数値の最大値と同じではあるが、範囲内って事よねえ。
総コレステロール値に至っては楽々範囲内。
悪玉善玉共に範囲内である。
先生曰く「一度薬飲み始めると、数値が下がったからってハイやめましょうというわけにいかないから、しばらく様子を見ていきましょう。」
ここでワタクシ、ぢつはかくかくしかじか左肩が痛くてと不安を打ち明ける。
「肩こりでしょう。」とバッサリ。
「放散痛は、糖尿病の患者さんとかには見られるけど、まあそういう痛みじゃないよ。」
そしてやんわりと「色々検索かけたい気持ちもわかるけど、僕はあまりオススメしないね。
占いと一緒で、どれにも当てはまる気がしてくるでしょ。」とおっしゃる。
はい、その通りです。
ワタクシの欲しい言葉を全ていただいて、元気はつらつになって帰宅するのであった。
そして思う事。
なぜにこれほど血中脂質の数値が良くなったか。
それは、ちょうど1週間前、めちゃめちゃ歩いたからだ。
コークオンというアプリでスタンプもらえるくらい歩いた。
せっかく数値が下がったのだからこれを維持せねば!歩こう!歩くのだ!と思っている。
健康で文化的な最低限の生活を営む権利を有する日本国民であるワタクシ。
健康のために歩く事を今年の目標の一つに制定いたしました。
今日の一枚は・・・
めっちゃ歩いた東京の思い出。大きな観覧車。
ことり
>長いお付き合いにしたいと思っています。
のお言葉にジンときてます。
病気たれなワタクシですので、いろいろなドクターを見てきました。
おふだを書いて毎日拝みたくなるような先生もおられましたし、サラリーマンかっ!と罵り陰で「リーマンドクター」とあだ名を付けた先生もいます。
あまりコネを良しとしないワタクシですがあまりに腹が立ってツテを伝って上から注意してもらったクソドクターも(・・・まあ、あちらから見ればワタクシがクソ患者になるのでしょうが)
職業に貴賎なしと言いますが、ワタクシはお医者様と「様」を付けられる職業は尊いと思っております。だからがっかりさせてほしくないなあと思うのです。