パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

対策

2020年08月04日 | 衣・食・住
8月4日(火)晴れ

夫の退職に伴い九州へ引き上げるという話は、昨日今日決まった事ではなく、15年前にワタクシ達が上京した時から決まっていた事だ。
しかし、このコロナ禍。
いくら待っても収束は見えない。
冬になればもっと悪化するのではないか。
じゃあ、もう今動いた方がいいという判断で、今月末の引越しに向けて動き出した途端、東京都の感染者数が400人越えしたりして、頭抱えている。
これまでは、九州の老母が言うことにいちいちムカついていた。
例えば・・・「娘さんたちが帰ってきたら2週間は出歩かず、もちろんあなたも出てきちゃダメよ」と言われたとか
ちょっとした検査に引っかかって精密検査を受けなきゃならないとなった時に「じゃあもうすぐ東京から娘が帰ってくるから付き添ってもらう」と言ったらドクターが声を荒げて「東京から帰ってきてもらわなくていいから!帰ってこさせないで!」と言ったとか。
老母としては、「お盆の帰省とか、旅行で帰ってくるわけじゃない」という気持ちで言っただけなのに、そりゃもう皆さんエライ剣幕らしい。
追い打ちかけるように、我が故郷でクラスター発生し、運悪くそのクラスターの発生源の方が同じ町内だったということでなおさらピリピリ度が高まってきた。
ワタクシ的には少々不謹慎ながら「少し感染者がいた方が帰りやすいわ」なんて思ったりもしていた。

が、いざ、帰る日程が決まり、現実味を帯びてくると、ジワジワと怖くなる。
そしてこの倍増する東京の感染者数。
無症状の人達があちらこちらにいると思うと怖いし、もしかするとワタクシ自身が感染してるかもしれない。
80超えてる老母に感染させてしまったら、そして亡くなったら、ワタクシは悔やんでも悔やみきれない。
そう考え出すと恐ろしくて恐ろしくて、夜中に目が覚めて、眠れなくなってしまった。

コロナが収束したら、このナーバス過ぎた自分を笑えばいい。
今は、とにかく「李下に冠を正さず」だ。
へ?ちょっと引用がズレてない?
ええ、ワタクシ、やっぱり自分が一番可愛いのだ。
老母の事ももちろん心配だし、感染して欲しくないし、感染させたくない。
でも、それ以上に、自分の身の潔白の方が大事。
もし運悪く母が感染した時に、「ああ、帰ってくる1週間前に送別会の行き帰りで電車に乗ったからかもしれない」とか
「ああ、10人くらいの飲み会で大勢でワイワイ喋ったからかもしれない。」と悔いたくない。
自分からお願いして参加希望していたイベントも、キャンセルした。

実家の老母にも引越しの予定を連絡する。
そして、親戚かお友達のおうちに2週間滞在できないかなあと聞いてみる。
夫の実家にワタクシ達夫婦が二週間滞在する案も考えたが、なんせワタクシ以上にナーバスで繊細な「イチ」がいる。
飛行機というものに乗せた後、落ち着く間も無く行ったり来たりの落ち着かない生活をさせるのは老猫には過酷過ぎる。
色々画策していたら、母からまた連絡がきて、実家から少し離れたところにある親戚の持ち家(空き家)を2週間借りる話がついたという。
ひと安心だ。
だいぶ気持ちが落ち着いてくる。

あとの悩みのタネは、夫の友人達との送別会だけだ。
引越しの2週間前までの日付に変えてもらえないかと夫に何度も要請してみるが、夫はなぜか動かない。
そもそもワタクシほどの危機感を持っていないので、ものすごい温度差を、双方がひしひしと感じている。
今回ばかりは、ワタクシが参加しなきゃいいのよねという問題ではない。
夫にも感染してもらっちゃ困るのだ。
彼はインフルエンザにも罹った事がない。いや、罹っても気づかない強靭な肉体と精神力の持ち主だ。
もし、罹ったとしてもおそらく無症状で、当然ワタクシに感染する。
ワタクシは持病持ちだし、元々軟弱な体質だ。重症化する。
とはいえ、それが九州に帰る前ならいいのだ。
症状が出ないうちに飛行機で撒き散らし、その他の交通機関で撒き散らし、とどめに老母に感染すという最悪のシナリオに震える。

夫の脳内にはおそらく「取り越し苦労」とか「心配性なヤツ」とか「ネガティブ」という言葉が渦巻いているだろう。
ポジティブな彼がいうには、「引っ越して1週間は家にこもって荷ほどきなんかをして過ごすのはいい。
でも、さらにもう1週間、こもって鬱鬱と家の中にいるなんて考えられない。無理だ!」
彼曰く、密な空間に行かなきゃいいんだろ?距離を取って出かけても「nさんが外に出てた!」なんて言われるのこそ風評被害だ。

ワタクシは、やり過ぎるほどやって、自粛をアピールして、初めて世間は(田舎の人は)
「お母さんを隔離して、自分たちも家から出ない自粛期間を設けて。大変だったわね〜そこまでしなくても良かったのにぃ〜」ということになるのだ。
こちら側が、「感染なんてしてませんよ〜東京は人口が多いんですから〜人数だけ見て恐れられてもねえ。
ちゃんと感染対策して過ごしてきましたし、周りにも感染者はいなかったし。
外に出る時は、マスクもして、ソーシャルディスタンス気をつけてますから大丈夫です!」なんて言っても不信感しかないのだ。
「八王子」のナンバープレートの車を見かけただけで「あのドラッグストアには近づかない方がいい」なんて言ってるくらいなんだから!
東京土産のお菓子も気持ち悪いから捨てちゃおうかというくらいなんだから!

そういう討論激論交わし、夫、捨て台詞のように「わかったよっ(怒)メールすればいいんだろっ!」と寝室へ行ったのが昨夜の話。
今朝起きてきて「送別会は中止になりました。」
ご連絡ありがとうございました。

今日の一枚は・・・
夫婦で討論しているとミャーミャー仲裁に入るイチ。
『子はかすがい』とはよく言ったものよ。
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昨日のイチ

2020年08月03日 | Weblog
8月3日(月)晴れ

今朝、起きると・・・なんで筋肉痛なんだ???
はっ!12階から外階段で降りたからだっ!

我が家の愛猫イチさん。
当年とって15歳。
昨年から、時々変な咳をするのが気になっている。
ちょうど一年前に病院へ連れて行ってレントゲンを撮ってもらい、大きな異常は見られなかったので安心していたのだが、
時々思い出したような空咳は続き、さらに最近は鼻が詰まったようなスピスピという音が聞こえてきたりして気になっていた。
さらには、引越し日も決まり、この老猫を飛行機に乗せるという試練も迫ってくると、夜中に聞こえるイチの咳が、何か大きな病のサインじゃないのかと不安になる。
昨年のレントゲンや診察で18986円という診察費を受付で聞いた時、膝から崩れそうになるのを必死でこらえた記憶がよみがえる。
基本、我が家は自然治癒力を信じておるのだ。頑張れイチ!
と思いつつも、いや、もし飛行機で何かあった時に一生後悔することになるという思いの方が強くなり、昨日、動物病院の予約を入れる。
ちょうど、今後のことで打ち合わせに娘夫婦が来たので車を出してもらえたのだが、その車までが大騒ぎ。
「キャリー=病院」が刷り込まれているイチさん、キャリー見た瞬間逃げ始める。
なんとか捕まえて、抱っこのまま下に連れて行こうと思い、大声で鳴き叫ぶイチをなだめすかしながら外階段で降りる。
大人4人で向かうも、今のご時世、病院内に入れるのは一人とのことで、ワタクシがイチと入っていき、彼らはイオンへ。
先生と話しながら頭部のレントゲンだけ撮ってもらおうと思うも、いざ飛行機の相談をしたりするうちに、あれもこれも心配になる過保護ママ。
やはり、全身のレントゲンもお願いします。
血液検査も。尿検査も。
先生(若い女医さん)が、大体の金額を言いましょうかと、レントゲンが14000円、◯が5000円、△が9000円・・・
と、金額を教えてくれる。
が、悲しいかな算数脳が弱いワタクシ、足し算が追いつかず。
大体3万くらいかなあと思いながら、「よろしくお願いします」

検査中もイチのでかい鳴き声が響き渡る。
めっちゃ元気じゃん!
検査結果が出るまで預かりましょうかと言われるも、イチのストレスたるや相当なものだろうと思い、結果はまた後ほど聞きにきますと、イチは連れ帰る。

夕方、結果を聞きに行く。
検査結果表を見るに、ワタクシの健康診断の結果票よりも優秀。
ホッとする。
そして、受付で「47982円です。」
喉の奥で変な声が出そうになるのを抑えて「ペイペイでお願いします」
すると、今、paypayはキャンペーン中らしく、当選のファンファーレのようなのが待合室に鳴り響く。
受付嬢「え?え?なんですか?」
n「なんか、当たったみたいです。」
4等で2%戻ってくるらしいが、47982円のうち959円戻ってきても腹の足しにはならん。

しかし、これは、ワタクシの精神安定に効く薬代だったと思う。
誰よりもワタクシが引越しとかコロナとかいろんなことにナーバスになっているのだ。
色々なことを考えて、夜中に目が覚め、朝焼けで空が真っ赤になるまで眠れなかったりする。
このままではワタクシの精神がおかしくなる。
この際、いろんなとこで不義理をするが、これはコロナが収束したら倍返しだっ!!!(←使い方、間違っている)
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靴ひもクリップ

2020年08月02日 | 当選品&モニター&おタメし
8月2日(日)晴れ

我が心のアマン、モラタメさんから「君、スニーカーの紐、解けそうになったりしないかい?」と紹介してもらいました。
靴ひもクリップ(sorenar)
さすが!ワタクシのこと、電信柱の陰から見ているんじゃないの?
ワタクシ、雑な性格が災いして、スニーカーの紐が解けたまま自転車漕いでたら、紐が全部車輪に巻きついて転びそうになったことがあります。
これ、まぢで危険です。
高校生の頃、自転車通学していたワタクシですから転ばずになんとか持ちこたえてからスニーカー脱いで車輪を逆に回しながら紐を外しましたが、素人さんには無理です。
お気をつけください。
あ、それから、傘を自転車のハンドル部分に掛けて漕いでいると前輪に巻き込んで急停車します。
これもなかなか危険です。

あぶないあぶない。このまま高校のチャリ通学の思い出話が続きそうです。
それはまた日を改めるとして・・・
初めてこちらのクリップを見た時、白かあ〜ちょっと目立たないか?と思いました。
はっ!グレーのマニキュア塗ればいいじゃん!と思い立ち・・・
残念ながら、マツコ色のネイルは常備していなかったので、緑、黄色、ピンクなどを塗ってみました。

一気に可愛くなった〜〜〜
ネイル得意な人は、絵を描いたりラメやラインストーンなど駆使すればもっと可愛いアクセントなると思いません?
それでもって、靴ひものほどけも防止できるんですよっっ(←いやいや、それが本来の目的)
おしゃれ女子にもいいけど、子どもの靴に重宝しそう。
ほどけた靴ひもを踏んで転ぶって、幼児あるあるだし、小学生にもあるあるだし、下手すりゃ多感な中学生くらいにも起こりうる悲劇だったりする。
これまぢオススメです!

控えめなワタクシは、深緑のクリップにしてみました。どう?決して邪魔にもならないし悪目立ちもしないでしょ。
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つづきのつづき(魔女の宅急便)

2020年08月01日 | ボランティア
8月1日(土)晴れ

音訳ボランティアで朗読している「魔女の宅急便第6巻 それぞれの旅立ち」
初版本に、誤植が二ヶ所、文章差し替え部分が一ヶ所発覚。
図書館の担当N川さんも初版本と新版本との違いに驚いてた。
そしてこれをどう読むか。どこに、どんな風に「音訳者注」を入れ込むかを都立図書館や他の図書館に聞いてから連絡しますということになった。←1回目の電話。

都立図書館は誤植だろうがなんだろが、原文ママ読むと聞き、N川さんは怖い音訳ボランティアのおばちゃん(←n)がまくしたてた事を都立図書館の担当者に切々と訴えたようだ。
が、都立図書館側は「うちはそのまま読みます。もし音訳者注を入れたいなら、その誤植の場所で入れたら?」と軽くいなされたようだ。
その説明を聞きながら、ワタクシ、少しイラっとする。
もう少しで、よくいる「あなたじゃ話にならないわ。上司を出してちょうだい」と言うクレーマーになりそうだ。
おちつけ、あたし!
n「N川さんはどう思われます?」
N川さん「昨日は、nさんとお話ししながら音訳者注を入れることを考えていましたが、都立図書館の話を聞いたらそのまま読むべきなのかなあと思ったり・・・でも児童書だし、、、」
と彼女自身ぶれぶれである。
n「都立図書館としては原文ママ読むと決まっているとのことですが、我が区の図書館としてはどうされるかと言うことですよね。
図書館からご依頼の件ですから、図書館のご指示に従います。
そのまま原文ママ、読みますか?音訳者注を入れますか?」
N川さん「もう一日、時間をください。ほかの部署の課長にも相談したり、調べたりします。」←2回目の電話

そして今日、3回目の電話。
N川さん「課長にも相談いたしまして、やはり都立図書館と同じにしようということになりました。」
図書館からはおそらく原文ママ読んでくれと言う返事だろうなと思っていたので、「そうですよね〜」と引き下がる。
1回目の電話で意気投合したような感があったN川さんとしては申し訳なさやら色々あるのだろう。
「図書館としてはこういう形でしか対応できないので、福音館書店へももう一度状況を説明したいと思います。」

ぢつは、ワタクシも、それは考えていた。
おそらく、このまま読むことになるだろう。
図書館も、音訳者も、勝手に文章を変えることはできない(たとえ誤植であろうとも)
しかし、読む子ども達は、初版本だの新版本だの関係なく読むわけで、たまたま初版本を借りた子は可哀想だなあと思う。
これは、唯一訂正を入れられる福音館書店が、せめて図書館に置いてある蔵書の初版本には訂正文なり、訂正シールなりを貼るようなことをしていただきたい。
と言うようなお手紙(こういうのをクレーマーというのだろうか)を送ってやるっっ!と、昨夜寝ながら鼻息荒く思っていたのだ。
でも、一介の読者からの手紙なんてなんの効力もないだろうから、図書館の方からなんらかのアクションを起こしていただければワタクシ、ゴネた甲斐があるというものです。

今日の一枚は・・・
なんとなく、物語の中の「クスリグサの畑へ続く道」っぽいのでチョイスしてみた。
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