9月11日(木)雨
先週の土曜日早朝、我が娘旅立つ。
青春18きっぷを使って、西のほうへ行くとのこと。
テーマは『ミニシアター』のようだ。
好きだね~映画。
名古屋→京都→兵庫→大阪→広島を、4泊5日でまわると言う。
バイト先(映画館)の人から関西方面で美味しいお店やらを教えてもらったらしいが、その中に「お好み焼き屋さん」があり
娘「一人でお好み焼き屋には入りづらいなあ~」と言ったら「えっ!!一人旅なの?」と驚かれたらしい・・・
ったく、誰に似たのか、一匹狼。
メトロの始発電車に乗り、何だか変なことしてJRに乗り換えるという。
え?品川行くのになんで新宿?
母ですら、その行程はおかしいと思うよ、品川は下だよ(だから、上とか下とか言うのはやめなさい)
娘曰くなるべく交通費を浮かすためだという。
乗り換え回数も少ないし「いいの!いいの!」と出かけていった。
後から夫に「何か変だよね~」というと夫が「そもそも東海道線なら東京駅だろ。」
ったく、誰に似たのか。
「とにかく泊まるとこだけは確保してから出かけなさい。
旅慣れてるわけじゃないんだから。なるべく駅近くで!」と口酸っぱく言い、予約させる。
彼女の、宿泊の予算は5000円以下。
ネットで検索している後ろから覗き込むに・・・
なかなか厳しい予算なので、上がってくるのは外国人向けゲストハウス。
男女同室ってのもある。
知らない人と同室ってのも抵抗があるのにさらにそれが外国人だったら・・・
想像して即却下する娘・・・
カプセルホテルもよく登場するが、狭さに悲鳴をあげる。
ええ、そういうとこは母に似たのでしょう。
あなたもMRIはきっと苦手なはず。
出かける前日くらいだったか娘が「しまった!おばあちゃんに連絡すれば良かった。
そしたらお餞別くれたかもしれなかったのに。」
腹黒い孫・・・
母「だめだめ!おばあちゃんには内緒にしなさい。
一人旅だなんて聞いたらおばあちゃん心配で心配で卒倒しちゃうわよ。
ましてやおじいちゃんの耳にでも入ったら大変なことになるから、無事に帰ってきてから報告してちょうだい。」
娘「じゃあ旅の途中で絵はがきでも送ることにしよう~っと。」
せっかくの一人旅なのに、青春の悲哀を、人生を考える旅なのに、あまり手出し口出ししてはならんと、母は密かに誓うのであるが
やはり、ものすごーーーーーく心配で、ものすごーーーーーく気になって・・・
時々、何の気なしにという風を装ってラインを送ったりする。
はいはい、わかってます、こういうところはじーさんにそっくりです。
ばあさんはばあさんで、やはり何かを察したか、実家の母から電話がくる。
「○にメールしても電話しても通じないんだけど、何やってるの?今、あの子はどこにいるの?」
おばあちゃんには絶対に内緒にしなさいと釘を刺された娘、どうしたもんか悩んだ挙げ句、居留守を使ってるのだな。
思わずおかしくなり、ぢつはね・・・と話す。
一人旅と聞き、案の定驚き心配するが、明日には帰ってくるよというと何とか落ち着きを取り戻すおばあちゃん。
でも、じーさんには内緒にしときましょう。
結構頻繁に送ってくれるラインでの旅情報と、帰ってきてからの写真スライドショーによると・・・
初日は名古屋のミニシアターで映画を見て、味噌カツ食べて、京都入り。
翌日は京都の、廃校になった小学校を利用した映画館に行ったりしてから神戸入り。
バイト先の方で、今年神戸に転勤になった方に夕ご飯はごちそうになり、大阪の映画館事情を教えてもらったりした模様。
三日目は、大阪の映画館をまわったりした後、広島入り。ここでハトコのFちゃんと合流。
四日目はFちゃんと広島観光やら映画鑑賞。夜三ノ宮入り。
最終日はお昼頃「今から東京へ向かいます」・・・・・そして10時間後・・・
家族3人のラインに「新宿に向かいます」とあり、早々に夫から「え?新宿?東京じゃなくて?」と突っ込まれ、
帰りは無事に最短のコースで帰ってこられました・・・
お帰りぃ~~~
楽しい旅で何よりだったね。
母も旅に出たくなったよ。
さすがに腰が痛そうなので鈍行列車の旅はイヤだけど、駅弁食べて、車窓から富士山を見て(西に行きたいんですね)
味噌カツか櫃まぶし食べて(名古屋で途中下車ですか)
京都の、昔住んでた辺りとか、嵐山辺りとか散策して(・・・京都は必須なんですね)
広島でマツダスタジアムに行って堂林君グッズを買って(って、結局コースは娘の真似っこすか?)
ワタクシにそっくりだと思っていた我が娘だが、度胸とか実行力、方向感覚は似なかったのねえ。
特に方向感覚は、自分でも驚くほど研ぎすまされてたとのこと。
また、冬休みにも「青春18きっぷ」で旅をするつもりだという。
その前に、家族で「尾道」に行こうよという。
今回の行程で、唯一予定変更して、行けなかったのだと言う。
「大林宣彦監督」好きな夫に言ったら、そりゃもう、ものすごい緻密なスケジュールを立ててくれそうだわね。
少しは休むのかしらと思ったら、これまた「気ぃ遣い」な性格は母譲り。
「一週間休んじゃったからね。」と、翌日からバイトに精出しておられます。
そして、今日は、インターンシップ。
明日は朝番のバイト。
そうね、遊んだら働く。働いたら遊ぶ。
母も尾道の旅に向けて頑張って働くよ。
今日の1枚は、京都の老舗カフェソワレのゼリーポンチ。
このハガキでおばあちゃんに旅のご報告。
先週の土曜日早朝、我が娘旅立つ。
青春18きっぷを使って、西のほうへ行くとのこと。
テーマは『ミニシアター』のようだ。
好きだね~映画。
名古屋→京都→兵庫→大阪→広島を、4泊5日でまわると言う。
バイト先(映画館)の人から関西方面で美味しいお店やらを教えてもらったらしいが、その中に「お好み焼き屋さん」があり
娘「一人でお好み焼き屋には入りづらいなあ~」と言ったら「えっ!!一人旅なの?」と驚かれたらしい・・・
ったく、誰に似たのか、一匹狼。
メトロの始発電車に乗り、何だか変なことしてJRに乗り換えるという。
え?品川行くのになんで新宿?
母ですら、その行程はおかしいと思うよ、品川は下だよ(だから、上とか下とか言うのはやめなさい)
娘曰くなるべく交通費を浮かすためだという。
乗り換え回数も少ないし「いいの!いいの!」と出かけていった。
後から夫に「何か変だよね~」というと夫が「そもそも東海道線なら東京駅だろ。」
ったく、誰に似たのか。
「とにかく泊まるとこだけは確保してから出かけなさい。
旅慣れてるわけじゃないんだから。なるべく駅近くで!」と口酸っぱく言い、予約させる。
彼女の、宿泊の予算は5000円以下。
ネットで検索している後ろから覗き込むに・・・
なかなか厳しい予算なので、上がってくるのは外国人向けゲストハウス。
男女同室ってのもある。
知らない人と同室ってのも抵抗があるのにさらにそれが外国人だったら・・・
想像して即却下する娘・・・
カプセルホテルもよく登場するが、狭さに悲鳴をあげる。
ええ、そういうとこは母に似たのでしょう。
あなたもMRIはきっと苦手なはず。
出かける前日くらいだったか娘が「しまった!おばあちゃんに連絡すれば良かった。
そしたらお餞別くれたかもしれなかったのに。」
腹黒い孫・・・
母「だめだめ!おばあちゃんには内緒にしなさい。
一人旅だなんて聞いたらおばあちゃん心配で心配で卒倒しちゃうわよ。
ましてやおじいちゃんの耳にでも入ったら大変なことになるから、無事に帰ってきてから報告してちょうだい。」
娘「じゃあ旅の途中で絵はがきでも送ることにしよう~っと。」
せっかくの一人旅なのに、青春の悲哀を、人生を考える旅なのに、あまり手出し口出ししてはならんと、母は密かに誓うのであるが
やはり、ものすごーーーーーく心配で、ものすごーーーーーく気になって・・・
時々、何の気なしにという風を装ってラインを送ったりする。
はいはい、わかってます、こういうところはじーさんにそっくりです。
ばあさんはばあさんで、やはり何かを察したか、実家の母から電話がくる。
「○にメールしても電話しても通じないんだけど、何やってるの?今、あの子はどこにいるの?」
おばあちゃんには絶対に内緒にしなさいと釘を刺された娘、どうしたもんか悩んだ挙げ句、居留守を使ってるのだな。
思わずおかしくなり、ぢつはね・・・と話す。
一人旅と聞き、案の定驚き心配するが、明日には帰ってくるよというと何とか落ち着きを取り戻すおばあちゃん。
でも、じーさんには内緒にしときましょう。
結構頻繁に送ってくれるラインでの旅情報と、帰ってきてからの写真スライドショーによると・・・
初日は名古屋のミニシアターで映画を見て、味噌カツ食べて、京都入り。
翌日は京都の、廃校になった小学校を利用した映画館に行ったりしてから神戸入り。
バイト先の方で、今年神戸に転勤になった方に夕ご飯はごちそうになり、大阪の映画館事情を教えてもらったりした模様。
三日目は、大阪の映画館をまわったりした後、広島入り。ここでハトコのFちゃんと合流。
四日目はFちゃんと広島観光やら映画鑑賞。夜三ノ宮入り。
最終日はお昼頃「今から東京へ向かいます」・・・・・そして10時間後・・・
家族3人のラインに「新宿に向かいます」とあり、早々に夫から「え?新宿?東京じゃなくて?」と突っ込まれ、
帰りは無事に最短のコースで帰ってこられました・・・
お帰りぃ~~~
楽しい旅で何よりだったね。
母も旅に出たくなったよ。
さすがに腰が痛そうなので鈍行列車の旅はイヤだけど、駅弁食べて、車窓から富士山を見て(西に行きたいんですね)
味噌カツか櫃まぶし食べて(名古屋で途中下車ですか)
京都の、昔住んでた辺りとか、嵐山辺りとか散策して(・・・京都は必須なんですね)
広島でマツダスタジアムに行って堂林君グッズを買って(って、結局コースは娘の真似っこすか?)
ワタクシにそっくりだと思っていた我が娘だが、度胸とか実行力、方向感覚は似なかったのねえ。
特に方向感覚は、自分でも驚くほど研ぎすまされてたとのこと。
また、冬休みにも「青春18きっぷ」で旅をするつもりだという。
その前に、家族で「尾道」に行こうよという。
今回の行程で、唯一予定変更して、行けなかったのだと言う。
「大林宣彦監督」好きな夫に言ったら、そりゃもう、ものすごい緻密なスケジュールを立ててくれそうだわね。
少しは休むのかしらと思ったら、これまた「気ぃ遣い」な性格は母譲り。
「一週間休んじゃったからね。」と、翌日からバイトに精出しておられます。
そして、今日は、インターンシップ。
明日は朝番のバイト。
そうね、遊んだら働く。働いたら遊ぶ。
母も尾道の旅に向けて頑張って働くよ。
今日の1枚は、京都の老舗カフェソワレのゼリーポンチ。
このハガキでおばあちゃんに旅のご報告。